【The Origami Holiday Tree】アメリカ自然史博物館の名物クリスマスツリー

ニューヨーク

アメリカ自然史博物館では毎年ホリデーシーズンになると折り紙のクリスマスツリーが展示されます。日本の伝統的文化とも言える折り紙を使った作品でデコレーションされた独創的なツリーは、一見の価値ありです。

アメリカ自然史博物館

ニューヨークで最も有名な博物館「アメリカ自然史博物館」では、子供の好奇心を広げてくれるような自然に関する展示がたくさんあります。子供と一緒に大人も楽しめる素晴らしい博物館です。

ニューヨークと折り紙

折り紙というと日本のものというイメージですが、ニューヨークに来てからも折り紙を目にすることがあります。

初めてニューヨークで折り紙を見たのは、ニューヨーク公共図書館のミュージアムショップでした。

図書館にちなんだお土産の中、アクセサリー売り場に折り鶴をモチーフにしたピアスやネックレスが置かれていました。

折り紙が大好きでよく折っている現地の方もいますし、ニューヨークの子供たちにも折り紙はとてもウケが良いです。

ただこちらでは折り紙があまり売られておらず、ネットショッピングでもなかなか日本のようなクオリティのものや可愛いものが売られていないません。日本から多めに持ってきておけばよかったなと思うものの1つです。

折り紙教室もいくつかあり、アメリカ自然史博物館でもOrigami USAという団体が、春と秋に折り紙のクラスを開いています。意外にもニューヨークの文化に折り紙が溶け込んでいて驚いています。

このOrigami USAの協力のもと、アメリカ自然史博物館で毎年ホリデーシーズンに折り紙でデコレーションされたツリーが飾られます。世界中のボランティアが参加していて、日本からも作品が送られてくるそうです。今年も展示が始まったとのことで見に行ってきました。

The Origami Holiday Tree

2021年11月24日から2022年1月9日まで展示されている「The Origami Holiday Tree」は、その名前の通り、折り紙で飾られたクリスマスツリーです。

1970年代に展示が始まり、今年で50周年を迎えました。今年は「Gems of the Museum(博物館の宝石)」をテーマとして、ゴールドの折り紙でおられた作品が50体含まれています。

この形の作品があるので探してねという遊び心も。

ツリーには凝った形をした折り紙の作品がぎっしりと飾られています。

自然史博物館にいる恐竜や動物を表したものだけでなく、飾り付けの星も全て折り紙でできています。

ゴールドの恐竜もいました!

ツリーの周りには巨大な作品もあります。

 紙でできた作品もこれだけ揃うと圧巻の存在感です!

日本の折り紙文化がニューヨークの有名な博物館の歴史ある特別展示になっていることに感慨深かったです。

アメリカ自然史博物館では現在、特別展示「The Butterfly Conservatory」も開催されていて、温室の中の自然に近い環境で様々な種類の蝶々が舞う様子を見ることができます。

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