東京のアメリカ大使館でビザの面接を受けてきました

海外駐在の準備

海外赴任の律速と言っても過言ではないビザ。飛行機や引越しの予約はしたものの、ビザが発給されるまではドキドキしてしまいますよね。我が家もようやく書類が揃い、渡航1ヶ月少し前の先日ビザの面接を受けてきました。1歳の息子を連れていったビザ面接の様子をご紹介します。

アメリカ合衆国大使館

非移民ビザの申請ができるのは以下の米国大使館及び領事館です。

  • 大使館(東京)
  • 領事館(大阪/神戸、那覇、福岡、札幌)

今回は東京の大使館でビザの面接を受けてきました。

場所

銀座線・南北線の溜池山王駅、丸の内線・千代田線の国会議事堂駅の14番出口から徒歩約5分です。

駐車場

専用の駐車場はありません。

近くにたくさんコインパーキングがありますが、場所によって値段もピンキリです。また、車高の制限がある駐車場も多いので注意が必要です。我が家が入ろうとした駐車場は2つとも1.5m制限で入れず、これが原因で遅刻しそうになってしまいました。。。

最終的にはANAインターコンチネンタル東京の駐車場に止めたのですが、500台分の広い駐車場で、車高制限も2.1mと高めでした。料金は10分200円で1日最大4,000円です。もっと安いところもありますが、広くて確実に止められますし大使館にも近いので、総合的に見ると結構いいのではないかなと思いました。

実際に行ってきました

5歳の娘は保育園に行っていたので、1歳の息子を連れていってきました。最初1歳の息子は誰かに預けて行こうかとも思ったのですが、人見知りもあり近くに頼れる親戚もいないので連れていくことにしました。結果、これが面接時間の短縮につながりました!そのことについては後ほど書きます。

行き方

今回新型コロナウイルスやインフルエンザが流行っている時期だったので、渡航前に感染したら困るということで車で行き、ANAインターコンチネンタル東京の駐車場に停めました。

大使館に入れるのは予約時間からだそうです。我が家は30分くらい余裕を持って家を出たのですが、事故渋滞と駐車場問題でギリギリになってしまいました。15分以上遅れると入れてもらえないと書いてあったので、遅刻した人のブログを検索したりしてドキドキしていました。ブログでは1時間くらい遅刻しても何も聞かれず入れたという人もいましたが、もし入れないと再度予約が必要になるので、車で行かれる方は特にご注意ください。我が家はなんとか5分遅れで到着し無事入館できました。

大使館はホテルの駐車場や地下鉄の出口からは5分くらいの距離にあります。大使館に向かう途中、星マークのところに警備員さんが立っていました。

紫の星マークのところでパスポートや持参した書類を見せて通してもらいました。パソコンは持ち込み禁止なので、ここで通してもらえず近くのロッカーに預けに行かれている方もいらっしゃいました。

青の星マークのところが大使館への入り口なのですが、来館目的を聞かれて中へ通されました。

入るまでに結構並ぶという口コミだったのですが、予約時間が遅めだったからか、はたまた若干遅刻したからか、全く並ばずに入ることができました。

セキュリティチェック

小さな建物の中に空港のようなX線検査の機械があります。携帯などの電子機器をカゴの中に出し、荷物を全て預けて検査します。自分たちもゲートを通り検査を受けます。

持ち込めるのはビザの申請に必要なものや本や雑誌などのみで、荷物は25cm×25cm以内にまとめる必要があります。

携帯電話も持ち込めますが、1人1台のみです。パソコン、iPad、iPod、ゲーム機などの電子機器は持ち込めないので、自宅や車などにおいていきましょう。

食べ物や飲み物も持ち込むことはできません。これについてはベビー用は持ち込めると書いている方もいらっしゃいましたが、うちは念のため車に置いていきました。

ここの検査をされている方々は日本人でした。

予約確認

受付で必要書類を見せて予約を確認してもらい、番号札をもらいます。

書類は1人ずつクリアファイルに入れます。書類は入れる順番が決まっていますので、待ち時間を短縮するためにも在日米国大使館のHPで確認して準備しておくことをお勧めします。

我が家は全員分をまとめて1つのファイルで持っていってしまったのですが、その場でファイルを貸していただき1人ずつに分けました。混んでいたら順番がかなり後になってしまっていたところでした。。。

こちらの方も日本人の方で親切に対応してくださいました。

書類の提出

受付の方から言われた窓口に書類を提出します。提出をしたら椅子に座って順番が来るのを待ちます。

指紋登録

紙に書かれた番号が掲示板に表示されたら、指紋を採る窓口に並びます。指紋は以下の3回に分けて採りました。

  1. 左手の親指以外の4本
  2. 右手の親指以外の4本
  3. 左右の親指を同時に

こちらの方は日本人ではありませんでしたが、日本語で対応されていました。最初英語で言われると思って聞いていて、なんと言われたかわからずキョトンとしてしまいましたが、日本語で「ひだりて4ほん」でした。。。

面接

指紋の登録が終わったら面接です。面接というので就職面接のように部屋でやると思っていたのですが、実際はみどりの窓口のようなブースでした。窓口は4つほどあり、1列で並んで空いたところで順次面接を受けていくという形式でした。

この列が結構人が並んでいたのですが、優先席が設けられていて、子連れだと優先的に面接を受けさせてもらえました。係員の方が誘導してくださり一番前に割り込みさせてもらう感じだったので、後ろの方にはとっても申し訳なかったですが、苦労して下の子の預け先を探して預けて来なくて逆に助かりました。

面接官は書類とパソコンを見ながら質問をします。質問内容は人によって異なりますが、我が家は以下のようなものでした。

  • 渡航目的は?
  • どういう研究をするのか?
  • 誰が費用を出す?
  • 最近中国に行ったことはあるか?

全てに応えると、「approved」と言われました。これでビザが発給されることが確定です!

所要時間

面接自体は3分くらいでした。持ち物検査から面接終了まで滞在時間は25分くらいでした。

ビザの面接は1〜3時間かかるという口コミでしたし、飲食物の持ち込みは禁止なので1歳の息子が耐えられるか心配だったのですが、優先的に面接をしていただけたのでとても助かりました。

またスタッフの方も、面接官を除いては日本人もしくは日本語が話せる方々でした。面接官も威圧的な感じでも無愛想な感じでもなく、気持ちよく面接を終えることができました。

大使館の中には自動販売機やトイレ、小さなキッズスペースもありました。優先的な面接やキッズスペース など、小さな子供に優しい施設でびっくりしました。

ビザの受領

約1週間で預けたパスポートとともにビザが届くそうです。これでなんとか無事に出国できそうです!

追記:実際には4日で届きました。郵便局のレターパックで届くので対面受け取りでした。

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