千葉県の柏の葉に、イギリスの名門校「ラグビー校」の中学・高校がオープンするそうです。まだ詳細は発表されていませんが、タイにあるラグビー校を参考に見てみたいと思います。
Rugby School(ラグビー校)
イギリスにある「ザ・ナイン」と呼ばれる名門私立学校(パブリックスクール)の1つで、エリザベス女王1世の時代の1567年に創立されました。世界ランキングトップのオックスフォード大学やケンブリッジ大学への進学者の多数が、「ザ・ナイン」の卒業生です。
映画「ハリー・ポッター」の撮影でも使われたと聞くととても気になりますね!
Rugby School Japan
そんな名門「ラグビー校」が、2023年9月に日本にも「Rugby School Japan」として中学校と高校を開校するそうです。当初2022年に設立される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により1年延期されたそうです。
中学・高校といってもイギリスと日本では学年のカウントの仕方が少し異なるため、実際には何年生相当からが対象か気になるところですね。(追記:学年は日本の小学5〜6年から高校3年に相当するそうです)
生徒数は750名を予定していて、通学と寄宿から選択できます。入学手続きのための事務局は2022年の秋にオープン予定です。
名門校の教育内容がどんなものかも気になりますが、詳細は今年末に発表される予定です。
Rugby School Thailand
ラグビー校は2017年にタイにもオープンしていて、800名が在籍しています。タイの教育環境はわかりませんが、金額は参考になるかなと思ってみてみました。
授業料は、2021年8月現在のレートで計算すると以下のような金額でした。(Year1が日本の年長相当年齢)
- Year 7, 8:約239万円
- Year 9, 10, 11:約266万円
- Year 12, 13:約276万円
授業料に追加で、初年度は52万円ほどかかるようです。また、寮で暮らす場合は寄宿代も追加でかかります。
イギリスの本校は寄宿代込みで550万円くらいだそうなので、日本もだいたいタイと同じくらいの授業料になるのかなと予想しますが、タイと日本の物価の違いを考えると日本ではもう少し高額になる可能性もありますね。
カリキュラムの内容など、どのようなものになるか今後の発表を待ちたいと思います。
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