【TeCOT】海外渡航で新型コロナウイルスの陰性証明書が必要な方をサポートするシステム

ニューヨーク駐在・英語

アメリカの入国にも必要になることが決まった新型コロナウイルスの陰性証明書。出国前の検査期間が短く検査要件が国ごとに微妙に異なることから、どこでいつどんな検査を受けたら良いか不安になってしまいますよね。その不安を解消すべく、昨年12月に厚生労働省と経済産業省が運営するTeCOTというシステムができました。

陰性証明書

新型コロナウイルスの変異種の出現により、色々な国で渡航時に陰性証明書の提示が必要となっています。アメリカでも1月26日から陰性証明書の提示が必要になります。

TeCOTとは

TeCOTは、「海外渡航者新型コロナウイルス検査センター(Testing Center for Overseas Travelers)」のことで、厚生労働省と経済産業省が運営しています。

https://www.tecot.go.jp

TeCOTでは渡航先の国ごとに規定された検査要件とそれに対応する検査ができる医療機関の情報を確認することができます。システムは24時間365日利用できます。

最新情報は各国のサイトで確認する必要がありますが、陰性証明は48〜72時間以内のものが必要になることが多いため、迅速に渡航先の国への入国に必要な検査の結果が得られる医療機関の予約ができるのはありがたいですね。

利用方法

必要事項を登録してIDを取得します。登録の具体的な方法はTeCOTのマニュアルにありますが、ビジネス目的かそれ以外かによって登録内容が異なります。

「ビジネス目的の渡航者とその同伴家族」に該当する方は「海外渡航者新型コロナウイルス 検査センター(TeCOT) ビジネス渡航者等向け 利用マニュアル」を、「ビジネス目的以外の渡航者」に該当する方は「海外渡航者新型コロナウイルス 検査センター(TeCOT) 一般渡航者等向け TeCOT 利用マニュアル」を見ると詳細を確認することができます。

IDを取得したらログインをして、検査予約をします。

陰性証明書を取得する上での注意点

TeCOTを利用するか否かに関わらず「判定保留」となり再検査が必要になる可能性があります。どの国も48時間以内や72時間以内など厳しい条件がありますが、出国が延期とならないように、検査期間内で余裕を持って検査を受けた方が良さそうです。

また考えたくないですが、「陰性」と判定されても偽陰性であったりその後陽性になるなどで、渡航先の国に入国できなる可能性もゼロではありません。

家を引き払って海外赴任する際など、万が一陽性が出たら荷物も手元にほとんど無い状態で住む場所も無くなってしまう可能性もありますよね。その辺りのことも事前に考えておく必要がありそうです。

海外赴任の事前準備

海外赴任に際して必要な準備や手続きをまとめています。

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