【MAKING THE CUT】エピソード1&2のまとめ

美容・健康

世界中から選んだ12名のデザイナーから次の世界的ファッションブランドを担うデザイナーを発掘するファッションリアリティー番組「MAKING THE CUT」。パリや日本を舞台にした素敵なショーとデザイナー達の人柄に惹かれる番組です。今回はエピソード1とエピソード2についてまとめました。

MAKING THE CUT(メイキング・ザ・カット)

MAKING THE CUTとは

Making the cutとは、日本語で「目的に達する、成功する」という意味です。番組では「選抜」と表現されています。

ハイディ・クルムとティム・ガンがホストを務めるAmazonプライムビデオオリジナルのファッションリアリティ番組。

世界中から選んだ12名のデザイナーから次の世界的ファッションブランドを担うデザイナーを発掘します。

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優勝賞金

毎回の放送でそれぞれ課題が提示され、それをもとに製作した作品のショーが行われます。各ショーで優勝した作品はAmazonのサイトで販売されます。

全シーズン通しての最終優勝者には、ブランドに投資するために賞金として100万ドルが授与されます!!さすがアメリカ、桁違いですね!さらに最終優勝者は全作品をAmazonで販売する権利も得られます。

舞台

私がMAKING THE CUTに興味を持ったのが、撮影場所でした。

まずはニューヨークにデザイナーたちが集合します。ちょうどニューヨークに赴任予定だったこともあり、街の様子を見たいなと思って見始めました。

結局ニューヨークでは集合しただけですぐフランスに発ってしまうのですが、その後フランスと日本を舞台にショーが行われます。

「ニューヨーク」「フランス」「日本」と聞いて、新型コロナウイルスが流行している地域ばかりで、「撮影ってもう終わってるのかな」「最後まで放送できるのかな」と気になって見てしまいました。

最初は興味本位で見始めたのですが、素敵なファッションショーやデザイナーの方々の人柄に惹かれて見続けています。

特に英語がとても聞き取りやすくて、英語の勉強になるのが嬉しいです!

参加デザイナー(12名)

Ester(エスター):ドイツ・ベルリン
ブラックを使って女性の強さを表したコレクションを展開し、10年前にドイツで自分のブランド「esther perbandt(エスター・ペルボント)」のブティックも構えています。 
エスター自身のファッションが少しパンクっぽくてちょっと…と思っていましたが、作り出すものはかっこいい中にもフェミニンさがあって、どれもとても素敵です!

esther perbandt | Designer fashion, apparel, accessories & more
Elegant & timeless avantgarde styles. Apparel, dresses, accessories & jewelry from the official esther perbandt shop.

Sabato(サバト):イタリア・ミラン
デザイナー人の中で最高齢。元々はアルマーニなどでモデルをしていましたが、シングルファザーになった後にデザイナーに転向しました。
ブランド名は「SARTORIAL MONK」。ファッションショーのコレクションの記事はたくさんありますが、ブランドのサイトは見つけられませんでした。

Megan(メーガン):カンザス州・カンザスシティ
いくつかのブランドでデザイナーとして活躍したのち、自身のブランド「Megan Renee」を立ち上げました。

Megan Renee
Women's Contemporary line designed by Megan Renee Smith.

Ji Won(ジウォン):オクラホマ州・ムーア
6歳で韓国からアメリカに移住した経験から、韓国とアメリカの融合を意識したデザインを作り出しているデザイナー。アディダスとコラボしたこともあるそうです。

Ji Won Choi
Fashion designer born in South Korea and raised in Oklahoma. She aims to highlight global cultures by bringing different...

Martha(マーサ):バージニア州・リッチモンド
2人の子供がいるママでもあるマーサ。ゴシップガールのセリーナを思わせる見た目の彼女が作るのはカラフルでキラキラなブランド「NEUBYRNE」。

Neubyrne
Fabulous clothing for the ultimate IT girl- NEUBYRNE.

Sander(サンダー):ベルギー・ハッセルト
ハンバーガーショップでアルバイトをしながら立ち上げたブランド「Sander Bos」は独特なデザインでヨーロッパに広がっています。

Sander Bos
Sander Bos is a Belgian fashion brand that audaciously reflects the ever evolving, universal society. Through designs, t...

Rinat(リナト):イスラエル・ ガン ヤブネ
曽祖父がテイラーだったことからこの道を目指し、アメリカへ。彼女のブランド「RINAT BRODACH」はジェンダーフリーなデザインが特徴です。

Online Shopping | Rinat Brodach
RINAT BRODACH is a contemporary streetwear fashion brand designed and sustainably made in NYC. Our mission is to create ...

Jonny(ジョニー): カリフォルニア州・ロサンゼルス
サーカスの仕事をしながら縫製を独学で学び、ブランド「SKINGRAFT」を立ち上げました。レザーを使うのが特徴のデザインで、有名人にも多数着用されています。

Jonny Cota Studio
Jonny Cota is an American fashion designer and winner of 2020’s Making The Cut on Amazon Prime Video. Following his win,...

