7月8日放送のRegular Heroes「真の英雄たち〜新型コロナウイルスと戦う人々〜」のエピソード8についてまとめました。エピソード8では、今まで取り上げられたエッセンシャルワーカー達のその後を取材しています。
真の英雄たち〜新型コロナウイルスと戦う人々〜
数十億人が自宅で過ごす中、自らの危険を顧みず人々のために働くエッセンシャルワーカーにスポットを当てたAmazonのオリジナル番組です。
コロナが流行する中撮影をするスタッフは大丈夫なのかと心配にもなりますが、エッセンシャルワーカーの様子を通してアメリカの現状や日本との違いも感じられる興味深い番組です。
Amazon prime videoの30日間無料体験はこちら7回にわたって計21人のエッセンシャルワーカーを英雄として称えてきましたが、今回は英雄たちのその後が特集されました。
エピソード8 英雄たちのその後
バネール:食料品店店主
ハリケーン・カトリーナで被害を受けたニューオーリンズ下9地区で地元の住民を支える食料品店店主バネール。
前回放送時には、番組から新しいキッチン機器や業務用オーブンなどがプレゼントされました。
バネールのお店があるニューオーリンズで、経済活動が再開されました。もともとハリケーン・カトリーナの影響で貧困地区であることに加え、コロナの影響でさらに困窮している住民が多いため、バネールのお店は地域に大きく貢献しています。
そんな地域住民を支えるお店を経営しているバーネルに、ニューオーリンズ市長のラトヤ・カントレルから初代「イエスの街」賞が贈られました。
さらに番組からパラソルつきのテラス席もプレゼントされました。
ダイアナ:救急救命士
ニューヨークの消防局で救急救命士として働くダイアナ。新型コロナのパンデミックの最前線で働き、多くの死に直面してきました。
過酷な状況下で働くダイアナは、1年前に旦那さんが亡くなり、子供たちも喘息などのためコロナのパンデミック以降は家から避難させていました。
それから数週間後、番組からプレゼントされた改装工事が進み、子供たちも家に戻ってきました。
亡き旦那さんと計画していた改装工事が進んでいくことに喜ぶダイアナに、番組からもう1つプレゼントが贈られました。
ダイアナたちが庭に出ると、サマーキャンプに行けない子供たちのために、屋外用のソファーとテーブルのセット、焚火台、プロジェクターが。サマーキャンプは無くなってしまったけれど、これで友達を呼んで遊べると喜びます。
ジョンテ:高校の化学教師
高校で化学教師をするジョンテは、アメリカに2%しかいない黒人男性教師の1人です。彼は有色人種の生徒たちの手本となることを使命だと考えています。
自身が子供時代ひどい家庭環境で過ごしながら、学校の先生の支えで大学へ進学したことから、夢は必ず叶うことを知って欲しいと子供たちを励まし続けています。
番組放送から1ヶ月後。SNSを通じてたくさんの感謝の声が届き、今では自分の生徒だけでなく全国の子供を相手に授業をしているそうです。
そんなジョンテにさらにプレゼントが贈られました。
34年前ジョンテが2年生の時に担任だったリチャードソン先生からのテレビ電話です。先生が画面に映った瞬間に泣きだすジョンテ。ひどい家庭環境にいたジョンテを気にかけて励ましてくれた先生で、リチャードソン先生のおかげで誤った道に進まずに済んだジョンテの原点ともいえる方です。
番組から学校が再開されたら使えるようにと電子ボードも送られましたが、先生からの電話が1番のプレゼントだったようです。
その他の英雄たちのその後
ヘイリー:エピソード1
ホームレスが5万人以上いるロサンゼルス郡で、ホームレス支援団体「ラブ・マイ・ネイバー財団」を創設したヘイリー。番組放送後、全米だけでなく日本からも寄付が届いたそうです!
ダナ:エピソード4
路上生活者に女性特有の物資を提供する団体「アイ・サポート・ザ・ガールズ」代表のダナ。番組放送以降、寄付が26%増えたそうです。
ウッディ:エピソード4
医療従事者に仮の住まいとしてRV4車を提供する会社の設立者のウッディ。番組放送後、テキサスのママ友2人と繋がり助け合いの輪が大きく広がったそうです。
セリタ:エピソード3
必要物資を届ける運送会社を経営しながら運転手をしているセリタには、番組放送後感動したという人から電話がかかってくるそうです。
番組を見てさらに支援の輪が広がるというのは素敵ですね。
各放送回についてまとめています。
コメント