【妊娠中トラブルの経験談】出血・切迫流産・切迫早産・前置胎盤

出産・育児・教育

第二子妊娠中は驚くほど次々とトラブルが続きました。初期の出血から始まり切迫流産や切迫早産、自分がなって初めて知った前置胎盤、と気の休まる時がありませんでした。医師の診断書により往復3時間の通勤をやめ在宅勤務をさせていただいたことについても書いています。

妊娠初期の出血

妊娠がわかるより前、生理より少し遅れたくらいから出血がありました。ただ、量の増減がなく1週間を超えてもだらだらと続いたのでおかしいなと思い、妊娠を疑い検査をしたところ陽性反応が出ました。

とは言え出血が続いていたのでダメかなと思っていましたが、8週まで待ち産婦人科を受診したところ胎嚢が確認できました。その後も量は減ったものの出血が続いていました。

切迫流産

切迫流産とは、文字の通り、流産が差し迫った状態をいい、少量の出血や腹部の張り・痛みなど症状はありますが、まだ正常妊娠への回復が可能な状態です。(メディカルノートより)

胎児の心拍が確認された後も出血は続いていました。

当時片道1時間半の通勤をしていて心配がありましたが、通勤はしても良いということで仕事を続けていました。

しかし10週目くらいのある休日、いきなり生理2日目以上の大量出血をしてしまいました。救急外来を受診し、胎児の状態を確認してもらい胎児には問題ないと診断されました。ここで通勤のことを相談したのですが、「この時期は何をしてもダメな時はダメだから」と言われてしまいました。事実ですし仕方ないのかもしれませんが、ショックでした。。。

その後通常通り通勤していたところ、2日後に会社で再び大量出血をしてしまいました。青ざめて、上司に状況を報告して早退させていただき、再び病院を受診しました。

その時診察していただいた先生は、「1時間半の通勤はしない方が良いだろう」ということで診断書を書いてくださいました。

診断書をもとに上司や産業医の先生と相談して、在宅で仕事をさせていただくことになりました。毎日不安ではありましたが、往復3時間の通勤がなくなったことは大変ありがたかったです。

1人目の先生の判断からたった2日で通勤をやめた方が良いという診断になったように、先生によって判断が違うこともあるので、心配な時は複数の先生に相談するのも良いのではないかと思います。

在宅で仕事をできるようになってからは大量出血することはなくなりましたが、少量の出血は続いていました。

病院を受診するたびに診断結果を元に上司と産業医と相談し、在宅の必要性を判断していただいていました。

切迫早産

切迫早産とは、22週以降で早産が切迫した状態のことを指します。(メディカルノート)

少量の出血が続いたまま22週を迎え、切迫早産と診断名が変わりました。

切迫度合いによっては入院ということになりますが、私の場合は軽度だったこともあり自宅で様子を見ていました。ここでも引き続き在宅勤務を続けていました。

コウノドリ1巻でも切迫早産についてのお話がありましたね。

ここまでくると少量の出血には慣れっこになってしまっている感はありましたが、何かあると怖いので常にできるだけ動かずに過ごしていました。

前置胎盤

前置胎盤とは、通常子宮の高い位置に作られる胎盤が子宮の出口や辺縁にかかる位置に作られている状態のことを言います。出産する時に出口を胎盤で塞がれ赤ちゃんが出てこられないため、帝王切開での分娩になります。

前置胎盤で怖いのが、子宮が収縮したりすることで胎盤の一部が剥がれることにより起こる出血です。胎盤剥離により緊急手術が必要になることもありますし、帝王切開の予定日より早く陣痛がきた場合なども危険になります。

前置胎盤についてもコウノドリでお話がありました。あまり知らない方も多いですが、妊婦にとってとても危険なものです。

私は23週で辺縁前置胎盤と診断されました。切迫早産もある中での辺縁前置胎盤。次から次へのトラブルにいろいろ検索して日々心配と隣り合わせでした。

28週くらいで切迫早産の出血が止まりましたが、前置胎盤の診断のためできるだけ衝撃を与えないように動かないようにしていました。

32週の時に正常分娩可能かどうかを正確に判断するためにMRIを受けて確認されました。大きなお腹で上向きに寝て呼吸を止めてじっとしなくてはならないので、大変な検査でした。その結果、ギリギリ前置胎盤ではないと正常分娩が可能になりました。

お腹かが大きくなるにつれて胎盤の位置がずれて子宮口から離れていくこともあるそうで、とりあえず一安心となりました。

入院される方に比べれば軽い方だったのだと思いますが、妊娠初期から後期まで次から次へとトラブルが続き心配な毎日を過ごしました。

一番感じたのは、自分が危ないと感じたらセカンドオピニオンを求めるのも1つの選択肢だということでした。あのまま通勤していたらもしかしたらダメになっていたかもしれないと、今でも診断書を出してくださった先生と在宅勤務を認めてくださった上司に感謝しています。

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