Troy(トロイ):ニューヨーク州
パーソンズ美術大学の教授でありながら、ブランド「TROY ARNOLD」を展開。小さい頃は母子家庭で貧しく、母親が家政婦をしている裕福なお家の子のお下がりの服をもらっていました。その経験からデザインの道に進んだそうです。

T R O Y A R N O L D
clothes/ fashion/ design

Josh(ジョッシュ):オハイオ州・コロンバス
タトゥーが印象的なジョッシュ。生地に詳しく、中国のブランドBABYGHOSTの立ち上げにも関わりました。

Will(ウィル):オハイオ州・パリス 
ウィルもタトゥーが印象的です。そうそうたる審査員にデザインを見てもらえるということでショーの度に涙しているのが印象的です。

Jasmine(ジャスミン): マレーシア・クアラルンプール
フリーサイズでどんなサイズの人でも着られるデザインを特徴としたブランドを立ち上げています。

以上12名。

審査員

NAOMI CAMPBELL(ナオミ・キャンベル)
言わずと知れたスーパーモデル兼女優。日本でも有名ですよね。

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NICOLE RICHIE(ニコール・リッチー)
こちらも有名な女優。ハウス・オブ・ハーロウの代表でもあります。

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CARINE ROITFELD(カリーヌ・ロワトフェルド)
有名なVOGUE(ヴォーグ)の編集長を長年務めたファッション界では有名な方です。

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JOSEPH ALTUZARRA(ジョセフ・アルチュザラ)
マーク ジェイコブスやジバンシィでキャリアを積み、自身のブランド「アルチュザラ」を立ち上げました。

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CHIARA FERRAGNI(キアラ・フェラー二)
フォーブス誌が選ぶ世界一有名なインフルエンサーで、1700万人以上のフォロワーがいるキアラはエピソード5に審査員として参加しました。

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エピソード1

MAKING THE CUTではデザインを競うため、生地の裁断までした状態で縫い方などの仕様書をつけてプロに縫製してもらいます。デザイナーには縫製が苦手な方もいるので、その点のハンデをなくした形ですね。

課題・ショー会場

エピソード1の冒頭で、NYに集められたデザイナーたち。NYで撮影が行われるのかと思いきや、そのままフランスのパリに向かいます。

エピソード1の課題は、実用的スタイルとランウェイスタイルの2点を製作すること。それぞれが自分らしさを表現した作品を仕上げていきます。

ショーの会場はエッフェル塔のふもと。夜のライトアップした幻想的なエッフェル塔をバックに行うファッションショー、とっても素敵です!

優勝者

エピソード1の優勝者は、エスター!

審査員全員が両方のデザインを絶賛!特にランウェイスタイルの方は素人目に見ても素敵で圧巻でした。

エスターの作品は手が込んでいて縫製の詳細を説明することが難しいため、指示通りの縫製がされずに届いてしまいました。本番まで後2時間という状態で、デザインを変更して自分で作り直したのですが、それを感じさせない出来だと称賛されていました。

優勝作品はAmazonで販売されるのですが、こちらの作品はどのサイズもすでに売り切れ!意外とリーズナブルなのが驚きでした。

脱落者

脱落者はジャスミン。

透ける素材のみで作ったので、シースルーすぎて全てが見えていたので売り物にならないとのことでした。確かにそれは着られないですよね。。。

誰でも着られるフリーサイズのコンセプトは評価されたのですが、それが伝わりにくかったのも敗因でした。

エピソード2

課題・ショー会場

エピソード2の課題は、オートクチュールと実用的なスタイルの2点を作成すること。

ショーはルーブル宮の一角にある装飾芸術美術館で行われました。ヨーロッパらしくてとっても素敵な空間です。

出典:https://madparis.fr

優勝者

エピソード2の優勝もエスター!2回連続の優勝です。

ヘアスタイル・メイクからトータルコーディネートまで全審査員が大絶賛!ウエストがタイトなデザインで、シルエットがすごく綺麗でした。

Amazonで販売されている実用的デザイン、すでにあと数点という状態です!

エピソード2のショーではAmazonの担当者が来ていて、どうしてもジウォンの服をアマゾンで販売したいと。ジウォンはエピソード1でも優勝候補でした。

優勝ではありませんでしたが、ジウォンが製作したこちらの服も販売されることになりました!ジウォンの作品も残りがかなり少なくなってきています。

メーガンの作品も蜘蛛の巣のようなステッチが素敵で、審査員の評価がとても高かったのですが、近くで見ると細部がいまいちだということで優勝は逃してしまいました。

脱落者

エピソード2の脱落者はマーサ。

エピソード1のショーでは首の皮1枚で繋がったという感じで今回での挽回を期待されましたが、安全ピンで止めただけの縫製していない服で勝負し脱落となってしまいました。

毎回脱落者が出るので、デザイナー同士ライバルになるわけですが、意外とギスギスした様子がなく、切磋琢磨しあったり励ましあったりと、気持ちよく見られます!デザイナーの方々の人間性も魅力的ですしファッションショーが毎回とても素敵なので、MAKING THE CUT、引き続き見ていきたいと思います。

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その他の放送回についてもまとめています。

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