【WDW アニマル・キングダム・ロッジ】宿泊レビュー

ニューヨーク

フロリダ州オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのアニマル・キングダム・ロッジのジャンボハウスに宿泊してきました。各パークへのアクセスしやすさ、部屋から動物がどの程度見えたか、施設の設備はどうだったかなどについてご紹介します。

空港からホテルまで

空港からのバスは事前に予約しておきます。指定されたバス乗り場で名前を伝えて、バスの到着を待ちました。バスを待っている間に子供が喜ぶアクティビティブックや紙でできた帽子などをいただき、子供たちは大喜びでした。

すぐに大型のバスが来たので荷物を預けてバスに乗りました。車内のテレビにレトロなディズニーの映像が流れているのでそれを見ながら過ごしていると、30分ほどでホテルに到着しました。

チェックイン・ロビー

フロントでチェックインをします。ロビーはアフリカンな雰囲気で、特にランプが特徴的で綺麗でした。

ロビーには本物の火がついている暖炉があったり、子供用のロッキングチェアがあってアニメが見られるようになっていたり、ここだけでもしばらく過ごせそうな感じでした。

夜はさらに暗めのライティングでいい感じの雰囲気でした。

部屋に移動する途中にもガラス越しに動物たちが見えるポイントがいくつかあり、シマウマやキリンに子供たちは大興奮でした。

部屋

部屋はこんな感じでダブルベッドが2つにテーブル、テレビ、洋服が入れられるチェストがありました。

至る所にライオンキングをイメージさせる絵や模様があり可愛かったです。アニマル・キングダム・ロッジに宿泊される場合は、お子さんと事前にライオン・キングを見ておくのがおすすめです。

動物

部屋に到着して窓を開けると、動物たちが見えました。

予約したのはプールビューだったのですがサバンナビューにアップグレードしてくれていたようです。2階なので動物たちが間近にたくさん見えて、子供たちは大興奮でした。

「ホテルの部屋でそんなに長い時間は過ごさないし、部屋の外に行けば動物たちが見られるエリアもあるから動物が見えない部屋でいいかな」と思っていたのですが、実際は子供たちがいて早めにパークから帰ってくることも多く、動物が見える部屋に変えていただきとてもありがたかったです。

小さな柵のようなものがあり窓のところまでは来られないようになっていますが、結構近くの方まで来ていることも多く、動物たちが餌を食べている様子をのんびり見ながら食事をしたりできました。

朝早く起きるとキリンが座って寝ている姿が見られたりと、子供たちだけでなく大人も楽しめました。

噂では聞いていたものの、動物がいるのに全くと言っていいほど匂いがしませんでした。朝スタッフの方が車で周って餌をセットしたり糞の掃除をしたりしていたので、こまめなケアのなせる技なのかもしれません。

アメニティ

洗面所にはライオンキングで出てくる「Hakuna Matata」を歌う場面をイメージした絵が飾られていました。

洗面ボールも2つあって家族連れにはありがたい仕様です。もちろん、ドライヤーやティッシュも備え付けられていました。

アメニティは石鹸、ボディローション、綿棒などのバニティキット、シャワーキャップでした。別の日にはマウスウォッシュも置いてありました。

部屋にはコーヒーメーカーが備え付けられていて、オリジナルブレンドのコーヒーが飲めるようになっていました。

また貴重品を入れる金庫や冷蔵庫もありました。

電子レンジは備え付けではありませんが、フロントに電子レンジを使いたいと伝えるとすぐ持ってきてもらえました。「【ディズニーワールド】持っていってよかったもの」に書きましたが、さとうのごはんを持ってきていたので、電子レンジが部屋で使えるのはとてもありがたかったです。

朝早くパークに出発するためあまり朝食に時間がかけられないこと、ジャンクフードを食べる機会がことなどから、さとうのごはんと鮭フレークは大活躍でした。割れないお皿やスプーン、それを洗う洗剤やスポンジを持ってきておくともっと便利だったかなと思います。

スリッパも備え付けではありませんが、フロントに言うともらうことができました。パジャマ、歯ブラシ、歯磨き粉、櫛、メイク落とし、洗顔フォーム、ボディスポンジはなかったので、必要に応じて持ってきておく必要があります。

シャワー

アメリカではシャワーにホースがついていないことも多いのですが、アニマル・キングダム・ロッジのシャワーにはホースがついていました。子供がいるとこのホースがあるお風呂はとても助かります。

シャンプー、コンディショナー、ボディソープはついていましたが、洗顔フォームはなかったので持ってきておいたほうが良いです。

掃除

2日に1回、ベッドメイキング、タオルの補充、ゴミ捨てをしてくれます。ベッドのシーツは宿泊中同じものでした。またタオルの補充が2日に1回なので、フロントや清掃中の方にお願いしてバスタオルを多めにもらっていました。

