【ディズニー英語システム】娘の成長とDWEの感想のまとめ

ニューヨーク駐在・英語

1歳10ヶ月からディズニーの英語システムを始めた娘。その後2年近く使っての成長と感想についてまとめています。我が家はフルセットで購入しましたが、ゆるく使っていく中でおすすめのセットについてもご紹介しています。

無料体験

無料体験を受けて入会した際のことについては以下に書いています。

教材購入

正直DWEだけでバイリンガルになれるとは思っていなかったので、どのセットを購入しようか迷ったのですが、私たち夫婦の性格上、後から足りないと揃えたくなる気がするということでフルセットで購入しました。

当時フルセットで約90万、現在だと100万近くなので、かなり高額な買い物です。使ってみて感じたおすすめのセットについては後ほど書きたいと思います。

教材到着

噂に聞いてはいたものの、大きな段ボールが6、7箱ドーンと届き圧倒されました。

とりあえずまずは本棚を組み立ててDVDや本を収納。しばらく使いそうにない教材はダンボールで保管しておきました。

DWE開始

実際に教材を使っていたDWEユーザーから見た、DWEの内容や我が家の状況についてご紹介します。

サポート制度

膨大な教材をどう使って行こうか、小さい子が使うので破ったりしないかなど心配があるかと思いますが、それらをサポートしてくれる制度が充実しています。

会員特別補償制度

毎月の会費を払うことで、教材を無料で修理・交換してもらえる補償制度がついてきます。

赤ちゃんの頃から使う方が多い教材、しかも毎日使うので、破けたりするのを気にしないで使えるというのは重要ですよね。

上の子(娘)の場合、小さい頃から物を丁寧に扱うタイプだったので破けたり壊れたりすることはありませんでした。その後、下の子(息子)がページをめくって破ってしまったりカードを噛んでぐちゃぐちゃにしてしまったりと、こういう時のための保証制度だなと実感しています。

オリエンテーション

教材を使い始めた頃にある「ファースト・ステップ」をはじめ、数ヶ月ごとにオリエンテーションが用意されていて、その時期に応じた使い方を教えていただけます。

オリエンテーションのスタッフの方は、ご自身もユーザーだった方などで、効果的な使い方や子供への英語での声かけなども教えていただけます。

エリア毎に開催され自己紹介タイムもあるので、お友達ができる方もいらっしゃるかもしれませんね。

ホットライン

教材が大量にあるので使いこなすのが難しいのもDWEの特徴の1つかと思います。DWEではホットラインが用意されていて、使い方に困った場合などに相談に乗ってもらえ、個々の状況に合った使い方を一緒に考えてもらえます。

我が家はゆるい感じで使っていたのでホットラインに電話をしたことはないですが、より効果的に使いこなしていくならこちらを活用するのもいいですね。

マガジン

隔月で届くマガジンには、教材の使い方のヒントやイベント紹介などが載っています。イベント情報はウェブサイトでもチェックできますが、我が家はマガジンでチェックすることが多かったです。

インプット

英語習得にまず重要なのがインプット。英語が話せるようになるには2000時間は必要とも言われています。好きな時間に好きなだけ使える家庭教材なので、インプットにとても優れています。

教材

教材については詳しく書いている方も多いため簡単に。

DWEの教材は全てが連動しているため、反復学習ができてインプットに優れています。

まずはDVDやCDで歌を耳に覚えさせるとともに歌のフレーズとDVDの絵で英語の意味を理解していきます。体を動かしながら覚えていくので、楽しく自然と覚えていくことができます。

実際1歳後半で始めた娘でも始めて2、3ヶ月でいくつかフルで歌える曲が出てきました。日本語でもようやくペラペラ話始めたくらいの年齢で英語の歌がフルで歌えているのには感動しました!娘の成長については後ほど書きます。

マジックペンや遊びながら応用できる教材など充実していて、大人も楽しいセットになっています。

アウトプット

インプットと合わせて重要なのがアウトプット。DWEは家庭用の教材なので、親が英語ができないと厳しいと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、アウトプットの場が用意されています。

イベント

定期的に近くで週末イベントが開催されます。普段DVDで見聞きしている歌やダンスを使って構成されているので、子供たちもネイティブの先生方と一緒にノリノリでダンスをしながらあっという間に時間が過ぎていきます。

