【大人になってからの歯列矯正③】インビザラインでのマウスピース矯正 0〜1ヶ月半の経過

歯列矯正

子供の頃に歯列矯正をして一度は綺麗に並んだものの大人になって少し戻ってしまった歯並びを、再矯正をすることにしたので、背景や経過を記録していきたいと思います。今回は、矯正開始後0〜1ヶ月半の経過をご紹介します。始める前には考えていなかった意外なデメリットもご紹介しますので、参考になさっていただければ嬉しいです。

前回までの様子

来院

歯を削る

歯を少し内側に入れるにあたり、隙間が足りないので歯の表面を少し削りました。

フロスのようなもので隙間のサイズを確認しながら、電動の機械で歯の側面を削ります。かなり緊張しましたが、痛みや不快感も特にありませんでした。

その後別の電動の機械で歯の形が滑らかになるように整えます。ドリルのような振動が頭に響きこちらは少し不快感がありました。

施術後は、ぱっと見は全く分からないレベルの少しの隙間ができました。施術後1ヶ月以上経ちますが、特に歯が痛かったり滲みたりすることはありません。

マウスピース装着

マウスピースの装着方法や注意点などの説明があります

マウスピースには番号がついていて、10日ごとに新しい番号のものに変えていくことで、少しずつ歯を動かしていきます。1日22〜23時間を目指して装着します。

主な注意点としては、以下でした。

  • しっかり歯を動かすため、できるだけ外す時間と外す回数を少なくする
  • マウスピースが着色しないように、装着した状態では水以外を飲まないようにする

水以外飲めないのは盲点でしたが、大したことではないかなという印象でした。

マウスピース1(Day1〜10)

最初の1日半くらいは以前の矯正を思い出すくらい痛かったです。マウスピースが入っているので顎も完全には閉まらなくて慣れるのに少し時間がかかりました。また、歯を動かすためにわずかな隙間があるため、歯とマウスピースとの間に水滴がついて気になりました。

最初の数日、痛みと顎の違和感で夜寝付きが悪くて若干心が折れそうになりましたが、痛みや水滴は2日くらいでおさまりました。

マウスピース2(Day11〜20)

1つ目のマウスピースとは違い、痛みはほぼありませんでした。歯とマウスピースの間の水滴は2日くらいありました。10日サイクルと言うことでしたが、3日目には全く痛みや違和感もないので、もっと短いサイクルで変えても良いかを先生にお聞きしましたが、痛みがなくなっても骨がついてくるのに時間がかかるので、最低でも7日は変えないようにとのことでした。なるほど。。。

来院

歯にアタッチメントをつける

この来院では、歯をよりしっかり動かせるように歯にアタッチメントと呼ばれる小さい突起物をつけます。ワイヤー矯正のブラケットに比べて、アタッチメントは短時間でつけることができるので楽でした。

  • 歯をクリーニングする
  • 歯に接着剤のようなものをつける
  • あらかじめマウスピースのようなものにアタッチメントが装填されているものを歯にはめて、ブルーライト?を当てるとアタッチメントが歯につく
  • バリをとる

マウスピースのくぼみにぴったり合うアタッチメントをつけるのは難しそうだなと思っていたのですが、すごく簡単につけられるようになっているので驚きでした!

歯とほぼ同色でほとんどわかりませんが、よくみると歯の表面が凸凹しています。

マウスピースを装着するとこんな感じです。ちょっと凸凹が目立つようにはなってしまいますね。

マウスピース3(Day21〜30)、マウスピース4(Day31〜40)

マウスピースをつけた日には痛みが少しだけありましたが、その後はほぼ無痛でした。インビザラインは10日おきに新しいマウスピースに変えるため、1ヶ月に1回ワイヤーをしめるワイヤー矯正より少しずつ動かすからでしょうか。痛みがかなり軽いです。

意外なデメリット

始める前はメリットにしか目がいっていなかったのですが、意外にもちょっとしたデメリットがありました。どれも大したことはないのですが、これから始める方のためにご紹介します。

歯にマウスピースをつける違和感

マウスピースをつけているため歯が完全には噛み合わないので、最初慣れるまでは違和感があります。また、マウスピースの厚み分少し口元が出ている感じがし口が少し閉じにくいため、乾燥しやすいです。ただ、ブラケットやワイヤーよりは厚みが薄いのでマシです。

想像していたよりは目立つ

マウスピースなので目立ちにくいのですが、マウスピースが歯の根本辺りまでなので、ガミースマイル(笑うと歯茎が見える)の人はマウスピースとの切れ目がわかりやすいです。近くで人と話すときに自分は気になりますが、友人には特に気づかれませんし、マウスピースをしていると言ってもわからないと言われます。

マウスピースを外さないと水以外の飲食ができない

マウスピースが着色してしまうので、マウスピースを装着した状態では水しか飲めません。これについては10日で交換するので多少は大丈夫だとは思うのですが、一応決まりではそうなっています。また、頻繁には外せないので間食ができません。これは利点でもありますね。ただ、飲み会やみんなと出かけたりする際には、つけたり外したりが面倒に感じます。

自己管理ができない人には難しいかも

ワイヤー矯正と違い取り外せるため自分で管理しないといけないので、やる気と根気がない人はやめてしまったり、ついうっかりつけ忘れてしまうかもしれません。

ワイヤー矯正と比較したメリット

透明なので目立ちにくい

マウスピースは透明なので、ワイヤーに比べて本当に目立ちにくいです。自分では気になる時もありますが、人にはあまり気づかれません。

少しずつ動かすので痛みが少ない

ワイヤーに比べてこまめにマウスピースを変えるためか、痛みがあまりありません。この点は想像していなかったメリットで、負担が少なく嬉しい限りです。

歯が磨きやすい

アタッチメント(突起物)をつけるので多少は凸凹しますが、基本的に通常の歯と同じで磨きやすいです。ワイヤーの時は虫歯にならないように隙間をきれいにするのに歯磨きに時間がかかっていたので、インビザラインは本当に楽です。

ブラケットやワイヤーに比べて唇が引っかかりにくい

ブラケットやワイヤーはよく唇に引っかかって、内側が切れたり、笑った後に唇が戻らなかったりと言うことがあったのですが、そう言うことはほとんどありません。

1ヶ月半ほどの経過

上の歯

Before

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 98DEF6B3-9A88-48B7-AC4C-C373E1DB39FB.jpeg です

After 1.5months

目に見えて違う感じはしませんが、前歯2本の後ろに入っていた横の2本が前と1列くらいには並んできています。

下の歯

Before

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 8DCB0294-36CF-4BFD-9D6E-DC099342FFC8.jpeg です

After 1.5months

こちらもまだ劇的に動いている感じはありませんが、向かって左側の傾きが少し緩やかになってきたように見えます。

今後の予定

ここまでは20日おきに来院しましたが、次は40日後の予定です。ここから次回の来院前でかなり動くそうなので、楽しみです!

この経過の続きは以下に書いています。

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