茨城県の守谷にある自然博物館は、巨大なマンモス、動く恐竜、動物の剥製や昆虫の標本など、子供が好きなものがたくさんあります。展示内容が充実しているので、1歳くらいの子から大きい子まで楽しめます!広い野外では遊具や水遊びもできるので、外でゆったり過ごすのもいいですね。
基本情報
場所
茨城県坂東市大崎700
駐車場
1,000台収容できる無料の駐車場があります。
入館料
企画展が開催されている期間かどうかで入館料が異なります。
大人 | 企画展なし:540円、あり:750円、年間パス:1,570円 |
満70歳以上 | 企画展なし:270円、あり:370円、年間パス:1,570円 |
高校・大学生 | 企画展なし:340円、あり:460円、年間パス:1,050円 |
小・中学生 | 企画展なし:100円、あり:150円、年間パス:320円 |
館内が広く展示も幅広いので、コロナ前は我が家も年に6、7回行っていました。3回以上なら年パスがお得です!
館内
展示
広い館内に、恐竜、動物、魚、虫、植物、宇宙、人類など自然に関する様々な展示が行われています。
まず入館すると迎えてくれるのが巨大なマンモスの化石(レプリカ)です。体長9.1m、高さ5.3mの迫力に1歳の息子も「うわー!!」と大興奮でした。
館内には至るところにボタンを押して知識を深めることができる設備があります。(現在は新型コロナの影響で一部使用できなくなっているものもあります。)
自然博物館の一番の見所ともいえる恐竜エリア!
ティラノサウルスの親子とトリケラトプスが本物のように動き吠えます。ティラノサウルスは昔は頭と背中の毛がなかった気がしますが、前脚にかかる部分まで毛が増えていました。日々進化していますね。
本物さながらの迫力に怖がっている子供も多かったです。
人類の進化についても展示されています。これをみて娘が「動物園にいる猿もそのうち人間になるの?」と。ならない気がするけどそうなるとこの進化は無かったことになるし。。。難しい質問です。自然博物館は子供が色々なことに興味を持ってくれるとても素晴らしい施設ですね。
動物の剥製がたくさん展示されていて、オオヤマネコやオオカミなど、動物園でもなかなか見られない動物を見ることができます。
触れる剥製の展示もあり、子供も実際触れることができます。(現在は新型コロナウイルスの影響で触れることはできなくなっています。)
自然を再現している展示では、本物さながらの動きの剥製が展示されています。
身近な昆虫の標本もあり、見慣れた昆虫にたくさん種類があることを知ることができます。
広い水槽もあり、河川の上流から海に生息する魚類を中心に久慈川水系を再現しています。
普段見られない珍しい海の生物が展示されています。大きなマンボウやサメの剥製もあり、迫力満点です。
空中をおよぐ魚類やその骨格も幻想的ですね。
今回激レアなナナフシのオスの展示がされていました。ナナフシ自体なかなか目にすることはありませんが、ナナフシはオスがいなくても子供が産めるので、オスはさらに珍しいそうです!
図書室
自然科学に関する一般書や専門書だけでなく、子供向けの本もたくさんあります。以前行った時は空いていてゆっくり読むことができました。
レストラン
ガラス張りで野外が望める開放的なレストランでは、カレーやハンバーグなどの食事ができます。70席ありますが以前利用した際は入店に列ができるくらい混んでいました。
食事ができるお店はここくらいなので、天気が良ければお弁当を持って外でレジャーシートを敷いて食べるのもいいですね。
お土産
ミュージアムショップでは、自然博物館ならではの恐竜の模型や昆虫のグッズ、海の生き物グッズなどが販売されています。
こんなカブトムシ型のアイストレーも売っていたので買ってみました。食洗機にもレンジにも対応しているので、氷だけでなくチョコレートやお菓子も作れる優れものです!
化石発掘キットも子供が興味を持って購入してみました。発掘体験楽しみです!
おむつ替え・授乳室
ナーシングルームがあり、広い部屋の中でおむつ替えや授乳をすることができます。外からはドアで仕切られていますが、部屋の中に個別のカーテンはないので気になる方は授乳ケープを持っていくと良いです。
トイレにもベビーベッドがあり、おむつ替えをすることができます。
また、ベビーカーや車椅子でも館内をまわりやすいようにスロープやエレベーターなどが充実しているので、小さい子連れでも余すことなく館内を見ることができます。
野外
自然博物館には東京ドーム3.5個分の広い野外施設があります。
池や森もある広大な野外で草花や昆虫に触れたり、大きな遊具で遊んだり、水遊びをしたりと、外だけだけでもかなりの時間を楽しむことができます。
水遊びをする場合は着替え必須です!
野外だけの利用の場合は、さらにリーズナブルな料金です。
大人 | 210円 |
満70歳以上 | 100円 |
高校・大学生 | 100円 |
小・中学生 | 50円 |
子供向けのセルフガイド
小学生低学年から使えるパンフレットとして、館内の見所とクイズカードが一体化したセルフガイドもあります。
何気なく館内を見るのも楽しいですが、目的を持って見てまわるのもいい経験になりますね。振り仮名付きなので、平仮名とカタカナが読めれば未就学児でも使うことができます。
混雑具合
以前から休日は1,000台ある駐車場が満車になる程の人気スポットですが、館内が広いので、満車でも激混みという印象はありません。
今回はコロナの影響もあり、館内の人数制限、要所要所でのアルコール消毒の設置、人気エリアでのソーシャルディスタンス・人数制限など対策を講じられていました。
企画展は長蛇の列で、恐竜などの人気エリアはソーシャルディスタンスを保つようになっていてゆっくり立ち止まって見ることはできませんでしたが、その他のエリアは比較的人との距離を持ちながら見ることができました。来館時間を人が少なそうな時間帯にしたり人気エリアを避ければ、人との距離を保つこともできるかなという感じでした。
2021年2月追記:
2月27日から土日や特定日は予約が必要になりました。予約はホームページから簡単にすることができます。
土曜日の午後に行ってきましたが、展示によっては貸切状態の時もあるくらい空いていて細部までゆっくりとみることができました。午前中は少し混んでいるそうなので午後が狙い目かもしれません。
天気が良ければ、館内に入らずお弁当を持って野外を楽しむだけというのもいいかもしれませんね。
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