茨城県石岡市にある常陸風土記の丘は、文化史跡や名所旧跡などが多く残る石岡市の歴史を感じることができる公園です。大型遊具や展望台がある広場や川辺の公園など無料で楽しめるものから、有料ですが昔の民家や遺跡を見ることができるエリアまで充実しています。四季折々の草花を楽しみながらのんびり過ごしてはいかがでしょうか。
基本情報
場所
茨城県石岡市染谷1646
駐車場
137台分の無料駐車場があります。4月頃に行われるさくらまつり期間中は普通車500円と有料になります。
営業時間・休園日
終日解放されていますが、有料エリアの営業時間は以下になります。
3〜10月:9〜17時
11〜2月:9〜16時
月曜日・年末年始(12月28日〜1月2日)はお休みになります。
料金
基本無料ですが、一部有料エリアがあります。有料エリアの料金は、大人(16歳以上)310円、子ども(6〜15歳)150円です。
園内の様子
駐車場
平日に来た時はほとんど誰もいなくて空いていましたが、今回はさくらまつり開催期間ということもあり、駐車場に入るのに若干待ちました。
無料エリア
ちょうど桜が満開でとても綺麗でした。橋の下の川岸も散策できるようになっています。10月には一面コスモスが広がります。
桜だけでなく様々な草花があってとてもゆったりとした雰囲気です。
奥の方まで進むとふれあい広場があります。大型複合遊具は新しく、滑り台・ロープ遊具・平均台・ロッククライミング・ターザンロープなど色々な遊びができます。
遊具の周りは広場になっているので、レジャーシートを敷いてのんびりしたりバドミントンをしたりして過ごされている方もいらっしゃいました。
ふれあい広場の奥にはとても大きな獅子頭展望台があります。こちらは石岡のお祭りで街を巡航する獅子頭を模したものです。
中は展望台になっていて、獅子の口の中から外を見ることができます。すごく高い位置にあるわけではないのですが、自然が広がる風景には癒されます。
以上は無料で楽しめるエリアですが、鹿の子史跡公園・古代家屋復元広場・埋蔵文化財や遺物が見られる施設などの有料エリアもあります。
有料エリア
風土記の丘がある石岡は、茅葺の民家が多い茨城県の中でも特に現存する茅葺き屋根の民家が多い地区です。また、旧石器・縄文時代から弥生時代の遺跡が多く発見されたり、古墳がみられるなど、歴史的にも興味深い地域です。
遺跡から復元された鹿の子史跡公園、古代から近世までの民家が再現されている古代家屋復元広場など、有料エリアでは歴史が垣間見られます。
食事処 曲屋
古民家の中で常陸秋そばの十割そばが食べられる食事処があります。さくらまつり期間ということもあり混み合っていたので利用していませんが、店内にはお土産も置いてあるそうです。
常陸風土記の丘はホームページなどで見るとシンプルな印象でしたが、実際行ってみると想像以上に楽しめる施設でした。大型遊具で遊んだり自然散策を楽しむだけでも楽しいですし、有料エリアで歴史を感じるのもいいですね。
千葉県北部・茨城県南部にある子供と楽しめる遊び場についてもまとめています。
コメント