どれが一番楽?バリウムvs胃カメラ(口・鼻)

健康

バリウム・口からの胃カメラ・鼻からの胃カメラの3つの胃部検査を経験しました。個人的な感想になりますが、3つを比較しまとめました。

バリウム(胃部X線)

検査室に入ってまず胃を膨らませるための発泡剤を飲みました。粉のラムネのようなものを水で流し込みますが、飲みこむ間もどんどん膨らむので食道や胃の上の方も膨らんでとても苦しかったです。

その次にバリウムを200mlくらい飲みます。ドロドロのプロテインみたいな感じで、味を感じてしまうと吐きそうになってしまうので、少しずつ飲みました。

飲み終わったらゴロゴロ回転したりしながらバリウムを胃の壁につけ、向きを変えたり頭を下にしたりして撮影していきます。撮影自体は頭が下がる時以外は楽でした。

検査後に下剤を服用して終わりです。

バリウムは飲みにくさと発泡剤の苦しさを除けば検査自体は楽だったと思います。ただ、終わった後もずっと胃や腸に不快感があり気持ち悪かったです。

口からの胃カメラ(内視鏡検査)

まず胃の中の泡を抑える薬を飲みます。美味しくはないですが少量なので問題ありませんでした。

次に喉に麻酔のスプレーしますが、痺れるような感じで苦かったです。喉が麻痺して違和感が出ますが、これも我慢できました。

準備が完了したらチューブを通します。喉に当たるたびに「おえっ」とえづいてしまうのでここが一番辛いです。鎮静剤を使用して検査する病院もあり、その場合は側でみていると思いっきりえづいているのですが本人は全く辛くありません。ただし検査後に安静にする時間が必要なので検査時間が長くなってしまいます。

検査後少しの間喉付近に違和感がありますが、他に体調が悪くなることもありませんでした。一番辛いのは喉を通すところですね。

鼻からの胃カメラ(内視鏡検査)

まず口からの胃カメラと同様、泡を抑える薬を飲みます。

次に鼻からカメラのチューブを通すので、鼻に麻酔をします。鼻の奥に違和感が出るのと、喉に落ちてきた麻酔が苦いですが、こちらはあまり苦しくありませんでした。

病院によって異なるそうですが、私が受けたところではさらに棒状のものを鼻の奥にさして麻酔をしました。これが鼻の奥の穴が狭いととても痛くて、私は片方の鼻が痛すぎて通りませんでした。

麻酔が済むといよいよ検査です。鼻からのチューブは口からよりは「おえっ」とはなりませんでした。ただ、チューブを出し入れされると鼻の奥がとても痛くて辛かったです。鼻からはとても楽だと聞いていたので、余計に辛く感じてしまったのかもしれません。鼻の奥が広い方だとそこまで辛くないのではないかなと思います。

個人的な検査の楽さ比較

検査前の処置の楽さ:口からの胃カメラ = 鼻からの胃カメラ ≦ バリウム

検査自体の楽さ:バリウム << 鼻からの胃カメラ ≦ 口からの胃カメラ

検査後の経過の楽さ:口からの胃カメラ = 鼻からも胃カメラ <<<< バリウム

トータル:正直それぞれに苦しいところがあるのでどれが一番ということはないのですが、被爆することや検査後の不快感を考えると、その場だけ大変な胃カメラの方がいいかなという感想です。その中で鼻からか口からかとなると、どちらも選びきれないです。鼻の奥が広い方は鼻が一番楽なのではないでしょうか。

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