【海外駐在までの準備】必要な準備「自分(妻)の仕事」

海外駐在の準備

今回は準備というわけではありませんが、検討しておかなければならない「自分(妻)の仕事」のことについて書きます。自分が赴任に帯同する際、どのタイミングで会社に相談すべきか迷い色々調べたので、一例として参考になればと思います。

海外赴任に際して必要な準備については以下にまとめています。

自分の意思

まずは、自分が仕事を続けたいかどうかですよね。私の場合は仕事や会社が大好きでやりがいも感じていたので、辞めたくありませんでした。また、仕事柄資格がある職種でもなかったので、一度やめてしまうと本帰国後に子供を抱えて同等の職種に復帰というのはかなり難しいと思われます。

とはいえ、主人だけ単身赴任でワンオペ2人育児も難しいですし、子供たちもパパと離れてしまうのはかわいそうかなとも思い、帯同することは決めていました。今回赴任先がアメリカということもあり、上の子にとってもいい経験になるかなという思いもありました。

私としては仕事を続けたいものの、今回は育休中の海外転勤であり、育休の期間内には本帰国できないことから、休職か退職のどちらかになると思われました。会社の制度として復職制度がないので、私としては休職させてもらえたらありがたいと思っていましたが、会社として配偶者の転勤に伴う休職制度はなく、直近で同じような境遇の方が退職となっていたので厳しいかなという印象でした。

帯同したいけれど仕事は辞めたくないというジレンマで、しばらく本当に悩みました。

会社に相談する時期

主人の会社から打診があったのが出国の約5ヶ月前でした。ただしこの時点では本当に転勤になるとの保証はなく、実際に正式な辞令が出たのは出国の1ヶ月半前、ビザが取得できたのが出国の約1ヶ月前でした。

育休中だったので、退職の場合「渡航を待たずして今すぐ辞めなさい」と言われる可能性があり、会社に早く相談した方が休職の交渉ができるかなと思いつつ、転勤が確実でない状況で退職になってしまったらその後不安というのもあり、相談する時期をかなり迷いました。

いろいろな方のブログを拝見しましたが、拝見した方は全員退職で帯同されていました。もし育休中の方で休職に切り替えてもらい帯同したという方がいらっしゃったら、相談する時期を参考にしたかったのですが。。。

主人の会社の偉い方にもお聞きしたところ、はっきり決まっていない時期だと検討も難しいと思うので、ある程度確実になった時点で相談するのが良いのではないかと言われました。確かに、と思う一方で、検討してもらう期間がしっかりあった方が良いのではと、毎日いつ相談しようか悩んでいました。

結局は正式な辞令は出ていないものの転勤がほぼ確実となった出国約2ヶ月前に、上司に相談しました。結果、「ある程度状況が確実になったこの時期に相談してくれたので検討が進められる」とのことだったので、社内検討をするにはちょうど良い時期だったようです。

社内の検討結果

部長やその上の方々は「休職して帰国後に復帰してほしい」と言ってくださり、人事に掛け合ってくださいましたが、結果としては人事のOKが出ずに退職となってしまいました。

何度か再交渉してくださったそうで、社内検討には1ヶ月ほどの時間を要しました。結果、退職が決定したのはビザが取得できた直後で、相談時期としても妥当だったのかなと思っています。

退職日

退職日は出国日ということになりました。育休中なので、もしかしたらすぐ辞めるように言われたり、育休明けに復職できないことに対してお咎めがあるかと思っていたのですが、やむを得ない理由ということでそのようなペナルティはありませんでした。

ただ、コロナウイルスが流行っている時期でもあり、万が一罹患したりアメリカへの入国禁止となった場合には、渡米もできないのに仕事もなくなってしまうという不安はつきまとっていますが。。。

書類は早急に提出するようにとのことで、退職が決まって数日以内に退職に必要な書類を提出しました。

今の気持ち

今まで人事の採用活動や新人教育に何度も協力したりもしてきたので、正直退職のみの選択肢かつ早急に退職の書類を出すようにという人事のスタンスに悲しさがありました。

でも、部署の上の方々が休職にできるようにと時間を割いて働きかけてくださったこと、戻ってくる時は声をかけてみてとおっしゃってくださったことにとても感謝しています。また、育休後に復職できないにもかかわらず、退職日を出国日としてくださったことも本当にありがたいと思っています。

最終的には休職することは叶いませんでしたが、相談時期としてはこれでよかったのかなと思っています。

仕事が好きだったのでまさか自分が専業主婦になるとは思わず、日本に帰国した時に仕事に復帰できるのかという不安も毎日感じています。ただ、子供たちが小さいうちは習い事や夏休みなど一緒にいることもできるのでそれはそれで良いのかなとも思ったり。

退職になってしまったものは仕方がないので、気持ちを切り替えて赴任先での生活を充実させたいと思います!

退職する場合は失業保険(基本手当)を受給できます。配偶者の海外赴任に帯同する場合は、受給期間の延長もできるので忘れずに手続きしてきましょう

駐在妻のイメージと実際住んでみての現実の違いについても書いています。

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