子供の頃に歯列矯正をして一度は綺麗に並んだものの大人になって少し戻ってしまった歯並びを、再矯正をすることにしたので、背景や経過を記録していきたいと思います。今回は、矯正を始めるにあたっての精密検査や治療計画についてご紹介します。実際にかかった金額も記載しますので、ご参考になさっていただければ嬉しいです。
前回までの様子
精密検査
歯型
昔との違い
子供の頃矯正をした時、歯型はピンク色の入れ歯接着剤のようなシリコンを使用してとりました。息苦しいし変な匂いがするし気持ち悪いし、あまりいい記憶がありませんでした。
今回もそうだと思っていたのですが、すごく画期的な機械を使っていて驚きました。今はこれが主流なんでしょうか。
Itero element
2017年に医療機器製造販売承認を取得した、「歯型の記録」をとるための光学スキャニング機械です。海外では2011年頃から歯列矯正にも光学スキャニング機械が使用されているそうです。
テレビのリモコンの半分くらいのサイズのもので歯をスキャンすることで、立体的な歯型を読み取れるようです。多少動いても大丈夫ですし、気持ち悪さもなく短時間で読み取れて画期的でした!シリコンよりさらに詳細な歯型がとれるようです。
最近は3Dプリンターや簡易的に文字を読み取れるスキャニングのペンなどもあるので、確かにこういう機械が出ていてもおかしくないですよね。すごく楽に歯型が取れて感動しました!
プレスリリースは以下です。
写真
おそらく前後の変化を比較するためだと思いますが、上と下の歯の写真、横から見た写真などを撮りました。また、正面から見たときに顔と歯の中心がずれていないかなどを写真をもとにチェックしました。
レントゲン・CT
レントゲンとCTを撮りました。これで見えない歯茎の中の骨の状況や骨格も確認でき、歯をどう動かしていくのが良いか決められるようです。
顎の形で噛む力の強さや弱さがわかったり、骨がどのような位置にあるからどう歯を動かすのが最適かなどの説明があり面白かったです。
治療計画
まず現在の歯並び
正面から
個人的には正面からはそんなに気になりません。若干前歯の横の2本が短いのが気になっています。10〜20年くらい前は、前歯の横2ほんを少し短くするのが流行っていたそうです。歯並びにも流行があるとは驚きでした!
上の歯
後戻りの状況です。下から見ると結構気になります。前歯4本がまっすぐになってしまっている感じですね。これがどう変わっていくか楽しみです。
下の歯
下はそこまで気になるほどではないですが、上の歯だけ矯正しても上下を矯正しても値段が3万円ほどしか変わらなかったので、この際両方矯正してしまうことにしました。
矯正するにあたっての希望
- 歯の並びを綺麗に並べたい
- 前歯の横2本が短いので、他と長さを合わせたい
- 前歯の先が少し根元より前に傾いているので、まっすぐしたい
先日スキャンした歯型をもとに、矯正して歯並びが動いていく状況をパソコンの画面で見せていただきました。その計画に沿っていくようにマウスピースで動かしていくそうです。
少し歯を引っ込めるので、スペースを確保するために数本うすーく表面を削るそうです。。。ちょっと怖いですが、実際施術したらまたレポートします。
治療期間・料金
矯正期間
約半年。
マウスピースを使って歯並びを動かす期間です。3ヶ月でおおよそ並べ、残りの3ヶ月で微調整するイメージだそうです。噛み合わせに問題がない再矯正のため思ったより短期間でできるようです。
保定期間
半年〜1年。
並べた歯並びをマウスピースで固定していく期間です。後戻りを防ぐためにはできるだけ長くした方が良いみたいです。
治療料金
人によって違いますが、私の場合は「後戻りに対するインビザラインでの部分矯正」で、税込40万いかないくらいでした。安くはありませんが、矯正といえば100万超えのイメージだったので意外にリーズナブルでした!また、手続きをすれば一部戻ってきます。
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