年に2回あるブロードウェイ・ウィーク。人気のミュージカルを実質50%オフで観劇できるお得な期間です。私も娘とライオンキングを観てきました。
Broadway Week(ブロードウェイ・ウィーク)
ニューヨークといえばブロードウェイ。娘は最初は興味がなかったものの、初めてのブロードウェイ・ミュージカルとしてアラジンを観てからミュージカルへの興味が俄然出てきました。
他のミュージカルも観てみたいというものの、子供も大人と同じ料金で高額なため気軽に行くことは難しいです。そんな時に嬉しいのがブロードウェイ・ウィークです。
ブロードウェイ・ウィークは年2回、1月と9月に開催され、期間中は2枚のチケットが1枚分の値段で購入できます。対象となる席は限定されているものの、半額でお得なのが嬉しいですね。当日チケットセンターに行っても人気演目を半額で購入できることはほぼないので、とてもお得な期間です。
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娘とライオンキングを観てきました
ニューヨークに長く住んでいる友人たちに、英語がまだ完璧でない子供におすすめのミュージカルを聞いたところ「ライオンキング」と言う方が多かったです。
娘は前回アラジンを観に行ってその面白さにはまり、次はライオンキングが観てみたいということで、一緒にライオンキングを観てきました。
劇場は1時間前から入場開始となりますが、今回は開始15分前に到着したのでとても混んでいました。ギリギリだったのでブースターシート(座席を高くするためのクッション)がもうないかなと思ったのですが、昼の部で子供が多いので多めに用意されていたのか、無事手に入れることができました。
入り口を入ってすぐのエスカレータの上にあるムファサ(シンバのパパ)像。ミュージカルの途中でも出てくる印象的な場面につながります。
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劇場はアラジンに比べてシンプルな作りでした。
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今回はブロードウェイ・ウィークの対象となっている席ということもあり、舞台からは少し距離がある2階席の前から4列目でした。2階席は1階に比べて傾斜がきついので前の人の頭が気になりにくかったです。
席からは、舞台下のオーケストラの指揮者だけでなく、舞台の両脇にマラカスやパーカッションを演奏をしている方が見えました。舞台と音が連動しているのが見えて面白かったです。
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アラジンを観た時は1階席の前方中央だったのですが、迫力がすごくキャストの方々の細かい表情までよく見えてとても良かったので、2階席は少し舞台まで遠いかなと心配していました。
しかし、ライオンキングは人が動物を表現しているので、少し舞台から距離があると動物がよりリアルに見えて意外と良かったです。2階席4列目でしたがもう少し近い方が見えやすそうだったので、もし空きがあれば2階席の1列目だと一番良いかもしれません。1階席だと通路をキャストの方が通るので、臨場感や迫力があると思います。
ミュージカルの内容はディズニー映画のライオンキングにかなり忠実だったので、子供が英語がわからない場合は事前に映画を見ておくとよくわかると思います。私たちも事前に見ていたので、娘も理解しやすかったようです。
さまざまな動物たちが出てきて、動きが壮大に再現されていました。私が特にすごいなと思ったのが、スカーを囲んでハイエナたちがたくさん集まって薄暗い中で歌う場面で、動きや不気味な雰囲気などとてもよく表現されていて迫力満点でした。
個人的に歌唱力が一番印象に残っているのは猿の祈祷師ラフィキを演じている方でしたが、シンバやナラの子供時代を演じている子役の子たちの演技力や歌唱力もとても素晴らしかったです。
全体的に暗い場面が多いライオンキングですが、ところどころに笑いの要素が盛り込まれていて会場では何度も大爆笑が起きていました。特にプンバとティモンの掛け合いでは大人も子供も大笑いでした。
暗く厳かな場面が多かったので娘が眠くなってしまうかなと思ったのですが、常に少し前のめりでずっと釘付けでした。
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