赴任先で使う家電を日本から持っていく場合、変圧器が必要になることがあります。私がイメージしていた変圧器は手のひらサイズだったのですが、実際は結構大きく重さもありました。事前に必要な容量と数を検討して購入しておくと安心です。
海外赴任に際して必要な準備は以下にまとめています。
家電の分類
まずは家にある家電を、赴任先に持っていくかどうかを検討します。
現地のものを使う家電
海外は家電が家についていることも多いです。もし借りた家についていない場合でも、現地購入もできるので大型家電は現地のものを使うことになるかと思います。
例)
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 洗濯機
- テレビ
日本から持っていく家電
日本から持っていく家電については、変圧器の要・不要を確認します。変圧器は価格も高く重たいので、その点も考慮して必要数を検討しましょう。
変圧器が不要なもの
パソコン、携帯、iPadなど入力電圧が100〜240Vとなっているものは、変圧器なしでそのまま使えます。
ドライヤーなど、海外でも使えるものが販売されているものもあります。変圧器を購入する値段を考えるとドライヤーくらいの値段のものなら買ってしまうのも良いと思います。
我が家はこちらを購入しました。
変圧器が必要なもの
その他、海外に持っていくもので海外の電圧に対応していないものには変圧器を購入する必要があります。家電のワット数を調べて対応する変圧器を用意します。変圧器はギリギリだと使えなくなってしまうこともあるそうなので、余裕を持ったワット数を選ぶ方が良いようです。
我が家では以下の変圧器が必要な家電を赴任先に持っていくことにしました。
- プリンター(20W)
- ヘアアイロン(55W)
- 空気清浄機(75W)
- ホームベーカリー(430W)
- 掃除機(1000W)
- ホットプレート(1300W)
- 炊飯器(1400W)
- コーヒーメーカー(1460W)
変圧器の選択
ワット数を調べて、それに応じた変圧器を用意します。大きいものになると重くて値段も高くなります。常に使う家電か短時間しか使用しない家電かによっても必要数が異なるので、事前に確認しておくといいですね。
約120Wまでの家電に対応した変圧器
我が家の場合、プリンター(20W)、ヘアアイロン(55W)、空気清浄機(75W)が該当します。重さも2.5kgと比較的軽量ですし、1、2台で使いまわせそうです。
約800Wまでの家電に対応した変圧器
我が家の場合、ホームベーカリー(430W)が該当します。ただし、ホームベーカリーは常時使うものでもないので容量が大きい変圧器で他の家電と併用しようと思っています。
約1600Wまでの家電に対応した変圧器
我が家の場合、掃除機(1000W)、ホットプレート(1300W)、炊飯器(1400W)、コーヒーメーカー(1460W)が該当します。このクラスになると4.0kgと結構重くなってきます。
約2000Wまでの家電に対応した変圧器
連続使用する場合などで心配な方は、値段もあまり変わらないので一番容量の大きいものを選択するのも良いかと思います。ただし、こちらは8.73kgなのですごく重たいです。
容量が大きな変圧器だと、電源タップを使ってワット数が小さい家電を複数つなぐこともできます。
軽く考えていた変圧器ですが、意外と重さもあり値段も高いので、しっかりと事前にどうするかを考えておいた方がいいですね。
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