日本のホテルに慣れているともう少し色々とお願いしたい感じはありましたが、ストレスを感じるほどのことはなく快適に過ごせました。

プール

ジャンボハウスにはプールがついています。1日中遊べるような広さではありませんが、ホテルに帰ってきて遊ぶにはちょうど良い広さで、スライダーもついていました。

タオルは部屋から持っていかなくても自由に使え、ライフジャケットも小さい子から大きい子のまで用意されていました。日差しが強いのでラッシュガードがあった方が良いかもしれません。

当たり前なのですが、雷が鳴るとプールは使えなくなります。夏のフロリダは毎日と言っていいほど夕方に雨が降り、高頻度で雷が鳴るので、いつでも入れると言う感じではありませんが、パークから帰っていてゆっくり遊ぶのにちょうどよかったです。近くにはプレイグラウンドもあります。

レストラン・食事

複数のレストランやクイックサービス(フードコートのようなもの)がありました。

我が家は子供たちがアフリカ料理を食べれるかという心配とみんなあまり量が食べられないことから、ホテルでは主にクイックサービスのMara(マーラ)を利用していました。飽きるかなと思ったのですが、ハンバーガー、チキン、ポテト、ピザ、サラダ、飲み物など種類もある程度あり、マフィン、パン、茹で卵、ヨーグルト、オレンジ、りんご、バナナ、ブドウなどのフルーツも売られていたので、いろいろ種類を変えていけば1週間問題なく過ごせました。また、軽いものを夜買っておいて朝食べたりすることもでき便利でした。

Maraはウェブ上で事前に注文できるので、並ぶ必要もなくてとても助かりました。

他にも1階のショップでスナックやピザ、牛乳、ヨーグルトなどなど必要なものを手に入れることができました。

ホテル内では、専用のタンブラーを買うと色々なドリンクが飲み放題というプランがありましたが、パークでも甘いものや油っぽいものをたくさん取るので、我が家は利用しませんでした。代わりに重宝したのが、浄水フィルター付きの水筒です。

アメリカでは30ドルほどで売られていて、保冷機能付きで水道水を入れれば浄水フィルターで綺麗になった水がいつでも飲めるので便利でした。最初はホテルの水道水がぬるくて失敗したなと思ったのですが、部屋のフロアで氷が補充できるところがあったので助かりました。この水筒はパークでも大活躍でした!

ディズニーワールドに来たことがある友人たちから、子供がディズニーやホテルのご飯が合わなくて何も食べてくれなくて困ったという話を多く聞いていたので心配していましたが、食べやすいチキンやピザに加え、サラダ、フルーツ、ヨーグルトなどもあってうちの子たちは意外と平気でした。

友人たちに勧められていた通りさとうのごはんと鮭フレークを持ってきていて時々ご飯が食べられたのも大丈夫だった理由の1つかもしれません。朝は特に起きてからパークに行くまでの時間が限られているので、前の晩に何か買っておいたり、ご飯をチンして食べたりするのが便利でした。

洗濯

フロアにコインランドリーがあり、洗剤も販売されていました。頻繁に洗濯は難しいかなと思って多めに洋服を持っていきましたが、夕方にパークから帰ってきて毎日洗濯ができたので快適に過ごすことができました。

お土産

お土産については、パークほどではないものの1階のお店においてあったので、パークで買い忘れてもここで調達できます。特にディスニーワールドは日本のディズニーのようなお菓子のお土産があまりないのですが、パーク内で見たお菓子のお土産はほぼホテルのショップに揃っていました。

各パークへの移動

ウェブ上では「どのパークでも10〜25分ほどで行ける」と書いてあるものの、他の方のブログやYouTubeなどの情報では「結構時間がかかることが多い」「特にマジックキングダムには遠くて1時間半かかる」などと言われており、パークへの移動時間は一番心配していました。

実際はウェブの情報通りアニマルキングダムは10分ほど、ハリウッドスタジオやエプコットは15〜20分ほど、マジックキングダムも25分ほどの移動時間でした。ただ、バスの出ている頻度の関係で25分ほど待つこともあるようです。朝は乗る人が多いためか10分以上待つことはありませんでした。

ディズニーのホテルに宿泊している方は開園の30分前からパークに入れるので、早めに寝て朝早く起きていくのがおすすめです。少し遅れるとあっという間に人気アトラクションは長蛇の列になってしまいます。メインゲートは少し早めに開くことも多いので、少し早めの到着がおすすめです。

スマイルゼミの学習

これは余談ですが、娘が使っているスマイルゼミという通信教材はホテル内の無料Wi-Fiでも使えました。旅行中は思いっきり遊べば良いと思いつつ、習慣は崩したくないという思いもあり一応持っていったのですが、夕方のんびりしている時に少し学習の時間を作ることでペースが乱れず助かりました。

アニマル・キングダム・ロッジでは、他にも夕方にキャンプファイヤーを囲んでのマシュマロのイベントがあったり、アフリカの民芸品を作っているところを見られたりしました。

毎日ゆったり動物を見られる環境や夕方のんびり遊べるプールは子供連れにはとてもありがたかったです。パークへのアクセスも思ったほど悪くなく、とても良いホテルでした。

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