子供の頃に歯列矯正をして一度は綺麗に並んだものの、大人になって少し戻ってしまったという人、結構いるそうです。私もその1人で、再矯正をしようか長い間悩んできました。今回再矯正をすることにしたので、背景や経過を記録していきたいと思います。今回は、再矯正を決意するに至った背景と矯正の種類についてご紹介します。追って経過も記載していきますので、再矯正に悩んでいる方がいらっしゃったら参考にしていただければと思います。
背景
歯並び
上の前歯2本の横の歯が後ろに引っ込んでいました。わかりやすい例を挙げると、歯を綺麗にする前の元モーニング娘。の辻ちゃんみたいな感じでした。
1回目の歯列矯正
小学6年生の時に、上のような歯並びを抜歯なしのワイヤー矯正で1年かけて整えました。
だいぶ昔のことになるので多少技術が変わっているかもしれませんが、本当に痛くて大変でした。具体的には以下のようなデメリットがありました。
- ワイヤーなどの器具で見た目がガチャガチャしているので口を開けたくない
- ワイヤーを固定するために奥歯に金具をつける時に鈍痛が響く
- 月1回の通院時にワイヤーを締めるので、数日はうどんくらいしか食べられないくらい痛い
- 口にブラケットと呼ばれる器具がついているので、歯磨きがしにくい
- ブラケットの間に食べ物が挟まりやすいので、すぐに歯磨きやうがいができないときは奥歯で少しずつしか食べられない
- ブラケットが口の中の皮膚に引っかかって痛いことがある
- ブラケットを固定するゴムを目立たない色を選ぶと、カレーなど着色する食べ物が食べられない(給食でカレーが出たときはお米しか食べられずに悲しかったです)
- 矯正終了後奥歯につけていた器具を外すのが痛い
- 保定のためのマウスピースを作成するのに、シリコンで型を取るので気持ち悪い
でも、やはり噛み合わせや見た目の綺麗さは大切なので、上記のデメリットがあっても歯列矯正をやってよかったと思います。
後戻り
1年ほどだったと思いますが、ワイヤー型のリテーナー(保定装置)とその後のマウスピースでの保定期間があります。それを終えるとマウスピースも外せるのですが、気づいたら少し「後戻り」してしまっていました。歯列矯正後に歯並びが戻ってしまうことを「後戻り」と言います。
再矯正するかどうか悩む
社会人になった頃から後戻りが気になり始め、再矯正をしようか悩むものの、以下の点で保留にし続けてきました。
- 正面から見た限りでは綺麗に並んでいるように見える
- 前歯だけなので、噛み合わせは問題ない
- 金属のブラケットとワイヤーによる見た目をまた気にしたくない
- 矯正といえば100万円は超えるイメージ
- かなりの痛みがある
- 子供が生まれてからはさらに自分の時間がないので、月1回通うのが悩ましい
- 歯磨きにすごく時間がかかるので、子供がいると虫歯になるリスクが上がる
噛み合わせも問題なく、見た目もそこまで気になるレベルではなかったので「高いお金を払って痛い思いをして、見た目を気にしてまで再矯正するほどではないかな」と思い続けてきました。ただ、横から見た時に少し歯が引っ込んでいるのが気にはなっていました。
再矯正を決意!
私が読んでいるブログを書かれている方が、大人になって後戻りを部分矯正することにしたと書かれていて、全部しなくても部分矯正ということができることを知りました。それを機に再矯正について調べていた時、「今歯並びが気になっているなら、今後何十年も気になる。気になるなら直すのは早い方がいい」という趣旨の記載を目にして、確かにそうだ!とスッと背中を押された気がしました。とりあえず、金額や治療期間、通院頻度などを聞いてから決めようと思い、相談に行くことにしました。今思えば相談だけならさっさとしておけばよかったのに、なぜ踏み出せなかったのかなと思います。笑
相談した結果、再矯正なので思ったより金額はかからず、見た目、通院頻度、治療期間も心配したようなことはなくできることがわかり、再矯正を決意するに至りました!!再矯正の様子はまた随時アップしていきたいと思います。
歯列矯正の種類
今回は再矯正を相談した時の、最近の矯正の種類とそれに対する個人的な感想をご紹介します。
ワイヤー矯正
一般にイメージする口の中に金属が入っている矯正です。歯につけるブラケットと呼ばれる装置が、金属のもの、セラミックやプラスチックなど目立たない色のものを使ったものなどがあります。以前よりは目立たない色のものもあるので、改善されてきているかと思いますが、見た目にはやはり多少ガチャガチャするのが気になりました。また、歯の磨きにくさや奥歯に固定する作業など、以前デメリットに感じていたことの大半が残るので、こちらはやめました。
裏側矯正
歯の裏側にブラケットをつける矯正方法です。裏側なので見た目には矯正していることが分かりにくいです。今回私は2本はが少し引っ込んでいるので、この裏側装置だと下の歯に当たって取れやすいということでやめました。また、裏側につけるので上の歯も磨きにくそうでした。。。
マウスピース矯正
1999年にアメリカで始まったインビザラインというマウスピース矯正。私が1回目の矯正をした時にはまだ普及していませんでした。透明に近いマウスピース型の矯正装置を使って、目立たず矯正をすることができます。世界でも550万人以上の方が使われているそうです。マウスピースなので、食事や歯磨きの時は取り外せますし、つけているときも目立たないというのが決め手でした。今回私はこちらにチャレンジすることにしました!インビザラインの詳細は以下です。
インビザライン(マウスピース矯正)
ワイヤーやブラケットを使わず、一人一人に合わせた完全オーダーメイドのマウスピース型の透明な矯正装置を使います。1つのマウスピースで2週間ごとに0.25ミリずつくらい歯を動かしていきます。2週間ごとに新しいマウスピースに交換していくイメージです。
見た目は透明なので、目立ちにくいのがメリットです。食事や歯磨きの時は取り外せるので、食べ物のつまりや着色、歯の磨きにくさといった従来のワイヤー矯正にあったデメリットがありません。また、取り外して洗浄ができるので清潔に保てます。
通院頻度は1〜2ヶ月ごとです。定期チェックや歯の状態の確認を行い、新しいマウスピースを受け取るという手順なので、1回の時間は30分くらいだそうです。ワイヤー矯正だと閉めたりするのに結構時間を取るので、子供がいると短時間で済むのがありがたいです。
ここまでで、私が気にしていたデメリットがかなり解決されました!金額についても再矯正ということもあり、思ったよりだいぶリーズナブルでした。そちらについては追って経過とともに載せていきたいと思います。
まずは相談から
実際の金額や治療期間はその人の歯の状態を見てみないとわかりません。相談は無料というところも多いので、少しでも気になっている方は一度相談されてみてはいかがでしょうか。
治療の状況はまた追って書いていきます!
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