【緊急アラート】ニューヨークで知った情報網の存在

ニューヨークに来て半年、初めて携帯から大きなアラート音が鳴りました。最初は初めてのアラートに少し驚きましたが、存在を知るととても重要なものなのだと認識させられました。

ニューヨークの緊急アラート

日本にいる時にスマホで地震速報のアラートが鳴って驚くということはありましたが、ニューヨークは地震が起きないのでこちらにきてからは地震速報とは無縁でした。

ところが、先日急に携帯が大きな音を鳴らしたので驚いて画面をみたところ、Emergency Alertでした。ブルックリンの地下鉄で起きた銃撃事件の犯人が特定されたという内容のものでした。

こちらに来てから今までにも凶悪な犯罪はニュースで見ていましたが、アラートがなったのは今回が初めてでした。詳細な情報にアクセスしたのですが、アクセスが集中してサーバーがダウンしたのか、結局内容を見られたのは2時間後でした。詳細な情報には犯人の写真が載っていました。

確かにこのアラートがあれば一気に多くの人に手配犯を認識してもらうことができて有効だなと思いました。実際アラートの数時間後には犯人が捕まっていました。

何か事件があった時に知れるならアラートは鳴った方が良いなと思う一方、赤ちゃんがいるご家庭など急に大きな音が鳴ると困ることもありますよね。日本の地震速報と同様にアラートはオンオフを切り替えることができます。

スマホの設定の中の通知を選択すると、

各アラートの設定ができるので、ここでオンオフを選択します。

アンバーアラートというのは初めて聞いたのですが、アメリカやカナダで子供の誘拐事件や行方不明事件が発生した場合に発令される警報の一種だそうです。これも確かに早急な解決につながりそうなアラートですね！

アラート関連のアプリとして、ニューヨークにはNotify NYCというアプリがあります。このアプリでは事件などの緊急アラートや交通や自然災害などに関するアラートを見ることができます。

登録するとこんな感じで直近の事例に関するアラートを受け取ることができます。

交通に関するものだけでなく、子供の行方不明に関するアラートが時々届くのが不安を煽りますが、直近の情報を知ることができるのは身を守る上でも便利なアプリだと思いました。