【娘の英語レベル】渡米後5〜12ヶ月での変化

ニューヨーク

娘がニューヨークに来て5〜12ヶ月経過時の英語の上達度合いについて、備忘録を兼ねて記録したいと思います。ニューヨークに来る前、私自身も娘が現地校に馴染めるかという不安もあり、どれくらいの期間で英語に慣れていくのか気になって調べたので、同じように悩まれている方の参考になれば幸いです。

渡米後1〜4ヶ月での変化

渡米後4ヶ月までの変化についてはこちらに書いています。

渡米後5〜12ヶ月での変化

5ヶ月

数ヶ月後にENLの進級テストがあるということで、サンプルテストを自宅で試したところKinderの問題はほぼ完璧に回答できました。1st-2nd gradeの問題については、まだ単語が足りていないこともあり完璧というのは難しい状況でしたが、頑張って答えようとすることはできている感じでした。

do/doesや三単現のs、現在形/過去形/未来形の時制を理解していて、間違うこともあるものの正しく使えていることが多くなりました。

Speaking・Listening

プレイデートの間も自分の主張や相手の話への相槌が自然にできるようになってきました。もちろんまだ現地の子のようにペラペラは話せませんが、だいぶ言葉を通じた意思疎通ができてきたなと感じました。

アメリカに来てからも続けている英語の習い事で、先生に週末の出来事を20分話し続けていたことに驚きました。スラスラというわけではなく言葉に詰まることもありましたし、文法は合っていないところも多かったですが、英語を使って楽しく話せるようになっていることに感動しました。最初の頃は先生が娘の話を勘違いしていても伝えられなかったのが、この頃には自信を持って理由を合わせて伝えることができるようにもなりました。

話せる文章としては、「It is small, but if you want to use, you can just keep it.」くらいの内容を話せるようになってきました。

Writing

お友達とのお手紙交換の手紙を長く書けるようになってきました。初めてお手紙を渡した子には、「来てまだ数ヶ月なのにすごいね!」と驚かれました。使っているフレーズは似たものの使い回しですが、種類が増えてきていました。

お手紙を書くのが楽しいようで、私にも英語で手紙を書いてくれるようになりました。この頃書いてくれた手紙の内容が以下です。

“Thank you for being kind. Do you like me or Dad? I think it’s me, but anyway, you can pick any you want. I love you. You are the Best, Mom!”

多少違和感があるところもあるけれど、こんなに書けるようになったのかととても驚きました。お友達の言い回しから学ぶところもあるようです。

Reading

英語を教えてもらっている先生にReadingが流暢になっていると言われました。確かに読める文章が長くなってきているようには感じました。

6ヶ月

Speaking・Listening

スリープオーバーもストレスなくできるくらいにSpeakingやListeningが上達してきました。友達の家族に動物園に連れて行ってもらったり、プチ旅行に連れて行ってもらったり、自分だけで現地のお友達のお家に泊まらせていただく機会も増えました。

お友達のママが私に話してきていることをおおよそ全て理解できていて、お友達のママが驚くこともありました。話すのが早い時はよくわからないこともあるようですが、本人も「相手が話していることがわからないかも」という不安が少なくなってきたように見えました。

Reading・Writing

この時期に学校で書いてきたWritingがこちらです。

長い文章が書けるようになっていることに加え、学校で学んだ文章構成の基礎の成果が見られて、アメリカの学校の文章構成の学習の素晴らしさをあわせて実感しました。

7ヶ月

Speaking・Listening

こちらにきて数ヶ月の頃に英語の映画を見せたときはつまらなそうにしていた娘ですが、7ヶ月経つ頃にはラプンツェルなどの子供向けの映画を英語で最後まで見られるようになり、「面白い」と思うことができるようになりました。子供向けで比較的発音がはっきりしている映画が中心ですが、大きな進歩を感じました。

Reading・Writing

わからないだろうと思った「The first time I saw you…」などの関係代名詞を使った文章の意味がわかっていました。書くのが得意なこともあり、アメリカ人の子に綴りを教えてあげることもあるそうです。

8ヶ月

Speaking・Listening

家で親との会話で長いものは日本語ですが、ある程度の割合で英語の文章が混ざってくるようになったのがこの時期です。単語が不足している感じはありましたが、しゃべっていることは結構わかっているという印象でした。

この時期に驚いたのが、「Oh cool.」「Oh man.」などの相槌を自然に使っていたことです。他にも、日本で教科書で英語を習ってきた私が最近知ったようなフレーズを、生活の中から自然に学んで使いこなしていました。

習い事のスイミングでレベルが上がった時も、初日に先生に「I’m nervous. This is my 1st class in this level. So please watch me carefully.」と自分で言ったそうで、英語の上達と共に積極性も増していることに驚かされました。

プライベートの英語の授業で長いストーリーを先生が話してきかせてくれたときも、後で聞いたら完璧に理解していました。

9ヶ月/10ヶ月/11ヶ月

夏休みに入ってからは、サマーキャンプに行ったりお友達と遊んだりしていましたが、私がその様子を目にする機会が少ないこともあり、英語レベルの変化はあまりわかりませんでした。

本人曰く、サマーキャンプで聞く英語はほぼわかったそうです。

人から言われることはほぼ理解できるけれど、話すのが早いネイティブの子だとわからなくなったり、わかっても返すのが難しかったりする感じでした。

12ヶ月

新学年が始まって友達と遊びはじめた途端、英語が爆発しました。

プレイデートの様子を見ていると普通にお友達と対等に会話をしていました。まだ早口な子の英語はわからないこともあるらしいですが、結構すらすらと言葉が出てきていました。

「頭の中で日本語で考えてるの?」と聞くと、「考えてるわけないじゃん、そんなことしてたら時間かかって話できないよ」と言われました。日本語を介さず英語を話していることに驚きました。

ちょうどこの頃、渡米後7ヶ月時点で受けたENLの進級テストの結果が返ってきて、ENLを卒業することができました。

今までは、子供だけでいるときは英語を話すのに私の前だと恥ずかしがって話しませんでしたが、ENL卒業に自信がついたのか、私の前でも英語を使うようになりました。

まとめ

ニューヨークに来て1年経過した時点までの娘の英語レベルの変化について書きました。1年時点での娘の英語レベルは以下のような感じです。

Listening:ほぼ言われていることは全てわかる。早口のお友達の言っていることは時々わからないこともある。
Speaking:日常会話はほぼ問題なく言いたいことを伝えられる。頭で日本語から英語に直すことなく英語を話すことができる。現地のお友達ともストレスなく会話をして遊べる。三単現のs、時制などもほぼ使いこなしている。
Reading:2nd Grade向けの本くらいのレベルはほぼ問題なく読め、意味もわかる。関係代名詞などが入っていても問題ない。少し長めの本になると読むのにストレスを感じるように見える。
Writing:難しい言い回しを使えるわけではないけれど、自分の書きたいことを文章にすることができる。

現地校に通い始めた頃、ENL(学校の英語サポートクラス)の先生から「3〜4ヶ月もすれば日本語に英語が混ざり始めてそのうち家でも英語で話してしまう、2年もすれば大体の子がペラペラになる」と聞いていたものの、個人差もあるだろうし娘が英語を話せるようになるのか心配していました。しかし先生のおっしゃる通り、3ヶ月くらいで英語を少しずつ話すようになり、1年経つ頃にはお友達との遊びで英語を使うことも苦なくできるようになりました。

だいぶ英語ができるようになりましたが、まだ成長の余地はたっぷりあるので、学校生活やお友達との関係を通してさらに上達してくれると嬉しいです。

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