ひとには相談しにくいバストトップの痒み・かぶれ・ただれ。若い頃になりやすいそうなのですが、ひどいとただれから浸出液が出てくることもあります。日常の不快感もありますし、病気じゃないかと気にもなりますよね。今年ムヒからバストトップの痒みに特化した薬が発売されました。
バストトップの痒み・かぶれ・ただれ
ひとに話しにくいバストトップ(乳首)の痒み、かぶれ、ただれ。ひとに話せないからこそ自分がなると悩ましいですよね。
恥ずかしくて病院にも行きづらい反面、何かの病気だったらどうしようと悩むものです。
バストトップに痒みが出る病気
乳首は皮脂の分泌量が多いため、通気性が悪く細菌感染を起こしやすいため、痒みが起こりやすい部分です。
接触性皮膚炎
ブラなどの素材やサイズが合わないとかぶれることがあります。接触性皮膚炎は化学繊維によって起こりやすいので綿や絹などの肌に優しい素材に変えたり、スレを防ぐために緩すぎないサイズを選ぶのが良いようです。
皮脂欠乏性湿疹
乳首は皮脂分泌量が多い場所ですが、乾燥することで痒みや湿疹が出ることがあります。乳首が乾燥している時は、保湿クリームやオイルを塗って乾燥を防ぐようにしましょう。
真菌感染症
ブラなどで通気性が悪くなりがちになるため、カンジダなどのカビが乳首に感染することがあります。ムレが気になる場合は、綿や絹などの通気性の良い素材に変えましょう。サイズが小さすぎるとムレを悪化さえるので、サイズがあったものを選ぶことも重要です。
乳頭炎
ブラのスレやムレなどが原因で起きることが多いようです。湿疹やビラン、ひどくなると浸出液が出て痛みが出ることもあります。
思春期にはホルモンバランスの変化によって痒みやただれが起こることもあります。ホルモンバランスが落ち着いてくると改善することもあるようですが、定期的に痒みが起こると辛いですね。
ブラの素材やサイズを見直して、ムレやスレを防ぎましょう。
がん
最も心配なのは乳がんではないでしょうか。乳腺の中にがんができると乳首まで浸潤し、血が混じった分泌物が乳首から出ることがあります。基本的にがんで痒みは出ませんが、細菌感染を併発して痒みが生じることもあるようです。
また、乳房パジェット病という乳がんもありますが、中高年に起こることが多く、若い人にはあまり起こらないようです。乳首や乳輪に紅斑、びらん、かさぶたなどができるのが特徴です。
バストップケア
ムヒから今年発売された「バストップケア」。
バストトップの痒みにこだわり、痒みを抑える成分、炎症を抑える成分、皮膚の正常な働きを助ける成分、清涼感成分などが含まれています。
バストトップの痒みに特化しているので、ブラの素材やサイズの見直し、保湿などと合わせて使いたいですね。
ただし、深刻な病気が隠れている可能性もありますので、5〜6日使っても良くならない場合は病院を受診しましょう。特に浸出液、出血、痛みなどがある場合は悪化させないためにも早めに病院に行くほうが良いですね。
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