6歳の娘がナンプレに初めてチャレンジしました。集中力や論理的思考力などを鍛えるのにぴったりのナンプレですが、小さい子には難しい印象もありますよね。ルールの理解から6歳の子が自分で考えてどれくらい解けるかについて書いています。今回はいきなり9×9マスにチャレンジしましたが、小さい子向けの簡単なものから始められる本もあるので、ぜひ遊びの中に取り入れられてみてはいかがでしょうか。
ナンプレ(数独)
ナンプレ(数独)は、3×3のプロックに区切られた9×9のマスに1〜9までの数字を入れるパズルです。子供の頃にやった方や大人になってから暇つぶしにやられている方も多いのではないでしょうか。
難しそうに見えますが、ルールがシンプルなので意外にも子供でも知育パズルとして楽しむことができます。
名門校を特集しているBSテレ東の「THE名門校」、TBS系の『情熱大陸』、フジテレビ系の『全力教室』などで特集された宮本算数教室でも、小学1年生から3年生はひたすら算数パズルを解くという場面が紹介されていました。宮本算数教室は、開成・麻布・筑駒・桜蔭といった最難関中学校に生徒の80%以上が進学する実績を持つ有名な算数塾です。算数パズルを解くことで、集中力・粘り強さ・演算力・判断力・思考力等を養う訓練をされているそうです。
宮本計算教室の計算パズルと数独は完全にイコールではありませんが、自宅で楽しみながらこれらの力を養うことができる遊びとしてナンプレは取り入れやすいのではないでしょうか。
6歳の娘とナンプレ
長い3週間の春休み、お友達と公園などで遊んだりもするものの、下の子のお昼寝に合わせて家に帰らねばならず暇になる娘。スマイルゼミ・ピアノの練習・英語の予習復習・粘土工作・お絵かき・文通のお手紙書きなどなど色々としているものの、マンネリ化の様子も見られてきました。
そんな時100円ショップでナンプレを発見。子供の頃ナンプレ大好きだったなぁと懐かしく思いつつ娘に「やってみる?」と聞いたところ、興味を持った様子だったので試しに買ってみました。
ナンプレに初チャレンジ
娘がチャレンジしたナンプレ
今回購入したのが、ダイソーで売っていたナンプレで一番簡単な初級編。初級編とは言え、子供向けではないのでしっかり9×9マスあります。
6歳でどの程度解けるか?
1問目はルールを理解するために、縦・横・四角内で1〜9が1つずつあるというルール、どういうところから始めると解きやすいか、メモの仕方などを教えながら一緒に解きました。途中からは候補の数字が2つに絞れると周りの数字から判断ができるようになりました。
2問目と3問目は、娘に「どこから始めたらいいかな」と聞きながら娘主導で解きました。かなり自分でわかってきている様子ですが完全に1人で解くのはまだ無理で、ヒントを出しながら解きました。
4問目を解く頃にはだいぶ自分で手順を理解できてきたので、間違ったときだけ指摘してあげると自力で解けました。
3日目、初めてナンプレにチャレンジして10問目でとうとう1人で解き着ることができました。
難しくてすぐに辞めてしまうかと思いましたが、意外にも楽しかったようで積極的に自分から解いています。まだ問題によってはサポートが必要なものもありますが、縦・横・四角の中を同時に見てスッと数字が入れられるのには驚きました。
初めての子におすすめのナンプレ
今回年長の娘が初めてナンプレにチャレンジしてみて、やはりいきなり9×9マスを1人でするのは難しい様子でした。初めてチャレンジする子向けに4×4マスの簡単なものから徐々に練習できる本が出ています。
例えば「小学生のナンプレ(1・2・3年)」では、4×4マスから始めて、6×6マス、9×9マスと徐々に難しい問題にチャレンジできるようになっています。
「初級!!小学生の数独1・2・3年」も、4×4マスから始めて9×9マスにチャレンジできるようになっています。
初めてでも4×4マスなら簡単に解けるので、苦手意識を持たずに楽しく解けるようになるのではないでしょうか。
宮本算数教室の宮本先生が出版されている算数パズルの本も面白いです。入門編なら年長さんでも解けるような問題が収録されています。
まとめ
6歳の娘が初めてナンプレにチャレンジした時の様子についてご紹介しました。
ルール自体は1問目で十分理解することができ、サポートしながらやると4問目くらいには自力である程度解けるようになりました。初日に4問チャレンジした段階では、間違ったところを指摘する程度のサポートは必要なものの、9×9マスのナンプレをほぼ自力で解けるようになりました。
1つ間違ってしまうとその先がうまくいかないので初日に完全に1人で解くことは難しかったですが、6歳でも意外にルールの理解は早く、完全に自力で解ける日も近いのではと思います。解けた時の達成感があるようで、積極的に解いていました。
最初から難しいものにチャレンジして苦手意識を持ってしまってはもったいないので、4×4マスの簡単なものから楽しみながら進めるのも良いですね。
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