【幼児向け通信教材の検討】Z会を選んだ経緯と1学年上の教材を2年ほど続けてみての感想

出産・育児・教育

こどもちゃれんじ、スマイルゼミ、Z会など、幼児向けの通信教材は色々出ていますよね。うちも上の子が年少々の後半ごろに子供自身の興味が出てきたため、何か始めたいなと思い検討しました。それぞれに良いところがあると思いますが、うちはZ会を選びました。Z会で実年齢より1学年上の教材を2年ほど続けてきての感想をご紹介したいと思います。

検討した通信教材

有名どころで「こどもちゃれんじ」「スマイルゼミ」「Z会」の3社を検討しました。

こどもちゃれんじ

一番有名な通信教材ではないでしょうか。我が家も一番に検討しました。

周りにもベビーの頃からこどもちゃれんじをされているご家庭がたくさんありますので、見せていただいたりサンプルを取り寄せたりしてみました。

料金

入会金無料。

支払方法にもよりますが、月額は2,000円前後

特徴

こどもちゃれんじの特徴としては、教材とそれに見合った「遊びながら学べるおもちゃ」がついてくる点だと思います。うちの娘もお友達のおもちゃで遊ばせてもらったりして楽しそうにしていましたし、サンプルについてくる紙版の簡易おもちゃを見て本物が欲しいと言っていました。おもちゃと勉強の内容もよく考えられているなという印象でした。

入会を見送った理由

うちが当時こどもちゃれんじの入会を見送った理由は、実はこの「おもちゃ」でした。

内容を見てみると、通信教育以外で通常のおもちゃとして購入しているものと重複してしまい、かつ通常のおもちゃより構造が簡易だったため不要と判断したからです。

逆に言えばこのおもちゃがなければ、こどもちゃれんじを選んでいたかもしれません。しまじろうは子供にも馴染みが深く、ワークもちゃんとしていましたし、ワークの量が物足りない場合は月学約500円で「こどもちゃれんじプラス」をプラスすることもできます。

おもちゃも合わせて欲しいという方は、王道でこどもちゃれんじも良いかもしれません。

スマイルゼミ

スマイルゼミと言えばタブレットを使用した学習教材。ショッピングセンターなどでもよく体験会を実施していますよね。

料金

入会時に専用タブレット代約10,000円がかかります。こちらのタブレットは退会後は通常のタブレットとして使用可能だそうです。無駄にならなくていいですね。

支払方法にもよりますが、月額3,000円前後

特徴

スマイルゼミ最大の特徴は、タブレットを使用するという点です。私がこちらの教材が気になったのもこの点が大きかったです。「タブレット=遊び」というイメージが子供には強いため、抵抗なく学習してくれるのではと思いました。実際、体験させていただいた時も積極的に楽しんでいました。

入会を見送った理由

うちが入会を見送った理由は、タブレットなのでたくさんの教材が入っているのではと期待しましたが、実際はそれほどバリエーションがなく、1ヶ月にできる量が決まっていたためです。同じワークを再度実施することはできますが、ちょっと量が少なすぎるなと感じました。小学生に上がると学習できる分量も増えるようですので、こちらもまた再検討しようかなと思っています。

また、紙ベースのものと違って1人でもできるという点は良かったのですが、次の問題や進むペースがデジタルベースで、子供が問題を解きたいと思っても説明の途中だとできなかったりしたのが気になりました。これの積み重ねで子供が面倒臭くなりそうだなと思いました。

ただ、紙だと勉強というイメージになりがちなので、抵抗があるお子さんにはこちらは楽しんでできるのではと思いました。また、一人でも取り組めるようになっているという点は、忙しい方におすすめです。

我が家はZ会を選びました

Z会に幼児向けの学習教材があることをご存知でしたか?私自身高校生の頃Z会をしていたこともあり、イメージとしては「大学入試に向けてするマニアックな勉強教材」でした。しかし、会社の方のお子さんが小学生でZ会をしているとお聞きし、大学入試以外にもZ会があることを知りました。

料金

入会金無料。

支払方法にもよりますが、月額2,500円前後

特徴

毎月提出課題「ぺあぜっとシート」があることが特徴です。また、学習だけでなく工作や物のあり方を考えるワーク、お料理、季節を感じられる学習教材などが適宜あり、広い視野で楽しめる内容となっています。

