【ニューヨークで開催中】草間彌生さんの特別展

ニューヨーク

ニューヨークにあるアートギャラリーDavid Zwirnerでは、現在草間彌生さんの特別展が開かれています。入場無料ということもあり連日長蛇の列ができているようですが、作品を間近で見ることができるまたとない機会となっています。

David Zwirner

David Zwirnerは、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、香港に拠点を持つ現代アートギャラリーです。多くのアーティストの作品を取り扱っており、2013年からは草間彌生さんの取扱代理画廊にもなっています。

草間彌生さん

長野県松本市出身の草間彌生さんは、言わずと知れた有名なアーティストです。多くの方が知っている作品は表面をドット柄で覆ったかぼちゃの彫刻ですが、様々なブランドとのコラボレーションもしていることでも知られています。

最近では今年初旬にルイ・ヴィトンとのコラボレーションをしていて、ニューヨークのヴィトンのショーウィンドウに草間彌生さんのロボットが現れたことでニュースにもなりました。

David Zwirnerの草間彌生さん特別展の様子

ニューヨークにはDavid Zwirnerのギャラリーが4箇所にありますが、そのうちの1つである525W 19th Streetにあるギャラリーで草間彌生さんの特別展が開催されています。草間彌生さんの特別展は不定期で開かれていますが、2023年は5月11日から7月21日までの開催です。

この特別展は無料であるため、平日でもオープン数分前には100人以上の人が並び、休日にはさらに長い列ができます。オープンと同時に20名ほどが中に入れ、そのあとは少しずつ入っていくという感じなので、少し早めにきて並ぶのが良いかと思います。

入って一番最初に案内されるのが、Mirror Roomと呼ばれるボックス型の部屋です。ドット柄になった無数のライトが鏡に映って無限に広がる不思議な空間です。

このボックスの中は人数制限があるようで、1〜2分ほどで次のグループと交代していました。

このボックスの部屋の奥には草間彌生さんが描かれた作品が展示されている部屋がありました。ドットなどのモチーフが無数に繰り返される不思議な世界観の作品を見ることができます。

そして草間彌生さんの代名詞とも言えるPumpkin(南瓜)。よく見るいわゆるかぼちゃの形をしたものではなく、変わった形をしていて面白い作品でした。

サインもありました。

天井から光を取り込んでいる明るい部屋に置かれたビビットなPumpkinはフォトスポットとしても人気で多くの方が写真を撮っていました。

そしてもう1つの作品がFlower(華)です。

日本では、草間彌生さんの出身地である長野県の松本市美術館に「幻の華」が、鹿児島県の霧島アートの森に「シャングリラの華」が展示されています。

様々な美術館や博物館があるマンハッタンですが、このような特別展も含め、様々なタイプの芸術にたくさん触れることができるのは大人にとっても子供にとっても嬉しいですね。

まとめ

人気アーティストの草間彌生さんの作品を間近で見ることができるDavid Zwirnerの特別展。来場しているのはほとんどが欧米の方で、欧米における草間さんの知名度も再認識しました。大人気の特別展なので、ぜひ開催期間中に見に行かれてみてください。

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