【牛乳アレルギー】8ヶ月で発症した息子の経過

健康

離乳食を始めた頃からミルク系の離乳食をあまり食べたがらなかった息子が、生後8ヶ月の時にアレルギーを発症しました。その後少しずつ食べる量を増やしていく方法で1歳8ヶ月には乳製品をなんでも食べられるようになりました。子供により経過は異なるので一例として参考になれば幸いです。

息子と乳製品

生まれて入院中に1日だけ粉ミルクを10mLくらい飲みましたが、その後は完母だったので粉ミルクを口にする機会はありませんでした。

生後5ヶ月半で離乳食を始めてから、最初に使った乳製品は和光堂のホワイトソースでした。

このシリーズのコンソメや和風だしはよく食べるのに、なぜかホワイトソースにするとほとんど食べてくれませんでした。単純に味が嫌いなのかなと思っていたのですが、もしかしたら口の中に違和感があったのかもしれません。

牛乳アレルギーが怖くてしばらくは乳製品は与えていませんでしたが、カルシウムやタンパク源としてもそろそろ食べていきたいなと思い、8ヶ月頃にベビーダノンを試してみました。

娘の時は大好きでよく食べていたベビーダノンでしたが、息子は1口で嫌がって全然食べてくれませんでした。味を変えてみてもソース多めにしてみてもだめでした。特にアレルギー反応は見られませんでしたが、これももしかしたら見えない口の中などに違和感があったのかもしれません。

アレルギー反応

ここまでホワイトソースやベビーダノンを嫌がることはあっても、発疹などのアレルギー反応は出ていませんでした。

8ヶ月の時に初めて離乳食に牛乳を少し混ぜてホワイトソース風にしたものにチャレンジしたところ、2スプーン食べた時点で口の周りが真っ赤になり、痒さのあまり泣いて掻きむしってしまいました。

写真見ると唇との境目がわからないくらいになっていますね。。。

病院を受診

アレルギー反応が出ているうちに診てもらわないとわからないかと思い、すぐに病院を受診しました。

診察をしてもらったのが反応が出て30分後くらいで、だいぶ赤みは引いていましたが症状と状況から牛乳アレルギーだろうということで血液検査をしました。

採血は、指先に針を刺してそこから血を絞り出して行いました。腕の血管に針を刺すより負担が少ないそうですが、なかなか出てこない血を絞り出されるので大泣きでした。

結果は軽度の牛乳アレルギー。

牛乳に含まれるタンパク質として、ラクトアルブミン・ラクトグロブリン・カゼインを調べたところ、ラクトグロブリンとカゼインがクラス2で軽度の陽性でした。

数値はあくまで参考値で、数値的には軽度でもアレルギー反応が強く出ることやその逆もあるそうです。

アレルギーは口に入れるのもそうですが皮膚からの感作がポイントとなります。息子は離乳食を始めて口周りが荒れることが多かったので、口周りのバリア機能が落ちているところに牛乳のタンパク質が反応してしまったのかもしれません。アレルギー反応が出やすい食材を食べるときは、その辺りも気をつけていかなければいけないなと再確認しました。

経過

重度の方だと負荷試験をしたりしながら治療を進めていくこともあるそうですが、アナフィラキシーなどもなく口周りの赤み・痒みだけと軽度だったこと、ヨーグルトは嫌がりながらも反応が出なかったことから負荷試験は行いませんでした。

息子が先生から指導された治療は、今まで食べられた量を毎日少しずつ口に入れ、問題なければ1週間続けた後に少し量を増やすというのを繰り返すという方法でした。

念のためアレルギー反応が出てしまった時に飲む薬も処方してもらい、上記の方法を続けました。

ヨーグルトなどは嫌がって食べてくれなかったので、和光堂のホットケーキミックスに水の代わりに少しずつ牛乳を混ぜて食べさせたりしました。

和光堂のホットケーキミックスシリーズはとても便利で、忙しい時にすぐ欲しいだけ出来立てのホットケーキが作れるので助かりました!味もいくつかあって変化があって良かったです。

それを続けていき、アレルギーを診てもらった小児科を風邪やワクチンなどで受診するたびに現状を報告していました。

その後大きな反応が出ることがなく過ごし、1歳半くらいには料理に牛乳を入れてもほぼ問題なく食べられるようになりました。

ホットケーキもこの頃には普通のホットケーキミックスに人参・豆腐・牛乳をたっぷり入れて食事っぽいおやつにしていました。

牛乳の摂取量を増やし、ヨーグルトやアイスクリームなどにも少しずつチャレンジしていき、1歳8ヶ月にはアイスクリーム、ヨーグルト、チーズなどの乳製品も問題なく食べられるようになりました。

まとめ

上の子のお友達にもアレルギーの子たちがいましたが、だいたい4、5歳くらいでみんな治ったり軽くなったりしていたので、気長に向き合って治っていったらいいなと思っていました。

アナフィラキシーが起こっていなかったのでそこまで深刻に考えてはいませんでしたが、やはり何にでも入っている乳製品のアレルギーなので1人でお友達からお菓子をもらったりする年齢になった時が怖いなとは思っていました。

結果、少しずつ量を増やしていく方法で1歳8ヶ月頃には完全にアレルギー反応が出なくなりました。経過はその子によっても違いますが、こんな例もあるということで参考になれば嬉しいです。

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