娘が通っているイーオンキッズの個人レッスンについて、レッスンの様子や娘の成長などについてご紹介します。6歳で個人レッスンを受ける意味がどこまであるのか、どのようなレッスンを通してどのようなことを学んでいるかなどについて書いています。
AEON KIDS（イーオンキッズ）
大人の英会話スクールとして有名なイーオンですが、1歳から中学生までを対象とした子供向けのイーオンキッズもあります。
イーオンではネイティブ講師と日本人講師がいます。本場の英語を学びたい方はネイティブ講師、初めてで不安があるなどの場合は日本人講師と、自分の目的に合わせた方を選ぶことができます。ネイティブ講師の場合でも日本人のカウンセラーの方がいるので、必要に応じて相談することもできます。
クラスは年齢に合わせて細かく分けられており、1〜2歳、3歳、4〜5歳、6歳、小学1-2年生、小学3-4年生、小学5-6年生、中学生の8レベルあります。6歳のグループレッスンの定員は6名だそうです。グループレッスンでは年齢のクラスしか受けられないため、上のレベルで受けたい場合は個人レッスンとなります。
テキストも年齢に合わせたものを使います。テキストは40年以上英語指導法を研究・開発している「イーオン語学教育研究所」が作成していて、新たな学習指導要領にも対応しているそうです。Reading、Speaking、Writing、Listeningの4つ全てがバランス良く身につくレッスン内容になっています。
曜日や時間帯も複数の選択肢があるので、通いやすい時間帯を選びやすいです。
体験レッスンを受けた時の様子
イーオンキッズの体験レッスンを受けた時の様子については以下に書いています。料金や割引制度についても書いています。
娘の今までの英語学習については以下にまとめています。その時々の英語の発達状況を見てレベルにあったものを選択するようにしています。インターナショナルスクールに通うのが一番手っ取り早いのでしょうが、英語だけでなく他のこともいろいろ経験して欲しいと思い、試行錯誤しています。
娘が通うコース・先生の選択
イーオンキッズに決めた理由
同時期にペッピーキッズの体験レッスンも受けました。
娘はどちらも楽しかったので決め難かったようですが、先生の英語レベルが高かったことや勧誘もなく雰囲気が良かったことからAEONに決めました。
コースの選択
娘は英語学習経験があることもあって「6歳のグループレッスンだと物足りないと思う」とのフィードバックを体験レッスンの時に受けていました。
イーオンでは年齢より上のグループレッスンには参加できないので、小学生コースのテキストで学習するには個人レッスンになります。個人レッスンはグループレッスンよりレッスン料が高くなるのでそこも踏まえて検討することになります。
迷ったのですが、週に1回しか通えないことを考えると多少料金が高くなってもレベルにあった内容でマンツーマンで発言の機会も多い方が良いと考え、小学生コースのテキストで個人レッスンを受けることにしました。
娘は英会話教室でもお友達を作りたいという思いがあったようですが、コロナが流行っている時期だったこともありリスクを考えても個人レッスンの方が良いなということで、そこは諦めてもらいました。
先生の選択
イーオンには日本人の先生とネイティブの先生がいます。
グループレッスンではレッスンの時間帯によって先生が決まっていますが、個人レッスンの場合は自分が好きな先生を選ぶことができます。
日本人の先生だと英語がわからない時にサポートしてもらえるという利点がある一方で、英語レベルがどうなのだろうかという懸念点はありした。（後日談として、毎週スクールで話しかけてくださる日本人の先生方はみなさん綺麗な英語を話されています。）一方ネイティブの先生だと英語については確実に安心な一方で、わからない時に日本語で聞くことができないというのが子供にとっては不安かなというのが懸念点でした。
どちらの先生でも料金は一緒なので、純粋にその子にあった方を選択できます。
娘は最初の3レッスンでネイティブの先生2名と日本人の先生1名のレッスンを受けてみて決めることにしました。通常は最初から先生を固定するそうですが、娘に合う先生で楽しくかつ効果的なレッスンを受けてもらいたいと思い相談したところ、3名の先生を試してみることにOKをいただきました。
結果、最初にネイティブの先生のレッスンを受けた段階で娘が「この先生がいい」と言ったため、そのネイティブの先生で固定することにしました。てっきりネイティブの先生だとわからないことが聞けないから日本人の先生がいいというと思っていたので驚きましたが、親としてはネイティブの先生の方が嬉しいなと思っていたので良かったです。
子供がコミュニケーションを取れるかは少し心配でしたが楽しく通っています。ただやはり日本人の方と話すようには自分の思ったことを伝えられないので、ちょっとシャイになっているかなと感じるところはありますが、先生からは年長さんだとふざけたり遊んでしまう子も結構いる中でしっかりレッスンを受けてくれてありがたいと言われています。シャイくらいでちょうどいいのかな。。。
