【The Butterfly Conservatory】アメリカ自然史博物館の特別展示

ニューヨーク

The Butterfly Conservatoryは、アメリカ自然史博物館で2021年11月20日から2022年5月29日まで開催されている特別展示です。温室の中の自然に近い環境で様々な種類の蝶々が舞う様子を見ることができます。

アメリカ自然史博物館

ニューヨークで最も有名な博物館「アメリカ自然史博物館」では、子供の好奇心を広げてくれるような自然に関する展示がたくさんあります。子供と一緒に大人も楽しめる素晴らしい博物館です。

The Butterfly Conservatory

2021年11月20日から始まったアメリカ自然史博物館の特別展示「The Butterfly Conservatory」に行ってきました。

予約

特別展示なのでMember(年パスホルダー)は無料、その他の方はチケット購入時にspecial exhibition(特別展示)が含まれるチケットの購入が必要です。ニューヨーク在住の方は任意の金額で博物館に入場できますが、特別展示に関しては他の方同様に追加でチケットの購入が必要になります。

特別展示は事前の時間予約が必要で、展示によって予約の時間枠が異なりますが、「The Butterfly Conservatory」は15分毎の予約枠です。時間枠が短いので遅れないように行きましょう。

場所

今回はセントラルパークウエスト沿いにある正面入口から入りました。正面入口から入ると巨大な恐竜の骨格標本が迎えてくれます。

今回は正面入口が混んでいませんでしたが、混んでいるときはWest 81street側の入り口が比較的空いていておすすめです。

正面入口から入館し、右に曲がるとCosmic Shopというお土産屋さんが見えるので、その手前を右に曲がってさらに突き当たりを左に曲がったところに「The Butterfly Conservatory」の入り口があります。

予約時間になったら入り口でQRコードを見せて入場します。

展示室内

入り口を入ってすぐのところには蝶々についての説明や標本が展示されていました。

「The Butterfly Conservatory」の名前の通り、中は約27度の温室になっていて、草花の間を蝶々が舞っています。ニューヨークでは12月になると5度前後の日も多いので、温室の中は別世界のように暖かかったです。

温室内には多くの数の蛹が展示されていました。

まさに今羽化している子もいました。

初めは羽化している様子を表している標本かと思ったのですが、おそらくここで羽化しているのだと思います。

タイ、ブラジル、ケニア、オーストラリアなどから来た様々な種類の蝶々を見ることができます。

草花が植えられている温室の中を蝶々が飛んでいたり草花に止まっていたり、自然に近い姿を観察できます。

葉っぱで休憩する蝶々。この青い種類の蝶々がたくさんいました。それぞれに少しずつ模様が違って面白いです。

置かれた果物にとまっている蝶々もいました。

以前日本で梨狩りに行った時に、落ちていた梨に止まって果汁を吸っている蝶々がいたのを思い出しました。蜜だけではなく、果物の果汁も吸うんですね!

見たことがない可愛らしい色の子もいました。

温室自体はあまり広くはないのですが、すぐ目の前をたくさんの蝶々が飛んでいるので、大人だけでなく子供たちも喜ぶと思います。

温室から出るときは係員の方に洋服に蝶々がついて出てきてしまっていないか確認してもらってから出ました。確かに一緒に出てきてしまうこともありそうですね。

綺麗な蝶々たちを見て楽しめる「The Butterfly Conservatory」は、2022年の5月29日まで開催されています。

1月9日までは折り紙でデコレーションされたクリスマスツリーも楽しめます。毎年恒例のアメリカ自然史博物館の名物ツリーですが、日本の文化がこんな有名なところで展示されていることに感動します。

2021年12月5日で終わってしまいますが、「The Nature of Color」に行った時のことについても書いています。

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