学研が出している「自由研究おたすけキット」では、手軽に身近な科学の実験を楽しむことができます。対象年齢は小学3年生からですが小さい子でもできるものもあるので、親子で一緒に楽しみたいですね。
学研の自由研究おたすけキット
学研から出ている「自由研究おたすけキット」は、実験用の材料と器具がセットになっているキットです。実験手順がよくわかるガイドブックがあるので、誰でもお家で簡単に実験ができるのが特徴です。実例レポートもあるので、実験しっぱなしではなくきちんとまとめるところまでできるのも素晴らしいです。
夏休みの自由研究に使えるだけでなく、普段から科学への興味を深めるのにも役立ちます。
対象年齢は小学3年生以上となっていますが、手順が簡単なものや理解しやすいものもあるので、子供が興味を持つものがあったら親子でチャレンジしたいですね!
幼稚園児でも楽しめる「自由研究おたすけキット」
自由研究おたすけキットの対象年齢は小学3年生からですが、中には未就学児でも興味を持って実験できるようなものがあります。親子で楽しみながら実験してみましょう!
色のふしぎを調べよう
絵具で色を混ぜて新しい色を作ったり、ティッシュに染み込んだインクが元の色と違う色に分かれているのをみて不思議がっていたり、そんな色に興味がある子におすすめなのがこちらのキットです。
このキットを使うと、黒いインクは実はいろいろな色が混ざってできていることがわかります。付属のろ紙の先を水につけるとインクが滲んで色が分かれるので、お花や花火のような作品を作ることもできます。
サインペンもキットに入っているので、コップと水だけ用意すれば実験が始められるお手軽なキットです!
付属のカラー円盤を使って、色を混ぜるとどのような色になるのかを見ることもできるので小さい子も興味が広がります。
指紋を調べよう
指には模様がついていてそれが人とは違うということに気付いたり、アニメなどで警察が指紋を採っているところに興味がある子におすすめなのがこちら。
実際に犯罪捜査で使われているのと同じ指紋検出薬を使って、指紋が取れる実験キットです。
ガラスのコップ、紙、乾いた布巾、濡れ布巾、新聞紙など、家にあるものだけですぐ実験が始められます。
ソーラー電池を調べよう
生活の中で電気を使う製品はたくさんありますが、その中で電卓やソーラー電池で動く人形など、ソーラー電池に興味を示す子もいるのではないでしょうか。
こちらのキットでは、電気の光を当ててメロディーを鳴らすことでソーラー電池について実験することができます。光との距離や角度での違いを色々と試してみたいですね。
科学への興味のきっかけになる「自由研究おたすけキット」
未就学児には原理を理解するのは難しいと思いますが、科学に対する興味のきっかけになるかもしれませんね。少し年齢が上の子になれば、授業で習った原理について理解を深める助けにもなります。
おいしい水を調べよう
浄水器を使うと水道水の味は劇的に変化しますよね。美味しい水の条件と言われる「軟水である」「残留塩素がほとんどない」「中性である(pH7前後)」の3つの条件を調べることができるキットです。
自分が感じる美味しさとキットの条件を比べてみるのも楽しいですね。
ビタミンCを調べよう
食品に含まれるビタミンCの量を調べることができるキットです。
ビタミンが多そうな柑橘類だけでなく、意外なものにも入っていることがわかり大人でも面白いです。
レモン電池を作ろう
子供の頃に作ったことがある方も多いレモン電池のキットです。
レモンのような柑橘類しか電池にならないイメージがありますが、実はりんごや大根など水分の多いものなら電池になります。いろいろなもので試してみるのも楽しいですね!
二酸化炭素を調べよう
身近な空気中の成分「二酸化炭素」の存在を色の変化で見ることができるキットです。
炭酸飲料に入っている二酸化炭素や、植物が光合成で二酸化炭素を吸収することも目で確認することができます。
DNAを調べよう
生命の設計図と言われる「DNA」。野菜やお肉だけでなく、自分の口の中の細胞などからDNAを取り出すことができるキットです。
実験をするともやっとしたDNAの塊を採取することができます。小さい子には難しいかもしれませんが、実験ぽくって楽しいですね!
モーターを作ろう
洗濯機などの家電など身近なものにも多く使われているモーターについて、コイルが早く回転する条件を調べることができるキットです。
まとめ
身近な科学を気軽に楽しく実験できる「学研の自由研究おたすけキット」。小さい頃から科学に親しんで興味の幅を広げてあげるのに役立ってくれそうです。日常生活で子供が興味を持ったことと関連する実験があれば試してみたいですね!
日本の伝統食品である味噌や練り切りを自宅で子供と作れるキットや体験教室のような工作系のキットもあります。
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