Regular Heroes「真の英雄たち」エピソード4のまとめ

美容・健康

6月3日放送のRegular Heroes「真の英雄たち〜新型コロナウイルスと戦う人々〜」のエピソード4についてまとめました。アメリカの現状や日本との違いも見て取れて大変興味深い番組です。

真の英雄たち〜新型コロナウイルスと戦う人々〜

数十億人が自宅で過ごす中、自らの危険を顧みず人々のために働くエッセンシャルワーカーにスポットを当てたAmazonのオリジナル番組です。

コロナが流行する中撮影をするスタッフは大丈夫なのかと心配にもなりますが、エッセンシャルワーカーの様子を通してアメリカの現状や日本との違いも感じられる興味深い番組です。

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番組の最後には、アメリカの有名人からエッセンシャルワーカーたちにサプライズコールがあり、エッセンシャルワーカーたちを助けるためのプレゼントが贈られます。

エピソード4でサプライズコールをするのは、歌手で女優のケリー・ローランド。サプライズコールの時にとても気持ちがこもっていて、見ている方も気持ちを動かされる素敵なパーソナリティの方でした。

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エピソード4のヒーローたち

エンジェル:ニューヨークのゴミ収集清掃員

仕事

ニューヨークで25年間ゴミ収集の清掃員として働くエンジェル。朝は3時に起きて出勤しています。

ニューヨーク市清掃局では毎日1万トンのゴミを収集・処理しているため、1日でも収集が行われないと町中がゴミだらけになってしまいます。

ただでさえ、袋が破けたり、中から液体が出てきたり、悪臭がしたりと大変な仕事ですが、コロナのパンデミックが始まってからは、さらにゴミにウイルスが付着しているかもしれないという恐怖とも戦わなくてはなりません。日本でも清掃員の方の負担を減らすため、ゴミ出しをきれいにするように気をつけましょうと言われていますね。

清掃員へのコロナ感染例も多く、5月22日時点でニューヨーク市清掃局では550人以上の感染者が出て、8人が死亡しています。

エンジェルは認知症の91歳の父親とCOPD(慢性閉塞性肺疾患)を患う妻と暮らしているため、自宅で家族にウイルスを移してしまわないか心配な毎日を過ごしています。

また、娘がオーストラリアに住んでおり、生まれたばかりの孫に会いに行くことができないことにも心を痛めています。

サプライズコール

サプライズプレゼントは、清掃局のNPOへの必要物資の供給と、コロナで亡くなった清掃員の家族への支援でした。

また、オーストラリアに住む孫娘と会いたいというエンジェルの想いを汲み取り、パンデミックが収束したら会いに行けるように、オーストラリアへの往復チケットがペアでプレゼントされました。

清掃員という目立たない職業のため、時々人から忘れられていると感じることも多いようで、こういう形で称賛されたことで気持ちが満たされているととても感動していました。

ダナ:路上生活者に女性特有の物資を提供する団体のExecutive Director

仕事

パンデミック以降、日常的に物資が不足していてナプキンなどの衛生用品も品薄になっています。日本でもトイレットペーパーやティッシュ、衛生用品などが一時的ですが不足しましたね。

路上生活者などの貧困層にとってはさらに入手が困難になっています。路上生活者に物資を提供している団体はありますが、生理用品など女性特有のものは特に不足しています。これは日本でも災害時によく言われていることですね。

生理用品が入手できない人は Tシャツの切れ端、マットレスの中身、段ボール、ガムテープなどで代用する人もいるそうです。

ダナは、ワシントンD.Cで衛生用品やブラジャーを社会福祉施設に物資を提供して必要な人に行き渡るようにする活動をしている団体「アイ・サポート・ザ・ガールズ」のスタッフとして活動しています。

I Support The Girls | Make Dignity the Norm
I Support the Girls collects and distributes bras and menstrual hygiene products for folx experiencing homelessness.

コロナのパンデミックで衛生用品の需要が450%も増加し、ダナの団体は100万個もの物資を提供してきました。

寄付された物資にウイルスがついている可能性もあるので、寄付されたものを消毒してから提供しています。また、自家用車で物資を運んでいるため、家族を乗せる時には入念な消毒が欠かせません。

サプライズコール

増加した需要に応えられるように整理用品と必要品が番組から寄付されました。

また、自家用車を使って必需品を届けているドナの負担を減らすために、活動に使うためのカーゴバンがプレゼントされました。バンのサイドには「I SUPPORT THE GIRLS」のロゴが。自家用車の消毒が大変だと言っていたので、とても喜んでいました!

ウッディ:医療従事者に仮の住まいを提供する会社の設立者

仕事

デンバーで男手ひとつで娘を育てながら通信会社の営業部長をする傍ら、「RV4キャンプファイアファミリー」という会社を設立し、隔離空間を必要とするエッセンシャルワーカーに仮の避難所としてRV(Recreational Vehicle)を提供しています。

EmergencyRV.org
RV4Campfirefamily EmergencyRV.org

RV4CAMPFIREFAMILYは、カルフォルニアで起きた火災の際に被災者の住まいとしてRV車を提供することで貢献しました。

コロナのパンデミックが起きてからは、見返りを求めずに皆のために働いてくれている医療従事者のためにRV車所有者とマッチングしてRV車を提供し、感染対策に貢献しています。マッチングしたRV車をより快適なものにするために、新しいシーツや枕を購入したり自動車を点検したりもしています。

ウッディはパンデミック以降、1,500名以上の医療従事者にRV車をマッチングしてきました。

日本でも医療従事者が家族への感染を防ぐため、自宅に戻らず車中泊しているという話を聞きますよね。RV車のような広い空間であれば少しはゆっくり休めますね。

アイデア・実行力ともに素敵です!

サプライズコール

RV車の準備に必要な物資と必需品が番組から提供されました。

また、大事な娘さんと一緒に旅行に出られるようにキャンピングトレーラーがプレゼントされました。ウッディの娘さんへのケリー・ローランドの対応が本当に素敵で子供が大好きなんだろうなと温かい気持ちになりました。

その他の放送回についてもまとめています。

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