イースターといえば「カラフルでエッグハンティングを楽しむイベント!」というイメージだったのですが、実際ニューヨークでイースターを体験して初めて知ったことも色々ありました。イースターの持つ意味や子供たちが体験したイベントなどについてご紹介します。
Palm Sunday(イースターの1週間前)
イースターの1週間前の日曜日、街を歩いていると細長い葉っぱを持った人がちらほら。この日が何の日かも知らなかったので、とても不思議でした。
ちょうどその日お友達のお家でプレイデートをしていた娘を迎えに行くと、その子のお家にも細長い葉っぱがありました。「今日街中でこの葉っぱを持っていた人が結構いたんだけど、これ何?」と聞いたところ、「イースターの1週間前の今日はキリスト教徒にとってとても重要な日なんだよ」と教えてくれました。
イースターはキリストが復活した日で、その1週間前に一度キリストは十字架に架けられて死んでしまいます。キリストが十字架にかけられたのがまさにこの日で、その時民衆がキリストをシュロの葉を持って迎えたことから、この日に教会に行きシュロの葉(ナツメヤシの葉)をもらうそうです。
日本のイメージではイースターはカラフルな卵で楽しいイメージですが、キリスト教徒の方にとってはイースター(復活祭)とその1週間前の日曜日(Palm Sunday)はとても重要な意味のある日なのだそうです。
Easter(復活祭)
イースターといえばエッグハンティング。日本でも最近はイースターイベントが色々と行われ馴染みのあるイベントになってきましたよね。
ニューヨークでも街中でイースターイベントとしてエッグハンティングをおこなっていたり、レストランなどでイースターイベントをしているところもありました。娘はお友達のご家族に地元のレストランのイベントに連れて行ってもらい、ヘアスプレーやフェイスペインティング、エッグハンティングを楽しんできました。
また街中のお店ではハロウィンのようにお菓子入りのイースターエッグを配ってくれるところもあり、子供たちは大喜びでした。
エッグハンティングは最近は日本でもお馴染みのイベントになりつつあるので知っていたのですが、初めて知ったのが「イースターバニー」です。
イースターバニーはお菓子版サンタクロースで、夜にバスケットとお手紙とお菓子を置いておくと、夜の間にイースターバニーが来てバスケットにお菓子を入れて行ってくれるそうです。
娘もお友達のお家でイースターバニーを体験させてもらい、夜寝る前にイースターバニーへのお手紙とお菓子を置いて寝たそうです。
朝になるとカゴいっぱいのお菓子が!書いておいたお手紙はなくなり、お返事が届いていたそうです。
バレンタインが終わると街中にイースターのお菓子やバスケットがたくさん並んでいて、学校で交換でもするのかと思ったのですが特にそういうこともなく「何でだろう」と思っていたのですが、これを見て納得でした。
アメリカでは歯が抜けた時に枕の下に歯を置いて寝ると、歯の妖精(Tooth Fairy)が来てコインやプレゼントに交換してくれるという子供にとって嬉しい風習があります。
また、ハロウィンもバケツいっぱいのお菓子をもらえてとても楽しいイベントでした。
アメリカは様々な子供たちが楽しめるイベントがあって素敵だなと思います。準備する大人は大変ですが。。。最近では日本でもアメリカのイベントが色々入ってきていますが、ニューヨークに来て初めて知るイベントもありとても興味深いです。
コメント