【Playdate】アレルギーのある子とのプレイデート

ニューヨーク

プレイデートにもだいぶ慣れてきましたが、今回初めてピーナッツアレルギーのある子とのプレイデートをしました。重篤な症状が出やすいアレルギーなので、事前に相手の子のママによく確認するなど、通常のプレイデートにはない緊張感がありました。

アメリカ人の子とのプレイデート

初めてのプレイデートを経て、その後定期的にプレイデートをしている娘。

プレイデート中には、遊ぶだけでなく、おやつを食べたり時間帯によってはランチやディナーを一緒に食べることもあります。全く何も口にせずにプレイデートを終えたことはないように思いますが、今回初めてアレルギーのある子とのプレイデートをしました。

ピーナッツアレルギー

アメリカ人ではピーナッツアレルギーの子が日本に比べて多くいます。

ご存知の方も多いと思いますが、ピーナッツアレルギーは少量で重篤な症状を引き起こす可能性があるので注意が必要です。ひどい場合には、同じ部屋にピーナッツを含むお菓子を食べている人がいるだけでアナフィラキシーを起こすということもあるくらいです。

息子が小さい頃牛乳アレルギーがあったのでアレルギーについて多少は理解しているつもりですが、軽度だったこともあり、ピーナッツアレルギーを十分に理解しているのか不安がありました。

特に今回は、初めてナッツアレルギーの子と遊ぶこと、我が家でプレイデートをすること、ドロップオフ(子供を置いて親は帰る)であることから、手違いがないように入念に確認しました。

ピーナッツアレルギーの子とのプレイデート

準備

ランチをうちで食べる約束をしていたので、事前にこんなものを買おうと思っているということを相手の子のママに確認しました。

またお友達とお菓子のキットを作って遊ぶ約束をしていたので、その成分についても事前に確認しました。

その他食べるおやつについては、相談したらその子のママが安全なものを持ってきてくれるとのことだったのでお願いしました。一応我が家でもナッツを含まないグミやチョコを用意しました。ちなみに、アメリカのチョコはナッツを含むか含む可能性があるものが多いので注意が必要です。

また、もしナッツのかけらが食卓やダイニング周りに転がっていたら怖いので、当日朝部屋は一通り掃除し、その後はナッツを含むものは食べないようにしました。

プレイデート当日

食事の確認

当日、ドロップオフしにきたママに、ランチに食べる予定のものやお菓子について、ナッツが含まれていないことを確認してもらいました。

やはり自分の目で含まれていないことを確認するのがママとしても安心ですよね。特にお菓子はぱっと見ではわからないものも多いので、成分表の確認が重要だと思います。相手のママもナッツが含まれていないクラッカーとジュースを持参してくれました。

エピペン

そして、相手の子のママにエピペンを見せてもらいました。

エピペンはアナフィラキシーになった時に使用するアドレナリン自己注射薬で、アナフィラキシーの進行を一時的に緩和する薬剤です。存在は知っていましたが、実物は初めて見ました。いつも持ち歩いているそうで、やはりピーナッツアレルギーは深刻なのだなと再認識させられました。

「私も使い方を聞いておいて、エピペンを預かっておいた方が良い?」と聞いたところ、「一通り食べる予定のものを確認して問題ないので、大丈夫だと思う」とのことでした。

プレイデートの様子

事前確認は済んでいたので、子供たちも安心してランチを一緒に食べ、3時間ほどいろいろな遊びをしていました。

その中で明治製菓の手作りアポロというチョコペンでアポロが作れるキットを一緒に作りました。

アメリカにはこういった感じのお菓子キットがないので、相手の子もとても楽しそうに作っていました。作ったものを最後にお菓子として食べた時には、驚いた顔で「Yammy!」と言ってくれました。他のチョコでも言われたのですが、日本のチョコレートはこちらの方にとってすごくおいしいようです。

作ったものだけでは足りなそうだったので、市販のアポロも出したのですが、そちらは事前にお母さんに確認していなかったのもあり、本人はとても不安そうにしていました。しっかりしていますね。

「事前にお母さんに確認したものと同じもので、成分表示も一緒でナッツは含まれていなくて、牛乳と大豆だけだよ」と話したら安心したのか、「おいしいおいしい!」と食べていました。でもこれもイレギュラーなので、あげる可能性があるお菓子は事前にママの確認を取っておくと本人も安心して食べられるだろうなと後から反省しました。

後でママがピックアップに来た時に、「少し足りなくて、これも作ったものと同じでミルクと大豆だけだからあげたよ」と事後報告ですが説明しました。「アレルギーに対して、色々ときちんとしてくれてありがとう」と言ってもらえ、私も一安心でした。

まとめ

アレルギーがある子とのプレイデートは、口にする可能性のあるものは全て事前にママに目を通しておいてもらうとお互いに安心です。相手もこちらがどれくらいアレルギーに対する知識があるかも不安でしょうし、言葉の壁による行き違いも不安だと思います。ドロップオフして目を離すとなればなおさらですよね。

私も今回は初めてのことで緊張しましたが、無事楽しくプレイデートを終えることができました。次回以降のプレイデートも、今回のようにやりすぎかと思うくらいの確認をして臨もうと思います。

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