【海外駐在までの準備】必要な手続きのまとめ 

海外駐在の準備

海外赴任の帯同に向けて必要な手続きについてまとめていきたいと思います。新たなものがあれば適宜追記していきます。

パスポートの取得

まずは、海外に行くときに必ず必要なパスポート。赤ちゃんを含め海外に行く家族全員分揃える必要があります。

パスポートは申請してから受領まで、土曜・日曜・祝日・国民の休日・年末年始(12月29日から1月3日)を除いて6日かかります。渡航先によってはビザの申請にも有効なパスポートが必要なので、必ず早めに取得しましょう。

通常パスポートは残存期間が1年を切ると更新することが可能ですが、ビザの申請にパスポートの有効期間が必要な場合、特例として1年以上の残存期間があっても更新が認められることがあります。有効期間を残してのパスポート更新についてはこちらに書いています。

運転免許証の更新

駐在中に更新時期が来る場合は、出発前に更新する等いくつか更新方法がありますので、事前に更新のタイミングを検討しておきましょう。

国外運転免許証の取得

現地で免許を取得するまでの間一時的に必要となる国外運転免許証。こちらの有効期間は取得後1年間です。取得自体は簡単にできますので、渡航時期や渡航先の免許事情を把握した上で取得しておきましょう。

自動車(売却/保持)

車を手放すか保持しておくかも検討しましょう。車を売却する場合は、契約駐車場や自動車保険の解約も併せて手続きが必要ですね。

ビザの取得

渡航先によってはビザの取得が必要となります。取得に必要な書類を揃えたり、面接に行ったりと結構大変なので、早めに確認しておきましょう。

携帯電話の契約・解約

現地で携帯電話を使うにあたり、アメリカ放題やSIMフリーなどどういう方法が一番良いか検討しておくと安心です。赴任期間が長くない場合は、電話番号やメールアドレスの預かりサービスを利用するかも検討しておくといいですね。

持ち家の売却/賃貸

自宅が持ち家の場合、売却するか賃貸に出すか等を考える必要があります。手続きに時間を要しますので、メリット・デメリットを考慮して早めに検討を始めましょう。

自宅を売却したものの、その後新型コロナウイルスの流行などで色々大変な思いをしたことから、自宅は売却せずに維持しておいたり海外から帰国した際にすぐ住めるように持ち家の購入を検討しておくのも良いかもしれないと考えるようになりました。

クレジットカードの整理・解約

日本で生活しているとポイントがつくなどの理由で複数枚のクレジットカードを所有している方が多いかと思います。赴任先で使わないものや年会費が無駄にかかってしまうものなどは解約して整理しておきましょう。

海外に持っていくクレジットカードについても、請求書が郵送で来るものなどは実家などに住所を変更しておきましょう。

電気・ガス・水道の精算

1週間~数日前までに連絡し、引越し当日に精算をします。

インターネット・ケーブルテレビの解約

解約手続きの際にレンタル機器の返却が必要となるので、早めに連絡をしましょう。

NHKの解約

忘れがちなのがNHKの解約です。電話で解約したい旨を伝え、郵送されてくる解約申込書に記入して返送します。NHKのウェブサイトに連絡先が載っているので忘れずに手続きしましょう。

新聞・生協等宅配の解約

新聞、生協などの宅配、ウォーターサーバーなど契約しているものも解約します。ポイントが貯まるものについては、解約前に忘れずにポイントを利用しておきましょう。

郵便物の転送・住所変更

テーブルの上のパッケージ

郵便局に届け出をすれば国内への郵便物の自動転送はできます。しかし、海外への自動転送をすることはできません。選択肢としては以下の2つになるかと思います。

  1. 実家等に転送する
  2. 海外転送サービスを利用する

「1. 実家等に転送する」が一番現実的ですが、葉書など内容がわかってしまうものや、クレジットカードや銀行などからの情報も含まれるので、お互いに少しストレスになる可能性はあります。また、転送期間は1年間なので、1年以上海外にいかれる場合は大切な書類の住所はあらかじめ実家等に変更しておくようにしましょう。

実家等への転送はちょっと…という方は、「2. 海外転送サービスを利用する」という選択肢もあります。郵便物を保管・管理し、必要なものを転送してくれるというサービスを行っている会社もありますので、そちらを利用されてみるのも良いのではないでしょうか。

携帯電話の番号・メールアドレスの保管

日本で使っていた電話番号やメールアドレスを保管しておけるサービスがあります。保管しておくと帰国時などに面倒な作業を減らすことができます。保管しない場合は解約手続きが必要となります。

住民票と国外転出届・印鑑証明の抹消

1年以上海外に滞在する予定の場合は、現在住民票がある市区町村役所に「国外転出届(住民異動届)」を提出します。届出は2週間ほど前からできます。

転出届と同時に印鑑登録も抹消されます。自治体によってそれぞれ手続きが必要な場合もありますし、転出届を提出するだけで両方とも完了する場合もありますので、確認しておきましょう。

この手続きをすると印鑑登録書の発行もできなくなります。印鑑証明書は3ヶ月有効なので、家の売却や自動車の処分など印鑑証明を必要とする手続きができるよう、事前に必要な部数を取得しておきましょう。

厚生年金/国民年金

厚生年金/国民年金については、赴任先の国や妻が仕事を続けるかどうかによっても異なってきます。

税金(所得税・住民税・固定資産税)

会社に所属していれば特段変わった手続きが発生する可能性は低いですが、自宅を売却した場合など確定申告が必要な場合もあるので、念のため事前に確認しておくと安心ですね。

健康保険

健康保険も会社に所属している限りは会社が手続きをしてくれるので、個人での手続きが必要になることは少ないと思います。海外の場合は現地で高額な医療費がかかる場合もあるので、現地の保険への加入について事前に会社に確認しておきましょう。

以上、海外赴任に際して準備が必要なことをまとめました。国内転勤とは異なり準備がかなり多いので、早めに確認してできることか等準備したいですね!また何かありましたら追記します。

その他:海外赴任までに必要な準備全般・子供関連

海外赴任までに必要な準備については以下にまとめています。

海外赴任に際して子供関連で必要な手続きや準備については以下にまとめています。

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