毎回ストーリーも違い、DVDで聞いたフレーズの様々な場面での使い方が自然と習得できます。ビデオを撮ることもできるので、娘は車でイベントで撮ったDVDを見たりしていました。

年に1回はイングリッシュカーニバルという大きなイベントもあります。

イベントの時には先生方とお話しできたり、サインをもらったりとアウトプットの場として活用できます。

初めて参加した時はじーっと見ているだけだった娘も、回を重ねるうちにノリノリで踊ったり、先生と簡単なやりとりができるようになっていきました。お気に入りの先生もでき、3歳の頃にはイベントで先生に自己紹介して先生からされる簡単な質問に答えることができるようになっていました。

ただ、だんだん英語に慣れてくるとともにイベントの内容が単調に感じてしまったようで、イングリッシュカーニバルなどの長い内容だと途中で飽きて寝てしまうということも出てきてしまいました。

参加している子の年齢は0歳から小学生中学年くらいまでと様々でしたが、個人的感覚としては、内容的に飽きずに参加できるのは未就学児くらいまでかなという印象でした。

我が家も毎月お友達ファミリーとイベントに参加していました。お友達と一緒だと子供もさらに楽しく参加できるのでおすすめです!

テレフォンイングリッシュ

会員になっていると、毎週1回ネイティブの先生と電話で会話ができ、一緒に歌を歌ったり課題にチャレンジしたりできます。時間は短いですが、ネイティブの方と定期的に話す時間があるのはありがたいですね。

テレフォンイングリッシュの時に使う定型文が書かれている本がついているので、親が英語が分からなくても大丈夫です!

やる気の出る制度

キャップ制度

DWEではキャップ制度があり、歌などの課題に応募して合格していくことで、レベル別の認定を受けられます。

レベルはキャップの色で決まっていて、イベントの時に取得したキャップを持って行って先生にサインをもらっている子が多いです。キャップを持っていると先生に褒めてもらえたりするので、子供にとってこのキャップ制度がモチベーションになっていました。

お友達と「一緒のキャップをもらいたいねー」と一緒に頑張る姿や、お揃いのキャップを被ってイベントに参加している姿も可愛かったです。

プレゼントDVD

セット内容のDVDとは別に年に2回ほどDVDがプレゼントされます。内容はあまり多くはありませんが、目新しいものが時々追加されることで、飽きがちな子供も新鮮な気持ちになれるのでありがたかったです。

誕生日カード

誕生日には誕生日カードがもらえます。TACのカードリーダーに通すと歌やお祝いのメッセージが流れるので子供が大喜びしていました。

娘の成長

我が家の場合、両親共に仕事をしていたためできることは限られていましたが、以下のような感じで使っていました。

  • 1日30〜60分程度一緒にDVDを見る
  • 週末イベントに月1回参加する
  • テレフォンイングリッシュをかける
  • キャップの課題に毎月チャレンジする
  • DVDに出てくる歌が合いそうな場面で親が口ずさむ

TACカードやマジックペンはあまり頻繁には使えていませんでした。

上記のような家庭状況で、1歳10ヶ月でDWEを始めた娘の成長は以下のような感じでした。あまり手をかけなくてもある程度インプットされていくのがすごいと思いました!

1歳10ヶ月DWE開始
2歳1ヶ月フルフレーズを歌える曲がいくつか出てきた
2歳2ヶ月イベント踊りながら全身で楽しむようになる
2歳7ヶ月ライトブルーキャップを取得
2歳8ヶ月イベントでほとんどの歌を一緒に歌える
家でもイベントの時に撮ったビデオを見たいと言う
3歳0ヶ月イベントで緊張せずに先生に名前・年齢やThank youを言える
3歳3ヶ月簡単な質問にYes/Noで答えられる
3歳4ヶ月日常生活の中でシチュエーションとあう歌があると歌いながら遊ぶ
イエローに該当する歌を歌うこともある
3歳7ヶ月だんだんイベントに飽きて眠くなるように
ブルーキャップまであと1曲のところで一時休会することに

いろいろなシチュエーションの曲があるので、誕生日近くになったらBirthday関連の曲を、ピクニック・動物園・サーカスなど何かイベントがある時はそれに関連した曲をメインに聴くようにすると、子供の興味が増してよりインプットされやすいように感じました。

