You Tubeで話題の「ただよび」の英語。受験はもちろん、基本を見直したいという方にも見られているのではないでしょうか。わかりやすい説明で勉強になるのですが、パターンプラクティスをするには例文がまとまっていると便利だなと思い備忘録を兼ねてまとめています。
ただよび
完全無料で受けられるオンライン大学受験予備校として話題の「ただよび」。
ただよびの英語は、TOEIC満点80回以上の予備校講師「もりてつ」こと森田鉄也さんが教えられています。文法についてCD付きで学べる本も執筆されています。
ただよびの各放送回で紹介された例文や文法書をもとにした内容について、以下にまとめています。
分詞
分詞は動詞や形容詞の役割をします。
第33講:名詞を修飾する分詞
以下の文では分詞arrivingがguestsを修飾する形容詞のような働きをしています。
・John welcomed the arriving guests.
以下の例文のarrivingのような…ingの形の分詞は現在分詞と呼ばれ、能動的な意味になります。一方、brokenのようなものは過去分詞と呼ばれ、受動的な意味になります。
・an arriving guest → guestがarriveした(現在分詞→能動)
・a broken window → windowがbreakされた(過去分詞→受動)
・I saw some smiling people.(現在分詞→能動)
・Jane sent a written message.(過去分詞→受動)
分詞も通常の形容詞同様、2語以上になる時は名詞を後ろから修飾します。この場合も現在分詞が能動で過去分詞が受動であるという点については変わりません。
・John welcomed the guests arriving at the wedding.(現在分詞→能動)
・John fixed the window broken by Ken.(過去分詞→受動)
・There were many people smiling at the baby.(現在分詞→能動)
・Jane got a message written by Ken.(過去分詞→受動)
第34講:感情を表す分詞
感情を表す分詞には以下のようなものがあります。
・surprise, amaze
・interest
・excite, thrill
・tire, exhaust
・annoy, irritate
過去分詞(受動)の形をとる分詞
感情を受け取る人が主語の場合は、受け身の過去分詞になります。考え方としては、自分で驚くことはなく何かに驚かされるので、感情を表す分詞は受け身の過去分詞になるといったイメージです。
・Ken was surprised at the results.
・Ke was excited by the game.
・I was interested in the TV show.
・I was tired from the meeting.
・I was tired of the meeting.
・I was annoyed by the weather.
現在分詞(能動)の形をとる分詞
感情を与える原因が主語の場合は…ing(現在分詞)になります。
・The results were surprising.
・The baseball game was very exciting.
・The TV show was interesting.
・The meeting was tiring.
・The weather was annoying.
基本的に人が主語の場合は過去分詞(受動)の形になりますが、稀に人が原因となって主語になっている場合があります。その場合は現在分詞(能動)の形になります。
・John was annoyed. (感情を受ける人がJohnなので「ジョンはイライラした」)
・John was annoying. (Johnが原因なので「ジョンにイライラする」)
・Ken was amazed.(感情を受ける人がKenなので「ケンは驚いた」)
・Ken was amazing.(Kenが原因なので「ケンに驚かされる、すごい」)
分詞構文
第35〜37講:分詞構文
分詞が副詞的に用いられることがあります。以下の文の「Entering the room」「Seeing John」の部分のように、副詞的に文の情報を補足する分詞を「分詞構文」と言います。
・Entering the room, I saw John.
・Seeing John, I became happy.
基本的に、主節の主語が分詞構文の意味上の主語になります。そのため、上記だとI αm entering roomの意味合いなので、分詞構文は「Entering the room」となります。
一方下のような場合は、the island is seen from the skyなので、分詞構文は「Seen from the sky」になります。
・Seen from the sky, the island looks like a dog.
・Born in New Zealand, Ken is a great rugby player.
以下のように、Beeingがない状態で形容詞から始まる分詞構文もあります。
・Unable to speak English, John was at a loss.
Notから始まる場合の例文は以下のようになります。
・Not knowing what to do, Ken went home.
・Not looking carefully, Ken got hit by a car.
過去の場合についての例は以下です。「Having+過去分詞」の形を使っています。
・Having finished his work, Kent went home.
・Having eaten too much, Ken got a stomachache.
過去について否定的な過去分詞にする場合、Having not finishedになりそうですが、「notは…ingの直前におく」というルールがあるため、以下のように「Not having+過去分詞」の形になります。
・Not having finished his work, Ken stayed at his office.
・Not having brought his wallet, Ken couldn’t buy a drink.
第38講:独立分詞構文
分詞構文の意味上の主語は主節の主語に一致するはずですが、以下のような場合は違います。独立分詞構文と呼ばれ、主節の主語・動詞から独立しているものです。
・Judging from the weather, the game might be canceled.
・Frankly speaking, you should quit your job.
・Speaking of John, I heard he got married last month.
・Considering the weather, the game might be canceled.
・Given the weather, the game might be canceled.
・Weather permitting, the game will be held.
第38講:付帯状況のwith
「with+名詞+過去分詞」などの形を取り、「名詞が過去分詞の状態で」という意味になります。
・Ken was sitting with his arms crossed.
・Ken was sitting with his arms folded.
・Ken was sitting with his legs crossed.
・Ken was sitting with his legs folded.
・Ken was sitting with his eyes closed.
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