日本三代稲荷の1つ笠間稲荷神社では、藤棚があったり菊まつりが開催されたりします。仲見世や門前町もあり散策を楽しめます。
基本情報
場所
茨城県笠間市笠間1番地
駐車場
境内に25台の無料駐車場、神社から徒歩5分のところに90台分の駐車場(時期により有料)があります。
神社の周りにも個人経営の駐車場があり呼び込みをされています。こちらは1回300円でした。
境内・周辺の様子
笠間稲荷は、京都の伏見稲荷、佐賀の祐徳稲荷とならぶ三大稲荷で、行事のある時などはとても混み合うそうです。4月下旬の休日に伺った際は、ある程度人はいるものの混んではいませんでした。
鳥居をくぐりお土産などがならぶ仲見世通りを通って、境内に向かいます。
仲見世はコンパクトですが、稲荷大神の使者のキツネに因んだグッズが売られていたり道にぎっしりと飾られていたりと可愛かったです。
仲見世を過ぎると「萬世泰平門」という楼門が見えてきます。
楼門をくぐり境内に入ると、右手に立派な藤棚が見えます。
昭和42年に県の天然記念物に指定された藤樹は樹齢400年だそうです。手前にあるのはよくみる形の藤ですが、奥にある八重藤は濃い紫色で葡萄の実のような珍しい形をしていました。
5月初旬が見頃ですが、4月下旬でも既に綺麗に咲いていました。
正面には拝殿、左手には社務所があります。
10〜11月には菊まつりも開催され、さまざまな種類の約8千鉢の菊が展示されます。日本で最も古い菊の祭典、見に行ってみたいですね。
神社の前の門前町にはカフェや食べ歩きのお店が並んでいます。
神様の使者がキツネであることから、老舗のお稲荷屋さんの「くるみ稲荷ずし」や油揚げで包んだ「そばいなり」など、キツネの好物の油揚げを使った商品も売られています。
門前町には笠間稲荷神社のお神酒と認められている酒造「笹目宗兵衛商店」もあります。
現在蔵見学はできませんが、敷地内を自由に散策できるようになっていて仕込み樽などをみることができます。
撮影スポットも用意されています!
直売所ではお酒・甘酒・お酒を使ったケーキなどお土産も販売されています。
子供には神社周辺だけではちょっと物足りないかもしれませんが、遊具や長いローラー滑り台がある「笠間芸術の森公園」や景色の綺麗な「笠間つつじ公園」とあわせて行かれてみてはいかがでしょうか。
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