【東筑波ユートピア】猿や猪に餌やりができる施設

子連れにオススメの遊び場

志村動物園で「日本一客が少ない動物園」として取り上げられ、話題になった東筑波ユートピアに行ってきました。現在は新しい会社が運営をしており、お客さんも混雑しない程度にいました。猿や猪などの珍しい動物をはじめとして多くの動物に餌をあげられるので、子供たちはとても楽しんでいました。

基本情報

東筑波ユートピアとは

筑波山にある動物の里です。志村動物園でも日本一客が少ない動物園として取り上げられ、その廃墟のような様が話題になっていました。

その後、1年前の2019年9月に前事業者の方から事業を継承し、現在は株式会社戦豆が運営をしています。戦豆は猿回しをしている会社で、各地での公演も行っています。牛久大仏での猿回しもこちらの会社が行われています。

新しい施設ではありませんが、いろいろな動物に餌をあげることができるふれあい系の動物園です。なかなかできない猿への餌やりもできるので、いい経験になると思います。

場所

〒315-0156 茨城県石岡市吉生2729-1

駐車場

無料の駐車場があります。

料金

大人(中学生以上):1,200円 
子ども(3才以上):720円  

東筑波ユートピアのホームページから入手できる割引券を使うと大人1,000円、子供 500円になります。スマホの画面を見せるだけで適応されます!

営業時間・休業日

夏期(3月~11月):10:00~17:00(16:00入場締切) 
冬期(12月〜2月):10:00~16:00(15:30入場締切)

毎週木曜日はお休みです。

園内の様子

入園

駐車場からすぐのところに入り口があります。

階段を登った先に自動販売機があり、そこで入園券を購入します。

園内

園内は敷地が広く起伏があります。

受付の目の前にはキャットピアという猫たちがいる部屋があり触れ合えます。

キャットピアの横には、セルフでお金(100円)を入れて購入する形で餌が販売されています。園内には要所要所に餌の自動販売機もあるので、動物を見てからあげる動物を選びたいという方も安心です。

最初のエリアには、犬、ヤギ、鳥などがいます。ここの子たちに餌をあげる場合はキャットピア横で餌を購入していくと便利です。

近づくとワンちゃんやヤギちゃんが餌を頂戴という感じで近寄ってくるので、子供たちもうれしかったようで、何回も餌を買いに行きました!

ここにいる犬や猫は保護された子たちだそうです。愛嬌があってとても可愛らしかったです。犬やヤギのお散歩をすることもできます!

フェレットたちはハンモックでお昼寝中でした。かわいい。。。

次に見えてくるのがモンキーハウス。3階建ての広い構造になっていて、2階部分を人が歩けるようになっています。人が入ってくると猿たちが近くに寄ってくるのですが、施設が古いので「どこか金網に穴が空いてて猿たちが外に出てきたら怖いな」とちょっとドキドキしました。

ここで餌を購入します。

最中に丸い餌が5つ入っています。最中の部分もあげることができます。

受け皿が金網についているので、そこに入れてあげると取って食べてくれます。猿は思ったより手が長く、金網から結構な距離まで手が届くので近づきすぎないように注意が必要です。

赤ちゃん猿もいました!お母さんの背中にくっついて移動して、餌をもらう時には離れて「ちょうだいちょうだい!」と手を伸ばしてきます。せっかくもらった餌をお母さんに奪われていてかわいそうでしたが、負けじと餌をもらおうとする姿がとっても可愛かったです。

猿に餌をあげられる機会はそうそうないのでとても貴重ですね!子供たちもちょっと怖がりながらも楽しそうでした。

次は「いのししのくに」へ!「いのししのくに」は山の上の方にあり坂道が350mも続くので、足腰が弱い方や体力がない方はちょっときついかもしれません。坂道の元には杖の貸し出しもあります。

飽きないように、坂道の脇には猪にまつわるクイズが次々と出題されています。坂道は緩やかなのですが、距離が長いためかなりしんどいです!

到着しました!こちらの施設はクラウドファンディングで募った寄付で作られたそうです。まだ新しいため木の香りがしていました。

建物の中には猪の全身や足の剥製、毛皮、頭蓋骨などが展示されていて、近くで見ることができます。

毛皮には触れてみることもできます。

屋外で柵を挟んで餌をあげられるようになっていて、猿のものと同じ形の餌が販売されていました。

猪は直接手であげると指がなくなってしまうそうで、トングを使ってあげるか投げ入れる形になります。餌を持って近寄ると「フガフガ」言いながらたくさんの猪たちが近寄ってきました。

いのししのくには、帰る時も下道が続くので太腿がかなり疲れました。。。小さい子がいると抱っこして上り下りをしなくてはいけないので結構きついなと思いました。

それ以外にもポニーやヒツジにも餌をあげられます。ポニーは乗馬クラブ出身で10年前に引退したおばあちゃんだそうです。優しい顔で近づいてきて、餌をあげるとカプカプと美味しそうな音を立てて食べてくれました。穏やかで癒されます。

定期的に猿回しもやっています。1階の席からでも2階からでもみることができます。2匹のペアでいろいろな技を演技含めて面白おかしく披露してくれます。個人的には猿回しはかわいそうと言う気持ちが強く好きではないのですが、子供は純粋に「あんなにジャンプできてすごーい!」「え、あれ演技なの?」「牛久で見たことは違う技だね!」と感動していました。

今回は行かなかったのですが、クマ、タヌキ、孔雀もいるそうです。

まとめ

以前志村動物園で紹介されたときは、動物たちの状態や管理の杜撰さが度々話題になっていたようですが、運営会社が変わったからか今回伺った際には特に杜撰な感じはしませんでした。施設自体は古いのでいろいろ直しが必要そうなところはありましたが、スタッフの方が手入れ等をされている様子も伺えました。

猿に餌をあげれる機会はなかなかないので、一度は経験されてみるのもいいのではと思いました。動物への餌やりが大好きな我が家の子供たちもとても楽しかったようで、何度も餌を買ってあげに行っていました。

ただ施設へのアクセスが悪く、施設内の起伏も大きいので、足腰が弱い方や体力のない方にはなかなか厳しい施設かなと感じました。せっかくの猿に餌をあげられる貴重な施設なので、もっと来園者が増えて施設が維持されたらいいなと思います。

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