鯉は英語でCarpだと思っていたのですが、実は違う英単語があることを最近知りました。
鯉は”Carp”じゃないの?
「池に鯉がいた」という話を英語でしていた時のこと。日本に住んでいる英語ネイティブの友人が「Koi」と言いました。
私:え?鯉ってCarpでしょ?Koiって日本語じゃない。笑
友人:え?鯉は英語でKoiだよ?Carpはまた別物でしょ?
私:え、そうなの?私、英語の鯉はCarpしか知らないよ…
2人でその場でインターネット検索。結果、KoiとCarpは似て非なるものを指すことがわかりました。てっきり友人が日本に馴染み過ぎて、日本語と英語がMixされてしまったのかと思いました。
CarpとKoiの違いは?
簡単にいうと、”Carp”はその辺にいるグレーや黒っぽい鯉のことを指し、”Koi”は錦鯉のようなカラフルで綺麗な鯉のことを指します。一般的には”Koi”の方が”Carp”よりも大きく、滑らかな鰭を持つのが特徴だそうです。
元々は同じ鯉(Carp)がルーツですが、200年ほど前に、突然変異種を飼育改良して錦鯉が生み出されました。錦鯉のようなカラフルな鯉は日本原産のものなので、”Koi”と呼ぶようになったそうです。
“Koi”というと美しいもの、”Carp”というとあまり良い印象ではないようです。
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Carpでふと思い浮かんだのが、広島カープ。広島カープのカープ(Carp)は、広島の川が鯉の産地だったこと、広島城が鯉城と呼ばれていたこと、鯉が躍進の姿であることなどから名付けられたそうです。でも、広島城の周りに泳いでいるのはこの分類で言うとKoiなので、本当だったら広島Koiだったのかな…と。
長年英語を学んできても知らないことがたくさんあって面白いです。
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