9歳で英検準2級と2級を受検し、今回準1級にチャレンジしました。今回は初めての本会場での受験でした。
【アメリカ】娘の英語力
娘は、2nd gradeと3rd gradeの2年間をアメリカで過ごしました。アメリカでの英語力の変化についてはこちらに書いています。
2年間でWriting、Listening、Readingはネイティブの同学年の子と遜色ないレベルに、Speakingはネイティブの子には及びませんが近いレベルになりました。
【帰国後】英検準二級、二級の受検
日本に帰国後、はじめに英検準二級を受検しました。その時の様子についてはこちらに書いています。
また、その後2級も受検しました。その時の様子についてはこちらに書いています。
英検とは関係なく英語力を落とさないために日常的にしているのは、動画の英語での視聴、英語スクール、自宅での英語読解の3つです。読解については、2級まではアメリカで購入した以下のテキストを使っています。
物語、エッセイ、専門的話題など様々なトピックが含まれており、文章も短く毎日読むのに重宝しています。ただし、問題がとても簡単なので、私が追加で問題を作るようにしています。
【英検】準一級を受検
英検準一級
英検準一級の英語レベルは大学中級程度です。準一級の過去問を見たところ、娘が3rd grade(8歳)の時にアメリカの公立小学校で受けた州統一テストの内容に比べると、単語のレベルがかなり高く、文章の長さも長い印象でした。準二級と二級の間にあるレベル差に比べて、二級と準一級の間にあるレベル差の方がかなり大きいように感じました。
英検受検に向けての準備
会場
二級までは本会場と準会場を選択できましたが、準一級からは本会場のみでの受検となります。
本会場と準会場の違いとしてまず挙げられるのは、本会場の方が検定料が高いということです。もちろん親にとって検定料は大きい違いなのですが、それ以上に子供にとって影響のある大きな違いは、受検会場の部屋の広さと当日の拘束時間の長さです。
準会場は地域の公文や英会話教室などが実施していることが多く、少人数の会場で行われることが多いようです。また、本会場は準会場に比べて人数が多い関係で1時間半ほど拘束時間が長くなります。子供の年齢が低い場合、受検会場がアットホームで拘束時間が短い準会場が安心かと思いますが、準一級は本会場のみとなるので、今回初めて本会場での受検をしました。
準一級受検に向けての学習
準一級受検への準備としては、普段している英語学習を続ける以外に、英検対策の本を1冊解きました。
二級までとは異なり、準一級はアメリカの3rd Gradeレベルの英単語では対応できないものが多く含まれています。また、文章も長く、トピックも子供には馴染みがないものが出るため、対策が必要だと思い、でる順合格問題集を使いました。
さらに、普段使用している英語のテキストに比べて文章の内容が難しく感じたので、インターネットで海外のエッセイを読み、それに対する問題を作って解くということもしました。
受験当日
一次試験
今回の本会場は大学でした。回答シートの情報記載欄の記入は親が同席できるので、一緒に教室まで行き記入しましたが、やはり今までより部屋が広かったです。高校生や大学生くらいの子が多く、娘と同じくらいの年齢の子も5人ほどいました。
部屋が広いことで、窓際は暑く廊下側は寒いといったように、場所によって気温が違い室温の管理が難しそうでした。娘は重ね着をしていたので調整できましたが、服装も注意が必要だと感じました。
準会場で受検した時は拘束時間が短かったので、到着してからトイレに行っておけば問題なかったのですが、本会場は待機時間が長いので、本人に何時ごろになったらトイレに行っておくように伝えて、私は外へ出ました。
試験内容は今までより難しかったようですが、会場が本会場になったことによる不都合などは特になかったようで安心しました。
結果
合格発表はオンラインで見ることができます。今までは結果の公開時間後すぐはサーバーが混み合ってつながるまでに時間がかかったのですが、準一級は受検者数が比較的少ないからか、合格発表の時間帯が早かったからか、すんなりとつながりました。
準一級の合格基準点は2250点中の1792点ですが、娘の点数は1714点で、残念ながら不合格でした。単語が難しかったことと、小学生が故に記述問題の解答が稚拙になったことが要因と考えられました。
あと少しで合格に届きそうなので、再チャレンジしたいところだったのですが、中学受験を考えており塾が忙しく時間が割けないので、残念ながら英検は今回で一度お休みしようということになりました。また時間ができて本人がやる気になったらぜひ頑張ってほしいなと思います。




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