【海外駐在までの準備】必要な手続き「携帯電話をどうするか」

海外駐在の準備

海外赴任の帯同に向けて、必要な準備をまとめていきたいと思います。今回は「携帯電話をどうするか」についてです。ソフトバンクユーザーの我が家が検討している方法についてご紹介します。

その他、海外赴任に際して必要な手続きは以下にまとめています。

日本で使っている携帯を解約せずにそのまま使用する

Wi-Fiがある環境ならいいかもしれませんが、外出時や電話をしたい時など高額な費用がかかるため、検討から外しました。

アメリカ放題を使う

ソフトバンクユーザーの場合、アメリカに旅行に行った際に利用された方もいらっしゃるのではないでしょうか。私も海外旅行で使用しましたが便利でした。ソフトバンクのショップでもこちらの利用を紹介されましたが、長期の駐在となるとちょっと厳しいかもしれないという印象です。

アメリカ放題とは

ソフトバンクが提供しているサービスで、アメリカ本土やハワイでスプリントのネットワークでの通話、モバイルデータ通信、メールがし放題のサービスです。

対応機種

  • iPhone6以降のiPhone
  • iPad Air2以降のiPad

利用方法

  1. 渡航前までに「データローミング」がオフになっていることを確認します。
  2. 渡航後利用する際には、モバイル通信ネットワークが「Sprint」になっているかを確認してから使用します。

注意点

  • スプリント以外のネットワークで利用すると世界対応ケータイの通話料や海外パケットし放題の定額料がかかってしまうので注意が必要です。
  • スプリントはあまり電波状況が良くないので、電波を拾えないということも多いそうです。これについてはソフトバンクのショップでお聞きしましたが、現地に行ってみないとわからないと言われました。
  • 自分から発信する場合はアメリカにいる方にも日本にいる方にも無料で通話や電話ができますが、現地の方が自分に電話をくれた場合には相手の方に高額な国際電話料がかかってしまいます。現地でやりとりが発生しそうな長期の駐在では厳しいですね。

日本のSIMフリー端末にアメリカのSIMを入れて使う

日本で使っていた携帯を海外の携帯会社の契約で使用する方法です。長期の駐在の場合は、現実的にはこの方法が一番良いかなと思っています。

SIMカードとは

携帯の中に入っているICチップのことで、利用者の携帯電話番号やメールアドレス、契約情報などが記録されています。携帯はSIMカードを入れることで使えるようになります。

日本で使用していた携帯電話をアメリカで使う方法

日本の大手携帯電話会社の場合、他社の携帯電話ではSIMカードが使えないようになっていて、これを「SIMロック」と言います。このロックを解除して他社のSIMを入れても使用できるようにすることを「SIMフリー」と言います。

日本で使っている端末をSIMフリーにし、アメリカで現地のSIMを入れることで、現地で携帯が使えるようになります。

利用方法

  1. 日本で使っている携帯を解約する前にSIMフリーにします。契約解除後にはSIMロックを解除してもらえないこともあるようなので、必ず事前に手続きをしましょう。
  2. 日本で使っている携帯電話を解約します。もしくは、利用休止手続き(預かりサービスの利用など)をします。

注意点

iPhoneではあまり問題がないようですが、Androidでは対応できないものもあるようなので事前に確認しておく方が良いですね。

電話番号・メールアドレスの預かりサービス

大手の携帯電話会社の場合、電話番号やメールアドレスを保管してもらえるサービスを実施しています。この方法だと携帯電話使用の基本料金はかからずに、リーズナブルに番号等を保持しておけるので、本帰国の予定がある方には便利なサービスです。

ソフトバンクドコモau、それぞれに少しずつ保管期間や料金が異なるので確認してみてください。

アメリカで使うSIMカード:HanaCell

現地の携帯やSIMカードをどうするかですが、我が家は現地に駐在している友人お勧めのHanaCellを検討中です。

特徴

日本語で対応してもらえる

スタッフが全員日本人なので、申込みから解約まで全てを日本語で対応していただけます。

日本で契約ができる

ハナセルのSIMカードは、日本またはアメリカへ送料無料で届けてもらえます。日本で使っている携帯電話をそのまま利用する場合には、渡米前にSIMカードを入れて動作確認できるので安心です。

また、手持ちの携帯電話を使わずにアメリカの携帯を購入したい場合もHanaCellで購入でき、送料無料で対応していただけます。

日本でもアメリカと同じ料金で使用できる

アメリカだけでなく日本を含む210カ国で使用可能なので、一時帰国の時にもアメリカと同じ料金で使用できて便利です。ただし、日本で電話を受ける場合には、かけてくれた相手にアメリカまでの通話料金がかかるので注意が必要です。

日本で使っている携帯電話会社の解約は出国直前だとバタバタするため、少し早めに解約してHanaCellに乗り換えて使えるのも助かりますね。

利用期間が自由

最短1カ月から使え、いつでも無料で解約できるので、予定外に帰国が早まったり伸びたりしても安心です。

日本で購入した携帯電話を使う場合の対象機種

携帯電話の仕様が合えば、SIMフリーにしてHanaCellのSIMカードを入れることで、日本で使っている携帯電話をそのまま使用できます。送料も契約手数料も無料なので、SIMカード代$9のみでHanaCellに加入できます。

iPhoneの対象機種は以下です。

  • アップルストアで購入したもの:SIMフリーのiPhone5s/5c以降とSEで利用可能
  • ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル、UQモバイルで購入したもの:iPhone 6s plus、6s、SE、それより新しい機種でSIMロック解除後利用可能

申し込み

申し込みは、余裕をもって利用開始希望日の1週間ほど前が推奨されています。

  1. プランを選んでネットで申し込みをします。2つ以上同時に申し込むと無料通話10ドル×人数分がプレゼントされるので、通話し放題のプラン以外なら家族で申し込むとお得ですね。
  2. 商品が届きます。
  3. 番号登録が完了したら利用開始できます。

料金の支払いは登録したクレジットカード(VISA、Master Card、AMERICAN EXPRESS、JCB)、デビットカード、PayPalのいずれかでします。

まとめ

我が家はSIMフリーにできる携帯電話があるので、現在使っている携帯の利用停止手続き(番号預かりサービス)をし、HanaCellのSIMカードを入れて使用予定です。プリペイド式携帯を使用されている方もいますし、赴任先や期間によっても違いますので、一番あった方法を選択されてください。

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