ニューヨークにおいては公共の屋内施設を利用する際にワクチンパスポートの提示が義務化されました。日本のワクチン接種証明書の有効性についてまとめています。
ニューヨークにおけるワクチンパスポート
ニューヨークにおいて、9月13日からレストランや屋内娯楽施設を利用する際にワクチンパスポートの提示が義務化されました。提示が必須となったのは12歳以上です。
対象となるワクチンは、FDAまたはWHOにおいて緊急使用が承認された新型コロナウイルスワクチンで、具体的にはファイザー・モデルナ・アストラゼネカ・ジョンション&ジョンソンなどです。
米国外で発行された公的な接種記録を使用する場合は、上記の対象ワクチンを接種済みであることを証明する書類が必要で、さらに以下の情報が記載されている必要があります。
- 氏名
- 生年月日
- ワクチンの名称
- 接種日
- 接種場所または接種した人の名前
ニューヨークにおける日本の接種証明書の有効性
日本で接種されているワクチンは、ファイザーかモデルナのものなので、ニューヨークにおける証明書提示の対象となっているワクチンです。また、日本の接種証明書の記載内容はニューヨークで必要とされている内容が網羅されています。
ただし、日本の接種証明書は使えないなどと言う話も聞いたりするので心配なところではあります。
在ニューヨーク日本国総領事館によると、NYC Mayor’s office for international affairsに確認した結果、「日本の証明書は有効であり,証明書の提示を歓迎する,ただし証明書の受入れについての最終的な判断は事業主(施設側)にあり,NY市はこれを指導する立場にない」との回答があったそうです。
つまりはNY市としては日本のワクチン証明書は有効だと考えているけれど、最終判断は利用施設に委ねるということです。実際利用施設で無効だと言われてしまうことも多いようです。そのような場合には上記のNY市の見解を伝えるよう書かれています。それでも無効だと言われてしまう可能性もありますが。。。
2021年9月現在、ニューヨークでは接種証明書の提示は求められていませんが、上記のような理由もあって申請は通り、問題なく接種証明書を入手することはできました。
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