気圧など天気が変化する時に起こる頭痛。事前に予想できるアプリや予防法・治療法などについてご紹介します。
気圧の変化による頭痛
今まで頭痛になったことが皆無だったのですが、第2子出産後、出産の影響なのか年齢の問題なのか、低気圧による頭痛が発症しました。
最初はなぜ頭痛が起こるかわからなかったのですが、何回か繰り返すうちに天気と関係していることに気づきました。
天気予報で雨マークが出ていなくても、頭痛が出ると数時間後にほぼ確実に雨が降り出します。そして雨が降ってしばらくすると落ち着いてきます。
気圧の変化による頭痛が起こる原因
天気が悪くなる時などに気圧の変化で起こる頭痛は、天気痛などと呼ばれます。天気痛は、内耳が気圧に影響を受けて自律神経が乱れることによって、脳の血管が拡張したりむくんだりすることで起こると言われています。
天気痛などの低気圧不調はなんと3人に1人が経験しているそうです!
予防
内耳が気圧に影響を受けたり自律神経が乱れたりすることが原因のため、事前に対策をすることである程度予防することもできます。
まず第一に、十分な睡眠をとり、ゆっくりと入浴し、適度な運動やストレッチをして血流を促すことで、自律神経が乱れないような生活を心がけます。
血行を改善するため、自律神経と関係が深い耳全体を回すようにマッサージすることも効果があります。
さらに、日記やアプリで気圧の変化を把握して備えることも可能です。
アプリ・ウェブサイト
ウェザーニュース「天気痛予報」
ウェザーニュースのアプリの「天気痛予報」がかなりおすすめです!
アプリの中の「自然・季節・健康」カテゴリーの中にあります。
気圧や気温など、気象状況の変化から頭痛や関節痛が出やすいタイミングを予想して、「安心」「やや注意」「注意」「警戒」の4段階で表示してくれます。
さらに地域を選ぶと、週間天気痛予報や3時間ごとの天気痛予報も見ることができます。
3時間ごとのものは特におすすめで、本当に時間単位でぴったり当たるというくらい自分の頭痛のタイミングと一致しています。
今年6月には、天気痛の発症リスクをプッシュ通知してくれる「天気痛アラーム」機能も追加されました。
自分が住む地域を登録しておくと、気象痛が出やすいタイミングを予想して通知機能で知らせてくれます!
事前に頭痛が起きやすいタイミングがわかっていれば、予防対策をしたり、薬を飲んだりと備えることができるのでありがたいですね。
頭痛―る
気圧の変化による天気痛が起こりそうな時間帯の確認や、痛み・服薬記録ができる気象予報士が開発した気象病・天気頭痛対策アプリです。
時間の推移による気圧の変化や、天気痛が起こりそうなタイミングが表示されます。
全国的な状況も見ることができます。
こちらも低気圧が近づくと通知してくれる機能があるので、ありがたいですね。
治療薬
自律神経を整える漢方薬によって天気痛を改善することが期待できる治療薬が販売されています。
テイラック
低気圧などによる頭痛や目眩などの不調を改善する漢方薬です。体内の水分バランスを整えることで、血管拡張と自律神経の乱れの両方に作用します。
キアガード
天気痛の原因となるむくみを改善すると同時に、血行促進や鎮痛作用によって頭痛に対して効果が期待できるお薬です。
天気痛は雨のたびに頭痛がするなど大変ですが、アプリ、予防対策、治療薬などを使って天気痛とうまく付き合っていきたいですね。
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