ニューヨークの小学校に入る際、指定の書式で健康診断を受ける必要があります。もちろん現地の病院でも良いのですが、我が家はジャパニーズメディカルケアという日本語に対応している病院で受診しました。現地の病院だとどう予約を取るか分からないなど不安になりますが、日本語対応なので安心して受診できました。
NYC公立小学校への編入と健康診断
日本では小学校入学の時に必要となる就学前検診ですが、ニューヨークでは編入の際などにもニューヨークの病院で健康診断を受ける必要があります。
一般的な健康診断に加え、編入に必要となるワクチン接種が全て完了しているかも確認し、不足しているものがあれば接種します。
結果はSchool Formと呼ばれる書式に記入してもらいますが、学校によって指定のものがある場合もあるので、事前に確認してから予約すると良いですね。特に日本から行く場合、鉛の検査は受けたことがない人がほとんどかと思いますが、ニューヨークでは子供の頃から鉛の検査があるため、その必要性についても事前に学校に確認しておく必要があります。
ジャパニーズメディカルケア
ジャパニーズメディカルケアは日本語に対応している病院で、マンハッタンではグランドセントラル駅から徒歩3分の場所にあります。編入時の健康診断にも対応していて、全て日本語でやりとりできるので安心して受診することができます。
我が家が予約した際は、「必要なワクチン接種が完了しているかを調べるために1週間ほどかかるので余裕を持って予約してください」と言われました。学校への提出期限は緩い印象ですが、学校にいつまでに結果を提出すれば良いか確認しておくと安心です。
ジャパニーズメディカルケアで健康診断を受けました
予約
事前にメールで病院宛に以下の情報を送ります。
- 子供の名前と生年月日
- 保護者の名前と電話番号
- 母子手帳の表紙（氏名記載欄）とワクチン接種記録のページの写真かPDF
- 学校のSchool Form
以上を送ると病院から電話で連絡があります。その際に不足しているワクチンがあれば伝えられ、保険の仕様の有無や支払い方法を指定します。また、予約もこの時確定します。
予約が決まると、クレジットカードの登録フォームや問診票など記入が必要な書類が電子で送られてくるので、記入して電子的に送付します。
当日の様子
当日、同意書に記入をして電子的に送付しておきます。病院には予約時間の15分前までに行きます。グランドセントラル駅からすぐのところにあるのですが、少しわかりにくいので事前に地図で確認しておくと良いと思います。
持ち物は母子手帳とSchool Formです。うちは予約した段階でまだ学校にRegistrationに行っておらず電子的に書類をもらっていましたが、プリンターが家になかったので病院に相談したところ、電子的に送ったものを印刷してくださいました。本来は学校で紙媒体のものを受け取っていくことになります。
病院ではまず、身長・体重、血圧・脈拍、聴力検査、視力検査、問診などを行いました。視力検査がアルファベットだったので読めるようにしておくと安心ですが、できなくても絵で検査してもらえるそうです。
一通り健康診断が終わったら、足りないワクチンを接種しました。
人がたくさんいるわけではないのですが、先生が少なかったこともあり、待ち時間も含めて約1時間半くらいかかりました。最後に記入したSchool Formとワクチンの接種記録を受け取り完了です。
料金は事前に登録したクレジットカードから引き落とされ、翌日明細書が電子的に送られてきました。健康診断自体は300ドルくらいと書かれていましたが、ワクチンなど諸々で合計700ドル超でした。なかなかの金額に驚きでしたが、これで無事小学校に必要な書類が揃いました。
ニューヨークの公立小学校の編入に必要な準備については以下に書いています。
また、編入手続きをした時のことは以下に書いています。どちらも流れがわかっていればもっと楽だったのになと思うことが多かったので、参考になれば幸いです。
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