イーオンキッズの様子
テキスト
小学校1年生相当のテキスト例は以下のものです。授業で使うテキストと宿題用のワークブックを中心に進めていきます。
テキスト以外に絵本もあり、テキストの補助として使ったり読み方を練習したりします。
テキストの種類により多少異なりますが、上記のテキスト一式でレッスン18回分になります。
それ以外にもオプションでテキストがあり、娘は絵本を通して文字を読むも練習しています。
レッスン
テキストに沿ってレッスンをします。各レッスンで学ぶ単語や文章が決まっていて、それらを使って言い回しや使い方を学んでいきます。テキストに出てくる表現だけでなく、教室にあるものや絵、その日の服装や持ち物などを使って応用もしてくれるので使い方が理解できます。
テキストで学んだ単語や文法を使ってゲームもします。娘はこのゲームが一番楽しいそうです。体を動かして英語を使うのは覚えやすくなると聞くので、楽しみながら学べるのも嬉しいですね。
レッスン後は毎回何をしたかや娘の様子についてのフィードバックをしてくださいます。
宿題・予習
宿題は授業内容に該当する部分のワークブックです。3ページ程度で、リスニングやライティングなどがあります。
結構しっかりした文章を書きます。
絵を描く課題もあり、次回のレッスンでその絵について説明するそうです。
復習は分量も多くないので、娘は大体レッスンしてきたその日に終わらせています。時々少し前の部分をやってみたり、日常生活で言い回しを使ってみたりするのもいいですね。
予習はテキストの次のレッスンの単語や言い回しを一通り見ておきます。
面談
毎回レッスン後に簡単なフィードバックがありますが、定期的に先生との面談もあります。
日本人のカウンセラーの方が立ち会ってくださるので、親が英語がわかる場合はネイティブの先生と直接話すこともできますし、わからなくてもカウンセラーの方が間に入って通訳をしてくださいます。
子供の英語のレベルやレッスンでの様子・今後のことなどを「学習プランシート」をもとに話してくださいます。
「学習プランシート」には、先2年くらいの学習プランや子供の様子について丁寧に書いてあります。子供の成長で気になるところや、もっとこんなところを強化したいなど先生にお伝えすればきちんと相談に乗っていただけます。
まとめ
イーオンキッズはフレンドリーな先生方がいらっしゃる明るい雰囲気の英会話スクールです。担当の先生だけでなく、他の先生方やカウンセラーの方も子供を見かけると気さくに話しかけてきてくださいます。一緒についてきている2歳の息子にもどんどん英語で話しかけてくださり、初めは外国人の方に緊張していた息子も今ではハイタッチをしたり「Hello」「ByeBye」と愛想を振りまいています。
対応もフレキシブルで、先生との相性を数名試してから固定の先生を決めたいという希望も聞き入れてくださったり、テキスト一冊が終わった後のレッスンの進め方についても新しいテキストを購入するかしばらく強化したいところを強化するかなど相談に乗ってくださいました。
レッスンの様子を見ることはできませんが、毎回レッスン後には当日のフィードバックをしていただけ、こちらから気になっている点についてもお話を聞いていただけます。
初めは個人レッスンは高額なので6歳の子供にはもったいないかなとも思いましたが、マンツーマンで自分のレベルに合わせた進め方をしてもらえるので個人レッスンにして良かったと思いました。週1だと英語に触れる機会が少ないのでマンツーマンでアウトプットの機会が多いのがより効果的なのではと感じています。
ネイティブの先生と40分マンツーマンということで初めは緊張していた娘ですが、半年ほど通いだいぶ慣れてきています。まだまだ自分の言いたいことが英語で流暢に言えるわけではないので、日常おしゃべりな娘も大人しめなようですが、毎週楽しく通っています。どんどん積極的に話すようになってくれたらさらに伸びるのではないかと思い、そうなってくれることを期待しています。
また、英会話だけでなく文章を書く練習や絵本を読む練習などを通して少しずつ自分で新しい文章を読むこともできるようになってきています。ゲームなどを通して楽しく学べているので、これからも娘が楽しんで通ってくれる限り続けていきたいと思います。
ただどうしても週１回では英語に触れる機会として少ないので、小さい頃にやっていたディズニー英語システムを使ってみたり英語の本を読んだりして英語に触れる機会を増やす必要はあると感じています。
私自身大人になってから英会話を始め発音や英語力の限界に苦労している経験から、子供たちには小さい頃から抵抗なく英語に馴染んで欲しいなと思っています。楽しく続けられることを大切にし、成長段階に応じた英語環境を整えてあげられたらと試行錯誤しています。娘が実際にやってきた英語教材やスクールについてはこちらにまとめています。
コメント