【ニューヨークのコロナ事情】小学校で定期的にコロナの検査

ニューヨークではいたる所でコロナの検査をしていますが、先日小学校にRegistrationに行った際に小学校でも定期的にランダムにコロナの検査をしていることを知りました。感染者数が多いのはコロナの検査に対する積極性の違いにもあることに驚きました。

ニューヨークとコロナ

昨年の3〜4月にはコロナ感染者が爆発的に増え、死者も多く出たニューヨーク。現在はだいぶ落ち着いていて街中も屋外はマスクなしで過ごしている方も多いです。

とはいえまだ毎日平均1,000人以上の陽性者が出ています。とても陽性者が多いように見えますが、陽性率でいうと10月5日時点で1.76%で、同日の東京（1.8%）と同程度のようです。

ニューヨークでは街中で無料でコロナの検査を受けることができ、大学などでも定期的に生徒に連絡が来て、検査を受けるようなシステムになっています。同程度の陽性率なのに陽性者数に大きな開きがあるのは、日本とは検査数自体が異なるというのもあるようです。

無料の検査場はいつもある程度の人がいて、みんなのコロナ検査に対するハードルがとても低いように感じます。日本にいるときはなかなか検査対象にならないなどの話も聞きますが、万が一コロナだった場合周りに与える影響を考えると積極的に検査を受けられない方も多い印象でした。考え方の違いが面白いなと思います。

小学生では12歳を除いてまだコロナのワクチン接種を受けることはできません。登校の際は日本同様マスクの着用が必須となっていますが、娘曰く実際学校内でのマスクの着用についてはあまり厳しくないそうです。

小学校のRegistrationに行った際に一番驚いたのが、コロナ検査に対する同意書があったことです。小学校でも2ヶ月に1回、10人に1人が検査対象となり、ランダムにコロナの検査を受けるんだそうです。それに対する同意書に親が署名します。

鼻ぬぐいテスト定期的にはかわいそうだなと思い、「これはどれくらいの人が署名しているんですか」と聞いたところ、「外部での検査を約束している数名を除いて全員が署名している」とのことでした。確かにみんなで安全を確保するためですよね。我が家も同意書に署名してきました。

去年は毎回学校で複数の陽性者が出て、何ヶ月もオンライン授業が続いたそうです。身近なお友達もすでにコロナ経験者だったり、日本より身近にコロナがある印象です。でもこれだけ定期的に検査をしていたら日本の学校でももっと陽性者が出ているかもしれませんね。。。

安心なような、自分の子が対象になったら心配なような、日本とは違う驚きのシステムでした。