子供が大好きなハンバーガーをテーマに、お金の大切さやお金を儲ける仕組みを知ることができるボードゲームです。時間内で仕入れと販売をコントロールし、より多くの儲けを出す方法を考えていきます。ルールが単純で子供でもわかりやすく楽しみながらお金について学べるので、お金に興味が出始めた子におすすめです!
ルールの概要
ルールは簡単です。
- プレイヤーは100円玉を5枚ずつ持ってゲームを始めます。
- ルーレットを回して、売りたい商品のレシピに沿って材料カードを集めます。
- 売り買いを繰り返し、20分経過した時点でお金を多く持っているプレイヤーの勝利です!
対象年齢
5歳以上
プレイ人数
2〜4人
レシピ
商品のレシピは4種類。それぞれ揃える材料カードともらえるお金が違います。材料カードが多いレシピほど売るときの値段が高く、儲け率も上がります。
サラダ:必要なカード2枚、儲け100円
ハンバーガー:必要なカード3枚、儲け200円
チーズバーガー:必要なカード4枚、儲け300円
ラッキーセット:必要なカード5枚、儲け500円
どのセットで揃えるか、どういう順番でカードを集めていくか、時間までに売れるかなど考えながら集めていきます。特に、ラッキーセットにはおもちゃカードが必要ですが、おもちゃカードは2枚しかないため最後に集めようとすると品切れになっている可能性もあります。
プレイ
準備
円盤状のボードの上に食材カードを並べます。真ん中にルーレットとお金を置きます。プレイヤーはそれぞれレジとキッチン、100円玉5枚を持ちます。
ゲーム開始
ルーレットを回します。ゲームは20分間で、ルーレットが時間をカウントしてくれます。
「かう」に止まると材料カードを買えます。お金を払って材料カードを買います。
揃えたいレシピの内容になるように材料カードを揃えていきます。
「うる」に止まった時に売れる商品になっていれば売ることができます。売れる商品がない時は売ることができません。
最初は500円しか持っていないので、少ないカードで作れるサラダなどの商品を売って早めに儲けを出すか、一番多いカードが必要なラッキーセットまで頑張って揃えるかも難しいところです。
5枚の材料カードが必要なラッキーセットは1,000円で売れ、500円の儲けになります。
商品ができてもルーレットが「うる」にとまらないと売れないので、どんどん買い貯めていくことになります。手持ちのお金が無くなったら何も買えなくなるので、どう集めていくか考える必要があります。
20分経過した時点でゲーム終了。
手持ちのお金が多いほうが勝ちです!
ルーレットが「うる」と「かう」のどちらに止まるかは分からないので、儲けは少ないけれど少ない材料でできるものを早めに揃えて売るか、時間はかかるけれどたくさん材料を揃えて儲けを増やすか、時間を見ながら考えていきます。
また、パンやハンバーグのカードは5枚ずつありますが、おもちゃカードは2枚、レタスやチーズカードは4枚と少なめなので、揃えたいセットにする前に他のプレイヤーがとってしまうと足りなくなることもあります。かといっておもちゃカードを先に取ると5枚揃える商品になるまで買い続けなくてはいけないのでなかなか揃わない可能性もあります。そのあたりの戦略も重要になってきますね。
単純なルールなので小さい子でもわかりやすく、商品の仕入れと販売、儲けについて学べる面白いゲームです。娘は最近お金に興味が出始めてこのゲームにかなりハマっています。「300円の材料で500円の商品が作れると、儲けはいくら?」など計算の勉強にもなっていいです。ゲーム時間も20分と決まっているので長くなることがないのもありがたいですね!
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