世界的に有名なナイアガラの滝は、ニューヨークから飛行機で約1時間半とアクセスがよく、多くの方が訪れている場所です。
ナイアガラの滝
世界的に有名なナイアガラの滝は、エリー湖からオンタリオ湖に流れるナイアガラ川にある滝です。カナダとアメリカ合衆国の国境になっており、アメリカ側はニューヨーク州と接しています。アメリカ側とカナダ側の両方から滝を望むことができますが、ナイアガラの滝としてよく写真等で目にするのはカナダ側からの風景です。
滝の水量は北米で最も規模が大きく、平均で毎分111,000m³の水量が流れているそうです。ニューヨークからのアクセスが良いこともあり、多くの方が駐在中に訪れている場所の1つです。
ナイアガラの滝へ
カナダのイメージが強いナイアガラの滝ですが、実はニューヨーク州と接していて、マンハッタンからは車で約7時間、飛行機で約1時間半と意外と近いのです。うちは小さい子がいるため飛行機を利用しましたが、あっという間に到着し快適でした。
滝の正面がよく見えるのがカナダ側なので、お友達はカナダ側に滞在する方が多かったですが、うちはアメリカ側に滞在しました。アメリカ側にはナイアガラ・フォールズ州立公園という大きな公園があり、散歩をしながら滝を眺望することができます。霧の乙女号という滝をみる遊覧船や滝の真下まで降りることができるツアーもあります。
遊覧船はとても混み合い並ぶことも多いので、朝早めに行くと良いそうです。私たちも朝早めに行ったところ並ばずに乗れましたが、その後長蛇の列ができていました。
遊覧船ではアメリカ滝とカナダ滝の両方に近づきますが、カナダ滝の滝壺はとてつもない水量です。使い捨てのレインコートがもらえますが、ほぼ意味を成さないくらい顔周りと足元は濡れるので、乾きやすい格好やサンダルなどで行くのがおすすめです。(下の写真の水飛沫が上がっている場所まで行きます。)
アメリカ側にはカナダ滝とアメリカ滝を見下ろすことができる広い展望台があります。両方の滝を一度に見ることができる絶景スポットでした。
また滝の近くまで登れる道もあり、滝の威力を間近に感じられました。
アメリカ側から滝を満喫した後は、カナダ側へ。アメリカからカナダに行くには国境を越えるためパスポートが必要です。アメリカ側の公園の脇にある入り口からカナダへつながる橋を渡ります。
橋から見える景色もとても綺麗でした。しばらく歩くとカナダ側の入り口が見えてきます。
車でも徒歩でも国境を越えられますが、今回は徒歩で行きました。車より混み合わないと聞いていたものの、30分ほど入国審査の列に並びました。ホテルから見ていた感じだと、車は夜暗くなっても長蛇の列ができていました。
カナダ側からはカナダ滝が間近で見られ、迫力満点でした。また様々なお花が植えられた広い公園や、お土産屋さん、食事処などもあるので親子で楽しめます。
子供たちの希望でレインフォレストカフェへ。日本でも大人気ですが、ナイアガラの滝の近くには、カナダ側にもアメリカ側にもレインフォレストカフェがありました。
スカイロン・タワーも有名です。周りには自然も多く、のんびりとした空気が流れていました。
カナダ側からアメリカ側へ戻る際は、カナダ側の入り口で改札のようなゲートがあり、そこを通るには1人あたり50セントでチケットを買う必要があります。券売機が25セントにしか対応していないため、あらかじめ多めに25セント硬貨を用意しておくと安心です。両替機もあったのですが、私たちが通った時は故障しており、紙幣を崩せず困っている方もいらっしゃいました。
ゲートを通ると行きと同じ国を繋ぐ橋をわたり、アメリカ側へと向かいます。アメリカ側へ入国する際には空港で受けるような、パスポートチェックと簡単な質問をされて入国となりました。
滝だけだと子供達が楽しめるか心配だったのですが、遊覧船で滝の間近まで行けたり、国境を越える橋を渡ったり、広々とした公園でのんびりと過ごしたりと、とても楽しかったようです。
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