親が子供に教えるにあたっての関わり方などが載っている情報誌「ぺあぜっと」もついていて、参考になります。

教材の内容

毎月送られてくるのは主に下の4種類です。

自習用ワーク教材「かんがえるちからワーク」

文字、言葉、数、計算など広いジャンルの問題が出題されています。その中に迷路や間違い探しなどもあり、楽しみながら学習を進められます。

無理なく進められる量になっていて、「1冊終わった!」というのが嬉しいようです。分量的には多くはないですが、達成感を味わえるようで、「終わったから他にもやりたい」と言うことがよくあります。

親子で取り組む体験型教材「ぺあぜっと」

身近な素材を使った工作や料理、かんたんな実験をします。組み立てるセットということはなくて、身近な紙コップやティッシュ箱、割り箸などを使って作るので、完成した後にも自分で材料を出して応用して作っているのが感心します。

季節に応じた料理も面白いですし、娘は10円玉は何で綺麗になるかという実験がとても楽しかったようです。大人でも答えがわからないものもあって、一緒に考えながらやるのが楽しいです。

DVDで見るだけではバーチャルですが、Z会では実体験に基づいて学習できるのが特徴のようです。

提出課題「ぺあぜっとシート」

毎月のテーマにそって親子で会話し、絵をかいて提出します。専属の先生から「おへんじシート」が一緒に返却されてきます。描いた絵を褒めてもらえ、さらにポイントシールを貯められるので、娘はこの課題提出をとても楽しみにしています。

保護者向け情報誌「ぺあぜっとi」

「ぺあぜっと」の取り組み方や育児情報が載った保護者向け情報誌です。声かけのポイントなど勉強になることが多くありがたいです。

その他

その他適宜、ひらがな、カタカナ、時計、形など年齢に応じたワークが追加でついてきます。

入会を決めた理由

入会を決めた一番の理由は、必要な学習をしていけるのはもちろんのこと、それ以外の視野の広い教材が魅力的だったからです。自分で色々考えてあげるには限界があるので、この教材を参考に追加で親が広げていってあげられるなと思いました。また、その際に親が参考にできる情報誌も毎月ためになります。

うちはサンプルを見た感じ年齢相当のものだと少し簡単すぎると感じたので、1学年上のものを使用しています。このころは4月生まれと3月生まれではだいぶ成長度合いも違うと思うので、本人の興味と成長度合いに合わせたものを選べるのはありがたいですね。

約2年間続けてきての感想

Z会で学習するようになってから草花や自然への興味も増し、公園や河原で休日を過ごす時にも虫や草花を観察する時間が明らかに増えました。季節についても学ぶので、カエデを見て「もう少し寒くなったらこれは赤くなるんだよね」など学んだことが身についていたり、イチョウを見て「実がついているのとついていないのは何が違うの」など他のことにも興味が出ているので親も一緒に観察するのが楽しいです。

ワークもいろいろな種類のものがあるので興味を持って自分から取り組んでいます。分量的には決して多くないので、数日で終わってしまうこともあり、そういう時は他にも書店に売っているようなものをやりたいといって追加することもあります。

課題は毎月送るので、どんどん絵を書く力が成長している様子が見られて、親としても嬉しいです。課題には先生からお返事が返ってくるのですが、文字が読めるようになり手紙を読むのを毎月楽しみに待っています。始めたころ殴り書きのようなよくわからない絵にも、先生はしっかり意図を汲み取ってポジティブなコメントをくださったことが印象的でした。

強いていうなら分量がもう少しあるとありがたいですが、あえて「達成感を味わう」ためにということですし、実際娘もやりきることを楽しみにしているので、これでいいのかなと思っています。

無料資料請求

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小学生のものもあり、3年生からはタブレットコースもあるようです。(2020年1月追記:2020年4月から小学生低学年の教材にもタブレットコースができるそうです。)年長に上がるタイミングで小学生コースをどの教材で学習するかをまた検討したいと思っていますが、幼児向け教材としてはZ会の内容に大変満足しています。

Z会は小学生向けに、レゴを使ったプログラミング講座もあります。自分が苦手な分野のため、子供には苦手意識を持ってもらいたくないので、こちらももう少し大きくなったら検討したいなと思っています!

2019年12月追記:小学生コースに進級するにあたり、スマイルゼミの体験会に行ってきたのでレポートしています。小学生コースになるとこちらもなかなか面白そうなので、Z会の小学生コースと内容を比較して検討したいと思います。

通信講座関連の記事については以下にまとめています。

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