【性格統計学】子供のタイプにあったコミュニケーションの取り方

出産・育児・教育

娘が習い事の先生が変わった途端に見違えるほどのやる気が出たことから、その子に合う褒め方・指導の仕方があるということを体感しました。今までは褒めることが大切と思っていましたが、子供のタイプ別に響く褒め方が違うそうです。性格統計学に基づいたコミュニケーションの取り方、ぜひ参考にしたいですね!

子供のやる気を引き出すにはどう褒める?

「子供は褒めて伸ばす」と言いますが、どのように褒めていますか?私もいろいろなパターンの褒め方をするようにしていますが、実は子供のタイプ別に響く言葉とあまり響かない言葉があるそうです。

あまり意識したことがなかったのですが、娘がピアノの先生が変わった際に目に見えてやる気が出たことをきっかけに興味を持つようになりました。

4歳になった頃から習っていた先生が優しくて大好きだった娘ですが、家での練習はほとんどしておらず、「ピアノ買ったのにもったいないなぁ」と思っていました。そんな娘が5歳の時に先生が変わった途端、毎日自分から楽譜を出してきて練習したり音符を読む練習をしたりするようになりました。

あまりの激変ぶりに娘に聞いたところ、「優しいけどそれだけじゃなくて厳しいところもあって、やる気が出る」とのこと。「そうなの!?」と目から鱗でした。てっきり子供は褒めてもらえるのがやる気につながると思っていましたが、それだけではなくてある程度の厳しさもやる気につながるとは!

子供のパーソナリティによって合う指導方法があるんだなと実感しました。

フジテレビ「ノンストップ」でも特集

フジテレビ「ノンストップ」で「性格診断を育児に活用する」方法が特集されていました。

価値観の違う相手とのコミュニケーションや褒め方のポイントを知って、育児に活用しようという内容でした。親子とはいえ、性格や価値観のタイプが異なることもあり、異なってしまうと自分の価値観で褒めたり促したりしても相手には響かないそうです。

子供からビーズで作った指輪をもらった時に、お母さんは「白が均等に入っていて、1個だけ赤だからここが上だね」という感じで具体的に指輪のデザインを褒めたところあまり子供には響かず、一方「うわー!嬉しい!ありがとう!!」と言った叔母さんに子供の表情が輝いたというエピソード、印象的でした。その子にあった褒め方で相手の心の満たされ方も異なるんですね!

放送直後に書籍『人間はたったの4タイプ 仕事の悩みは「性格統計学」ですべて解決する!』が売り切れて、性格診断の登録も7,000件以上になったそうです。

性格統計学に基づいたコミュニケーションの取り方

16年間にわたり12万人の統計データをもとに体系化した「性格統計学」。番組でも紹介された「性格統計学」に基づいた伝え方を学ぶ講座があります。タイプ別に相手に響く言葉やコミュニケーションの取り方を学ぶことができます。

文部科学省 委託調査研究事業「総合的な教師力向上のための調査研究事業」の一環として、黒部市の小・中学校の教員を対象に研修も行われたプログラムです。

自分が嬉しい言葉が相手も嬉しい言葉とは限らないということ、やる気を引き出す褒め方・励まし方・注意の仕方などを学び、実際の教育現場に役立てられると好評だったようです。

また、視察した文部科学省の担当官からも「学校の教員にも役立つ内容だが、幅広く使える要素があり、父兄の方々とも共有していける内容だと思われる。家庭と学校の両面から、子どもたちに合ったかかわる努力をしていくことで、地域や家庭と一体になった教育の実現が期待できる。」とのコメントがあったそうです。

教育の場でも今後活用されて行くであろう「性格統計学」。家庭で役立てればよりその子のパーソナリティに特化した方法でやる気を引き出せるのではないでしょうか。

まとめ

テレビでも紹介されて話題の「性格統計学に基づく育児」を学べる講座。

実生活に役立つ子供に合わせた育児方法を知り実践することで、親子間の価値観の違いによるストレスも軽減されるそうです。自分だけでは気づかなかった考え方や方法を知ることで、さらに子供のやる気を引き出せて成長をサポートしてあげられそうですね!

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