ブルックリンにあるプロスペクトパーク内には動物園があります。コンパクトですが、生き生きとしたアシカやさまざまな種類の動物を見たり、餌をあげたりすることができます。
動物園の年間パスポート
ニューヨークにある4つの動物園(ブロンクス動物園、セントラルパーク動物園、プロスペクトパーク動物園、クイーンズ動物園)全てで利用できる年間パスポートがあります。どの動物園に何度行ってもいいので、動物好きの子がいるご家庭におすすめです!
4つの中で一番大きいブロンクス動物園に行った時のことについては以下に書いています。
世界最大級の広さを誇るブロンクス動物園では、絶滅危惧種などの珍しい動物を含め多くの種類の動物を見ることができます。また、メリーゴーランド、アスレチック、動物の餌やりなどもあり1日楽しめます。
セントラルパークに行った時のことは以下に書いています。
ニューヨークの中心部にあるセントラルパーク動物園は、元気に泳ぐアシカや熱帯雨林ゾーンで放し飼いにされている鳥たちなど、魅力的な展示があります。ブロンクス動物園に比べてコンパクトですが、ブロンクス動物園まで行くのはちょっと遠いなという方や小さい子連れの方におすすめです。
また、セントラルパーク動物園から少し歩いた場所に子供が動物に触れ合えるTisch Children’s Zooがあります。動物への餌やりが好きな子供たちには貴重な場所です。
クイーンズ動物園についてはまだ行ったことがありませんが、また行くことがあれば書きたいと思います。
プロスペクトパーク動物園
行き方
プロスペクトパーク動物園に行くにはB、S、Qラインの地下鉄でプロスペクトパーク駅まで行きます。プロスペクトパークはとても広い公園で、湖、植物園、美術館、アイススケートリンクなどがあり、その一角に動物園があります。
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駅を出て数分歩いていくと動物園の入り口が見えてきます。
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入園
入り口で事前にウェブ上で購入したチケットのQRコードとワクチンパスポートを見せます。日本のワクチン接種証明書とパスポートでも大丈夫でした。ブロンクス動物園とセントラルパーク動物園と同様に、ワクチンパスポートを確認後、屋内施設を利用できるPassを手首につけてもらいました。
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園内
エントランス
入り口を入ると通路にさまざまなオブジェが展示されています。こちらはカエルがヘビに食べられているところを表現したオブジェです。
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ぱっと見はわかりませんが、よく見ると面白い造りになっています。
SEA LION COURT
ニューヨークにある他の動物園同様、プロスペクト動物園の目玉もアシカのプールです!園の中心部にアシカたちが自由に泳ぐ水槽があって、生き生きとした様子を見ることができます。
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11時半、14時、15時半の1日3回、餌やりタイムがあり、アシカの芸を見ることができます。
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さらにプロスペクトパーク動物園では、餌やりの際にアシカについての説明が流れるので、アシカについて学ぶこともできます。
ニューヨークの動物園といえばこのアシカの水槽ですが、水がなみなみと入った広い水槽の中で本当にアシカたちが元気に過ごしていて、子供たちも私も大好きな展示です。
ANIMAL LIFESTYLES
ANIMAL LIFESTYLESは屋内展示です。アシカのプールに面したところに入り口があります。
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小さなブースに分かれて、自然界に似た環境を再現したブース内で、さまざまな動物が展示されています。冬でも暖かいので暖を取るのにもありがたいです。
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こちらは水槽になっています。
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こちらの黒に白の水玉模様の珍しいエイは、ポタモトリゴンという淡水エイです。熱帯雨林などの暑い地域の川に暮らすエイだそうです。
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こちらの珍しい鳥はWREATHED HORNBILLという鳥で、絶滅危惧種です。オスとメスで嘴の下の色が異なり、この綺麗な水色はメスです。
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GREEN IGUANA(グリーンイグアナ)は愛嬌たっぷりで、子供たちの近くに寄ってきて興味津々でこちらを見ていました。
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円形のホールからHAMADRYAS BABOON(マントヒヒ)が展示されている場所へと廊下が続きます。
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マントヒヒは岩場を再現した広い空間に展示されていました。こちらは小さな子供マントヒヒ。可愛らしい動きで岩を登ったりしていました。
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そしてちょうど餌やりタイムにも遭遇することができました。たくさんのマントヒヒが集まってきて、上から投げ入れられる餌を拾って食べていました。
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マントヒヒのブースからもといた円形のホールに戻る途中に展示されていたのがこちらの猿。
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息子が「あ!ちっちゃいライオンだー!」と指を差したこちらの猿は、まさにライオンのような見た目から名前がつけられたGOLDEN LION TAMARIN(ゴールデンライオンタマリン)です。2匹が寄り添って可愛らしかったです。
GEOFFROY’S MARMOSET(シロガオマーモセット)も2匹で寄り添っていました。
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シロガオマーモセットは10頭ほどの群れで生活し、その中で1組だけが夫婦となるそうです。
BARN AND GARDEN
餌やりができる動物たちがいるBARNには、アシカのプールからGARDENを通って向かいます。冬なのですっかり枯れ木になっていましたが、暖かい時期には動物・植物・昆虫などを見ることができるようです。
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BARNの横にはZEBU(コブウシ)がいました。コブウシは耐暑性が高く、暑い地域に生息するそうです。日本で見るウシとは少し見た目が異なりますね。
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そしてこちらがBARN。その名の通り小屋になっています。
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50セントで手のひら分くらいの餌を買うことができ、動物たちに餌やりをすることができます。このガチャガチャ的なシステムが子供には楽しいですね!
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ALPACA(アルパカ)、
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SHETLAND SHEEP(ひつじ)、
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ヤギなどに餌をあげることができます。ニューヨークの動物園の餌やりは道具は使わずそのまま手であげるので、石鹸付きの手洗い場も完備されています。
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他にも、餌はあげられませんでしたが、小さくて可愛らしいJULIANA PIGS(ブタ)もいました。
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DISCOVERY TRAIL
DISCOVERY TRAILの入り口を入ると、自然が広がりそこに野鳥がいる池がありました。
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右手にはプレーリードッグの目線を体験できるトンネル、
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その横には、カメになれるフォトスポットや、動物たちとジャンプを比べられる遊び場もあります。
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今回寒かったこともあり、DISCOVERY TRAIL全ては回らなかったのですが、DEMOISELLE CRANE(アネハヅル)、DINGO(ディンゴ)、RED PANDA(レッサーパンダ)、EMU(エミュ)などがいたり、蜘蛛の巣の形をしたネットの遊具があります。
HALL OF ANIMALS
HALL OF ANIMALSは2021年12月現在改修中で閉鎖していましたが、フェネック、マングース、カメ、カエルなどが展示されています。
まとめ
プロスペクトパーク動物園は、ブロンクス動物園に比べてコンパクトな動物園でした。自宅の場所にもよりますが、マンハッタンから同じくらいの時間をかけていくなら広大なブロンクス動物園、マンハッタンの近場で見るならセントラルパーク動物園とそのふれあい動物園の方が個人的にはおすすめです。
ニューヨークにある動物園はどこも動物たちがとても生き生きしているので、見る方も楽しい気持ちで見ることができます。またどこもふれあい動物園があるので、動物好きの子供たちにとってはとてもいい経験になります。
プロスペクトパークでは、寒い時期には近くにスケートリンクがオープンし、暖かい時期にはイベントがあったり100年もののカルーセルに乗れたりするそうなので、動物園とあわせてくるのも良いかもしれませんね。
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