興味が薄れてしまったことから3歳7ヶ月で一時休会することにし、アプトプットの場として英会話スクールや英語教室を探しましたが、その際にも年齢に応じたクラスでは物足りないと感じるくらい単語も知っていて、ある程度のやりとりができるので驚かれました。

インプットする教材としては親の努力があまりなくてもどんどん吸収されていくのでとても良い教材だと感じます。一方、教材だけでアウトプットの成果を出していくには親の努力は欠かせないのではないでしょうか。

感想

良かった点

教材としてしっかりと確立された構成になっていると思います。DVDなどのインプットだけでなく、それと連動したアクティビティも豊富で反復学習ができる作りになっているのが素晴らしいです。

すべてメロディがついているので覚えやすく、娘も初めて3ヶ月ほどでいくつかフルで歌える曲ができました。気軽に歌っているのですが、その中によく使うような言い回しがたくさん入っているので、自分で英語を使いこなせるようになってくるとさらに相乗的な効果を発揮してくると思います。

イベントも定期的にあり、子供のモチベーション維持やネイティブに慣れるきっかけになっています。ネイティブの先生方は子供が大好きで人見知りの娘でも初めから泣くことなく触れ合えました。お気に入りの先生ができるとさらにモチベーションがアップするので嬉しいですね。

DWEはとても有名な英語教材ということもあり、周りに使っている方が多いのもメリットの1つです。高額の教材なのであまり公にしていない方が多いですが、実際使ってみると「うちも使っているよ」という方が周りにたくさんいて、一緒にイベントに行ったり情報交換ができ、子供も楽しく続けられました。

実際に娘も3歳7ヶ月で休会する時点で、かなりの数の単語は知っていましたし、簡単な質問には単語やYes/Noで答えられるようになっていました。これを大した努力なくできたのはDWEのおかげだと思います!

限界を感じた点

一方で、成長していくにつれ限界を感じる場面も出てきました。

小さい子にとってイベントは楽しく参加でき良かったのですが、単純な言い回しが多いためある程度英語に慣れてくるとつまらなく感じてしまう子も出てきてしまうと思います。娘も楽しくイベントに通っていたのですが、ある時期を機にイベントの途中で飽きることが出てきてしまい、それが一時休会するきっかけになりました。

DWEにはアウトプットの場としてスクールもありますが、場所が限られているので難しく、我が家は一旦休会してDWEでインプットしたものをアウトプットできる英語教室に通うことにしました。

もう1点英語教室に通い出して感じたのが、DWEではフォニックスを取り入れていないのでReadingという観点で少し足りないかなという印象です。英語教室でフォニックスを習うようになって読める単語も出てきたので、それを家庭でフォローしてあげる必要があるのかなと感じました。

その後娘は英語教室に通って、時々DWEのマジックペンを出してきて遊んだりしますがちょっと簡単と感じてしまうようです。

大きくなって複雑な日本語がわかるようになってくるとお友達から聞いてアニメを見るようになったり、違うおもちゃで遊ぶようになりDWEに触れる機会が減っていくので、そこを楽しくどうサポートしてあげられるかがDWEだけで英語を成長していけるかの要になってくるのかなと思います。我が家にはちょっと厳しかったです。。。

周りには少数ですがDWEだけでしっかりやっていっている方もいるので、これだけで英語を習得できるかどうかは親の努力次第かなと思います。

2年近くゆるくDWEを使ってきた我が家の場合、フルセットで購入したものを現時点ではまだ使い切れていません。ゆるく使うなら、最低限のセットで購入し、インプットができたら他のアウトプットの場を活用するという方法がベストだったかなと感じています。

我が家でかなり使った教材が「シング・アロング」と「プレイ・アロング」の2つです。

シング・アロング・セット
シング・アロング
プレイ・アロング・セット
プレイ・アロング

フルセットだと100万近くする高額教材ですが、この2つなら合わせて20〜25万で購入できるので、この辺りを使い様子を見て、さらにできそうであれば買い足すのが良いのではと思います。

フルセットを使い切れていない我が家ですが、英会話などのアウトプットの場は時間が限られるので、せっかく購入した教材はインプットとして活用していきたいなと思っています。

興味さえあれば確実にインプットされていくので、まずは子供が興味を持ってくれるかどうかサンプルでお試しされてみてはいかがでしょうか。

その他、娘が使ってきた英語教材や体験したスクール、通った英会話スクールについてまとめています。

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