ブライアントパーク内にあるニューヨーク公共図書館は、外観も内装も美しい図書館で、本を借りなくても建築を見ているだけで楽しめます。エレベーターも完備なので子供と一緒に行くことも可能です。
ニューヨーク公共図書館
世界屈指の規模を誇るニューヨーク公共図書館は、ニューヨーク市内に多数の分館を持つ私立図書館ですが、その本館はマンハッタンのブライアントパーク内にあります。
エントランス
5番街側にメインエントランスがあります。立派な見た目の建物はボザール様式で、その美しさに観光名所としても有名です。
セックス・アンド・ザ・シティでキャリーとビッグが結婚式を挙げようとしていた場所としても使われましたが、実際に貸切にして結婚式でも使えるそうです。
5番街の通り側は大きな階段がありスロープなどはありません。ベビーカーや車椅子などの方は42丁目の通り側に入り口があります。
こちらは長いスロープがあり、ベビーカーでも入館できるようになっています。
入り口ではセキュリティチェックをしていて、カバンの中身を確認されます。中をゆっくり見たかったのでベビーカーを置いておけるところはないかと聞いたのですが、エレベーターもあるのでそのまま持っていってくださいと言われました。
Grand Floor
建物は4階建てになっていて、メインエントランスは2階部分(ここでは1階がGrand floorなので1st floorが2階)になります。
こちらがGrand floor(1階)の廊下です。趣がある建物に素敵な装飾。図書館とは思えないです。
1st Floor
ちなみに一般の方が入るメインゲートでもしっかりとしたセキュリティチェックが行われています。
現在125周年を記念して「Polonsky Exhibition of The New York Public Library’s Treasures」という展示会が開かれていて、公共図書館のコレクションの中から特別なアイテムが展示されています。
事前にチケットを予約すれば無料で貴重なコレクションを見ることができます。
こちらは3階の廊下にあったライオン型の水が出てくるところなのですが、意外にも子供たちはこれに一番興味があったようです。
ライオンの水道の向かいにはライブラリーショップがあります。
絵本、図書館のグッズ、雑貨、装飾品、小物などが所狭しと並べられていて、とても楽しい空間になっています。
もうすぐクリスマスなので、ツリーに飾るオーナメントなども出ていました。
2nd Floor
3階でエレベーターを降りると目の前にあったのが、こちらの公衆電話。電話自体を見たことがあまりない子供たちの目には目新しかったようです。
ただの階段もとても趣があります。
3階部分から見るエントランス。細部まで美しく、とても人気がある建築というのも頷けます。
3rd Floor
4階では館内ツアーが行われていました。子連れだし英語も全部聞き取れる気がしませんが、すごく興味があります。
4階の奥に行くと素敵な空間が現れます。
こちらはリーディングルームになっていて、勉強をしたり調べ物をしたりする方以外は入れなくなっています。見学したい場合はツアーに参加すると中まで見ることができます。
私もですが、娘はこの中が一番見たかったようでがっかりしていました。。。ニューヨーク公共図書館の内部やバックヤードを見ることができるDVDもあり、こちらをみてみるのも面白そうです。
追記:後日ツアーに参加して内部を見てきました。圧巻の美しさで、一件の価値ありです!
Stavros Niarchos Foundation Library
図書館の斜向かいには本屋さんかと思うような綺麗な建物がありますが、こちらも公共図書館の一部です。
誰でも中に入れるものの、少し入ってみた感じいわゆる図書館という感じでとても静かで、下の子がうるさくなりそうだったので早々に退散しました。後で調べたら子供向けのフロアやパンを食べられるカフェもあるようです。またリベンジしてみたいなと思います!
ニューヨーク公共図書館の分館で図書館カードを作って本を借りた時のことについても書いています。マンハッタンは2km毎くらいに分館があって図書館へのアクセスのしやすさが抜群です!
8ブロックほど北に行ったところにあるセント・パトリック大聖堂もネオ・ゴシック様式の建築で外観・内部ともにとても美しい教会でおすすめです。
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