海外駐在で気掛かりなことの1つが子供の学校探しです。子供が幼稚園相当の年齢の場合、日本語や日本の文化を学んでほしいと日本人幼稚園に入れる方も多いのではないでしょうか。NYにある日本人幼稚園についてまとめました。
日本人幼稚園
NYには日本語による全日制幼稚園が複数あります。費用は高めですが、日本語や文化を学ぶことができるため通いたいという方も多いと思います。
自宅から通える範囲か、何歳から通えるかなど学校によって異なるので、住居を決める際にも重要な検討材料になります。
新型コロナウイルスの影響により定員などに変更がある園もあるので、気になった幼稚園には直接問い合わせてみてください。
ニューヨーク育英学園幼児部
ニュージャージーにある幼児部とマンハッタンのアッパーウエストサイドにあるたんぽぽ幼稚園があります。満3歳から通うことができます。
入園料:$1,000
学籍登録料:$50
審査試験料/手続き料:$60
保育料(年間):$12,340〜12,600(ニュージャージー)、$16,150(マンハッタン)
共通教材 補助費(年間):$690
設備費(年間):$960
バス送迎(NJ校のみ)(年間):NJ地区 $4,123、マンハッタン地区 $5,160
たんぽぽ幼稚園の方が預かり時間が30分ほど長くなっている分、保育料も高くなっています。マンハッタンに住んでいる場合、ニュージャージーまで通うとバス代がとても高いので、マンハッタンのたんぽぽ幼稚園も良いかもしれません。
定員は、ニュージャージー各学年26名程度、マンハッタン各学年15名程度となっています。
こどものくに幼稚園
ウェストチェスターの方にある日本人幼稚園です。4月入学と9月入学があり、2歳9ヶ月から通うことができます。
入園料:$1,200
施設改善費:$300
保育料(年間):$14,750
教材費(年間):$300
セキュリティ費(年間):$ 50
バス送迎(年間):$4,750
学校保険料:$8
現在はハイブリット形式の保育を行なっているそうです。
リセ・ケネディ幼稚園
マンハッタンの国連本部ビルとグランドセントラル駅の間にあるリセ・ケネディ幼稚園は、元々はフランス人学校でしたが、その後日本人幼稚園と補習校が開設されました。
4月入園、9月入園、1月入園があり、それぞれに入園できる年齢が異なります。例えば2021年4月の入園の場合以下のようになっています。
・4月入園児:2015年4月2日から2018年4月1日までに誕生
・9月入園児:2018年4月2日から2018年12月31日までに誕生
・1月入園児:2019年1月1日から2019年4月1日までに誕生
入園時までにトイレトレーニングの完了が必要なのもポイントです。
出願料:$300
入学金:$1,000
授業料 :$17,510
こぐま幼稚園
ニュージャージーにあるこぐま幼稚園は、2歳半から通うことができます。
入園料:$300
登録料:$60
保険料(月):$12
教材費(月):$20
保育料(1日):$48
施設使用料(1日):$11
こちらは週1日から通うことができます。
スターチャイルド
マンハッタンの南の方にあるスターチャイルドでは、満6ヶ月以上から入園できます。複数の年齢の子を一緒に保育する異年齢保育をしています。費用については記載されていないので、Webサイトから問い合わせてみられてください。
あすなろ国際学園・グリニッチ国際学園・Bright Step NYC
あすなろ国際学園とグリニッチ国際学園は、新型コロナウイルスの影響で財政を維持することが難しくなり、2020年6月に閉鎖されました。
またBright Step NYCも閉園してしまったそうです。
こういうところにもコロナの影響は出ているのですね。
現地校の3K・Pre-K・Kinderの登録について
日本人学校ではなく、現地の公立校の幼稚園相当の学校に入れる場合には1年ほど前から動き出す必要があります。
小学校について
上の子がいる場合は小学校選びも重要です。慣れない国で言葉がわからない中で通うので、事前に雰囲気などを知っておきたいですよね。ニューヨークでの学校の探し方を例に現地の公立校を例に書いています。
ニューヨークの日本人学校についてはこちらに書いています。住む地域によって通える学校が異なります。
補習校に通う際のメリット・デメリットについてもまとめています。
ニューヨーク赴任時に現地到着後必要な準備について随時まとめています。
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