つくば駅の近くに昔の民家を見学できる場所があります。200年前の家を移築したそうで、かまど、囲炉裏、茶室など珍しいものををみることができます。
基本情報
場所
茨城県つくば市吾妻2丁目7番地5
つくばエクスプレスのつくば駅から徒歩約5分で、近くにはエキスポセンターもあります。
入園料
無料
利用時間・休園
午前9時30分から午後4時30分まで
毎週水曜日、年末年始(12月28日から1月4日まで)は休園
古民家の様子
中央公園の池のそばにひっそりと入り口があります。これは知らない人は気づかないかもしれませんね。
門の先には広い庭と茅葺き屋根の主屋に続く道があります。春には桜も咲くそうです!
主屋は、約200年前の江戸時代後期頃に建てられたと推定されるこの地方の典型的な農家建築を移築したものです。
家の入り口で、スタッフの方が迎えてくださいました。中は自由に見て良いそうで、分からないことがあれば教えていただけます。
土間・かまど
土間は昔の農家で重要な作業空間だったそうです。確かに昔の家ではよく見ましたが今はあまり見かけることはありませんね。
土間にはかまどがある炊事場もあります。
かまどの近くには藁と木の枝が積まれていて、今でも毎朝こちらのかまどに火を起こして、お客さんに振る舞う麦茶を沸かされているそうです。朝10時くらいまでに行けばその様子が見られるとおっしゃっていました。娘は火がついているところを見てみたいと言っていたので、また早い時間にお邪魔できたらいいなと考えています。
土間にある椅子に座って、麦茶をいただきました。暑い日だったので大変ありがたかったです!
茶室
茶室ではお茶会などのイベントも行われます。今年は新型コロナの影響で開催できるかは不明だそうですが、開催されれば一般の方にもお茶が振る舞われるそうです。
囲炉裏
座敷には囲炉裏もあります。新型コロナウイルスの感染拡大防止対策で、現在は座敷や茶室にあがることができず残念でしたが、外から見られ子供たちは興味津々でした。
イベント
イベントなどに団体利用もできるそうで、餅つきなどが行われるそうです。
また、毎年2月中旬から3月3日までの間、ひな飾りの展示が行われます。市民の方から寄贈されたひな飾りで、大正から昭和初期に流行した「御殿飾り(ごてんかざり)」というお内裏様とお雛様が御殿の中に納められている特徴的なものだそうです。
下の写真は実物ではありませんが、御殿飾りはこんな感じのものです。子供が喜びそうです!
現在は色々なイベントが自粛されているそうですが、また再開されたら伺ってみたいと思います。
近くにはエキスポセンター、中央公園、図書館など子供が楽しめる施設がたくさんあるので、合わせて昔の民家を見学させていただくのもいいですね。
柏にはさくら民家園にある民家と同じくらいの時期に建てられた大邸宅「旧吉田家住宅」もあります。
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