アメリカでは病院やクリニックだけでなく、薬局でもワクチン接種ができます。様々な種類のワクチンを接種することができるのですが、今回はインフルエンザワクチンについて書きたいと思います。
薬局でのインフルエンザワクチン接種
今回我が家は日用品を買うのでもお世話になっている薬局CVSでワクチン接種を受けることにしました。
料金
駐在などで該当の保険でない場合は40ドルくらいの料金がかかりますが、アメリカの健康保険に入っているとほとんどの場合無料でワクチン接種が受けられます。
さらには薬局の割引券がもらえたりととてもお得です。
予約
事前にインターネットで予約をします。最初にコロナの症状がないか、近くにコロナになった人はいなかったかなどの質問に答えます。
次に生年月日を入れます。2歳以下の子は通常の薬局では接種できないそうで、2歳の息子の登録をした時は、ここで薬局内にクリニックがある薬局の候補が出てきました。
3歳以上だとこのまま登録画面を進め、接種したいワクチンの種類を選びます。今回はFluを選択しました。
他にも色々な種類のワクチンを接種することができます。薬局ならたくさんの場所にあるので、ワクチン接種のハードルが下がりますね。アメリカでのコロナのワクチン接種が早かった理由の1つにもなっているのでしょうね。
次に自分の住居の郵便番号を入れると、近くの薬局が表示されます。便利な機能です!
そこで接種を受けたい薬局を選択し、先2週間以内の中から空いている日時を登録します。日本では早めに予約を取らないとあっという間に予約枠が埋まってしまいますが、いろいろな場所で接種できることもあってか、翌日でも2週間先でも多くの予約枠が空いていました。
予約枠を選択すると、最後に人種を入力する画面が出てきます。様々な書類で人種を選択することがあり、多民族国家ならではだなぁと毎回思います。
これで予約完了です。この手軽さはとてもありがたいです!
実際に接種するのは少しあとなので、接種したらまた追記したいと思います。
2歳以下の子のワクチン接種
1歳半以上3歳未満の子は通常の薬局ではなく、薬局内にクリニックが併設されているところで接種が受けられます。クリニックといっても小さな部屋が2つほどあるような簡易的なものですが、医師がいて、ワクチンだけでなく診察もしてもらえます。
予約
事前に該当の薬局内クリニックに予約をします。こちらも薬局ほどではないものの、予約枠が結構空いていて取りやすかったです。
当日の様子
当日予約時間の15分前に薬局内のクリニックに行き、端末に予約番号を入力してCheck-inをします。
気軽に考えていたのですが、コロナや既往歴・アレルギーなどに関する基本的質問をはじめとして、保険のことやカルテに残す情報のことなどかなりの分量の英語で聞かれます。1台しか機械がなかったので、後ろに人が並んでいたら焦ってしまいそうです。
ここで支払いに使うクレジットカード情報も登録します。
ワクチン接種
チェックインしたら待合の席で待ちます。順番が来ると呼ばれるので診察室に入ります。
問診を受けて、ID(パスポートなど)を見せて確認した後、ワクチンを打ちます。「痛いよ!」と泣きそうになっていた息子ですが、子供の扱いに慣れている先生で「ほらみて!かわいいシールだよ〜」と言いながらシールを貼ってくれ、泣かずに接種完了できました。たくさん先生に褒めてもらい、満足げな息子でした。
その場で先程登録したカードで精算をしてくれ、レシートと接種記録がもらえます。2歳の息子は42ドルでした。
驚いたのは子供もワクチン1回接種で良いこと。生後9ヶ月以内の子で初めて打つ子だけ2回接種しますが、それ以外は1回なのだそうです。2回接種だと思っていたので早めに接種してしまいました。。。ワクチンの効力がもちますように。
まとめ
簡単に予約ができ、予約も確保しやすい薬局でのインフルエンザワクチン接種。ぜひ日本にも導入されて欲しいなと思った制度でした。
現地で受ける場合、結構な分量の英語を読んだり英語で問診を受けたりする必要があるので、不安な場合は、料金は高くなってしまいますが日本語対応の病院で接種を受けるのも良いかなと思います。
日本語対応の病院で、小学校編入のための健康診断とワクチン接種を受けた時のことについて書いています。全て日本語対応なので不安なく受診できます。
日本だと注射の後は専用のテープを貼られますが、ニューヨークでは絆創膏を貼られました。密着度緩めなので「これでいいのかな」と心配になりましたが、子供達は可愛いと喜んでしました。
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